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起業報告/そして静岡移住

昨日、株式会社LiB(リブ)を退職し、
そして本日2021年9月1日、新たに会社を設立、起業したことをここにご報告させていただきます。僕の起業にかける想いを皆様にお伝えさせてください!

LiB退職については昨日投稿させて頂きました↓

起業背景(何故起業するのか)

昨日の投稿にも記載させて頂きましたが、3年前の2018年に自分のキャリア、人生に悩んだ際に下記を考えました。

・なぜ、自分はLiBに入社したのか?(原点回帰)
・自分が夢中になれるものって何?何がしたいの?
・今自分らしくいられているか?
・自分らしくいられる環境を構築できているか?

考えを整理した上で、
もともと就職活動をしたタイミングからいつかは自分で事業を起こしたいと考えていたこと(これは就活の面接でも話してました)
そして、本当の意味での0→1(0からの事業創り/0からの組織創り)を経験して、将来独立するためのステップアップとして創業当初のLiBに入社したこと
をまず今でも間違いがないことを認識しました。

そしてこれまでの自分の経験(CAN)が十分に活かせ、自分が夢中になれるものは何なのかを考えました。
自分の経験(CAN)は、これまで13年間やってきたHR支援、転職支援、キャリアコンサルティングです。
その上で、
・どんな企業の採用支援ができたら嬉しいのか。
・どんな人のどのような転職支援ができたら嬉しいのか。
・どんな事業であれば、ずっと飽きることなく夢中になれるのか。
を考えました。
また同時に、
・どのような事業であれば、社会への貢献に大きく繋がるか。
を考えました。

前職LiBでやってきた「女性」キャリア支援が夢中になれなかったわけでもなく、自分がやりたい領域であり、世の中を変えたい、変えるきっかけを作りたいと思ってこの7年間やってきました。
しかし、どうしても自分は男性であり、本当の意味で自分が原体験を持って語れないことに苦しい自分がいたのは事実です。

時間は有限であり、自分にとって大切な人やコトに向き合っていきたい。

と思い、真っ先に浮かんだのが、
・故郷である「静岡」をもっと盛り上げたい。
・僕が生まれ育った「静岡」に恩返しをしたい。
・「静岡」の企業を支援したい。
・自分と同じように、静岡で育って東京に出てきて、いつかは静岡に帰りたい、家族のもとに帰って仕事をしたいと思っている人の転職支援をしたい。
ということでした。

また、東京でHRで起業、独立といっても、すでに優秀な先輩方、素晴らしいHRTechの起業様がたくさんおり、自分ひとりでは全く差別化できない、
いち個人事業主で終わってしまう、
だったら自分の強い思いを持って差別化できる事業にしたいと思ったのも一つあります。

最後にどうしたら自分らしくいられるか?を考えたときに、
仕事だけではなく、家族を大事にしたいというものがありました。
起業は大変ですが、経営者として働く環境を自分自身でつくることができます。家族との時間を大事にできる環境を自分自身でつくりあげるためにも、起業して自分の会社を創ろうと決めました。
以上が、僕が起業を決断した理由になります。

2019年にこんな起業を決意したnoteも書きました。

事業内容(何をやるのか)

まず創業事業としては大きく2つですが、
①静岡特化型移住転職エージェント を立ち上げます。
 静岡県へのUターン、Iターンを希望している方のキャリア支援、移住支援
 東京で活躍している即戦力人材を採用したい静岡県内企業の採用支援
 をします。
②静岡県の企業の人事コンサルティング
 
採用を中心に自分自身がこれまで得た採用ノウハウを静岡の企業にインプットしていきます。

※備考※
東京都内への転職支援、東京都内の企業採用支援も引き続きやっていきます!
というのは、「いつか静岡へ帰りたい」と考えている方は、静岡に絞って転職活動される方は少なく、東京での転職も視野に入れながら良い会社があれば静岡に帰りたいと思われている方が多いのが事実です。
だからこそ、選択肢を狭めることなく、長期的なキャリア支援、移住支援ができればと考えています。

浜松スタートアップ

あまりまだ知られてはいませんが、実は静岡県内でも「浜松市」のスタートアップが盛り上がりつつあります!
浜松市は「浜松バレー構想」を掲げスタートアップ支援に積極的に取り組んでおり、その成果が認められ2020年7月に内閣府が発表した「スタートアップ・エコシステム グローバル拠点都市」に選定されています。

浜松には非常に魅力的なスタートアップが生まれています。
僕としても、浜松スタートアップを今後支援していき、良いサイクルを創っていきたいと考えています。

静岡への想い

何故僕がここまで静岡に強い思いがあるのか。
とにかく、静岡の人、街、自然が大好きなんですよね。
すぐ川もあれば海も山もあり、大好きなBBQやキャンプ、釣りをしようと思えば、いくらでもできます。
そして、昨年子供が産まれて、自分が生まれ育った自然に囲まれた環境で、育っていってほしいなという思いがさらに強まりました。

そんな素敵な環境ではあるのですが、残念なことに静岡県の人口は減少傾向であり、また、少子高齢化による経営者の後継者不足により地域経済を支える企業が少しずつ減り、地域経済の縮小が加速しようとしています。
特に静岡市は、政令指定都市であるのにも関わらず人口70万人以下(最も少ない)、かつ人口減少は政令指定都市(20市)の中で2番に大きい状況です。

一方で静岡出身で東京に出てきており、静岡に帰って活躍したいという社会人も少なからずいるのですが、
静岡企業の採用ニーズが顕在化していなかったり、東京都内企業に比べるとどうしても採用露出も少なく、企業と個人の採用マッチングが生まれない、非常に勿体ない状況となっています。

そこをなんとか改善したく、静岡移住、静岡へのUターン、Iターン転職を加速させ、将来的な人口減ストップを図りたい。
そしてただ、Uターン、Iターン転職を増やすだけではなく、東京都内で活躍しているエースを静岡に呼び戻し、新たなムーブメントを起こしていきたいと強く思っています。

静岡移住

タイトルにも「静岡移住」と記載しましたが、僕自身もこれから静岡に移住します。とはいえまだすぐにではなく、しばらくは住まいのある東京と設立した会社のある静岡との二拠点生活になります。
これから、実家の近くにマイホームを建設し、マイホームができ次第、家族と一緒に静岡市へ移住します。
※現在、建築士(設計士)さんを絶賛探しており、良い方がいたらご紹介頂きたいです。また、すでにマイホームを造られた方、わかんないことだらけで、是非いろいろ教えてほしいです!(切実なお願い)

株式会社酒井商店(父親の会社)

これは現在、父親が経営している実家の自営業の会社です。
僕の祖父、祖母が静岡に立ち上げ、父親が二代目として受け継ぎ、今に至ります。もともと燃料屋(当時は石炭や灯油)であり、今はプロパンガスの配送、住宅リフォーム等をやっております。
※一枚目の写真は祖母と幼い頃の父です。昭和35年(1960年)です。

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僕はこの酒井商店を継ぐわけではありませんが、その思いは受け継ぎたく、
今回、同じ静岡市葵区錦町の、もともと祖父母が住んでいた自宅に新しく会社を登記しました。

社名:株式会社TurnX

ここで初めて社名を公開します。
社名って初めて考えましたが、本当に難しいですね。
自分の子供の名前を考えるのと同じくらい考え、悩みに悩みましたが、
株式会社TurnX(ターンエックス)と決めました。

Return the favor.             
        :恩返しをする。生まれ育った静岡、そして家族への恩返しをする。
Create an opportunity to return to Shizuoka.
        :静岡に帰るきっかけをつくる。
Make your turn in Shizuoka.       
        :静岡でのあなたの出番をつくる。
Promote U-turns to Shizuoka      
          :静岡へのUターンを促進する。
Create a turning point in your life and career
          :人生とキャリアのターニングポイントをつくる。

“様々な複数の「Turn」を創り出す” という想いを込めて、
TurnX」と名付けました。

野望

これは本当に野望です。
野望ですが、今回の起業に関しても前々からnoteやTwitterで起業することを言及しており、成し遂げたいことは言葉にすることで実現可能性を高めると思っているので、このタイミングで僕の野望をここに記載しておきます。

まだ全くタイミングも決めていませんが、
僕はいつか、静岡市長になりたいと思っています。

えっ?(笑)と思う方も多いかもしれませんが、結構本気です。
何故かというと、この事業をやると決めてから地方スタートアップや地方での転職をリサーチしてきましたが、
結局のところ、地方を変えられるのは、「政治」なんですよね。
会社のMISSIONとして「静岡への移住転職のムーブメントを創る」と掲げていますが、ムーブメント、そしてきっかけをつくることはできると思います。しかしながら本当に解決したい、静岡市の人口減少をストップさせ、地方経済を活性化させるのはイチ法人では無理でしょう。
本当にそこを解決するためには、政治しかないと思っています。

現に、僕の尊敬する福岡市の高島市長、静岡県浜松市の鈴木市長、広島県知事 湯崎知事がすでに模範となって、地方改革を起こされています。
地方自治のトップが本気になって取り組まないと変わりません。
だからこそ、僕の生まれた静岡市をより良くするためにも、最後は僕自身がトップになり、理想とする静岡市に変えていきたいと思っています。

まだ、あくまでも野望なので、どうなるかはわかりませんが、
そんな強い思いを持って、これからの事業を創っていきます。

最後に

まあ、大きなことを書きましたが正直どうなるか全くわかりません。
不安もありますが、これまで同様に目の前のことを愚直に取り組み、決してブレずに、一つ一つクリアしていきたいと思います。

>東京の皆様
まだまだ東京におりますし、東京の仕事もやっておりますので、
これまで同様にお付き合い、宜しくお願いいたします!

>静岡の皆様
改めて、これから宜しくお願いいたします!
僕の想いに共感して頂ける方がいたら、大変嬉しいです。

まとまらない文章をお読み頂き、ありがとうございました!
昨日の投稿から、応援して頂ける方が本当に多く、心強い限りです。
今日からの新しいスタート、頑張っていきます!

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