物件のポテンシャルを活かしたい!
みなさまこんばんは!GWの静かな過ごし方を満喫されていますか?
昨日の投稿で、今後のリニューアルオープンについて書かせていただきましたが、みなさまから暖かいコメントをいただいて、とてもホッとして励みになりました。
これから1ヶ月、みなさまからのご意見をいただきながら、リニューアルの内容を改善して行きたいと思っておりますので、どうぞよろしくお願い申し上げます!
今日は、結のはじまりの物件がある立地が、強みなのか!?弱みなのか!?という押し問答を聞いてください!
森・・・!?こんなところに本当に店があるの!?
↑赤丸で示した場所が結のはじまりです。↑
黄色で示したラインが、南北に広がる浜通りを縦断する国道6号線。ここで暮らす人たちにとって主要な移動経路です。
その6号線から一本外れただけなのに、急に森の中に入って行ったような感覚に陥るのが当店の立地で、これまで夜の営業をしていた頃は、「真っ暗だし、本当にここに店があるのか不安になりました。」という声を常々いただいておりました。
そう、「わざわざ行こうとしないと通らない道」にあるんです。
これまで夜間しか見てなかった。でも昼の良さがあるかも!?
これまで居酒屋として営業していた頃の営業時間は17時から22時。お客さまは薄暗くなってから来店されるので、私自身も「夜間のこの店」にしか気を払っていませんでした。
でも、コロナで初めて休業した2020年4月。昼間に、締め切っていた窓を開けて、風を通して、客席に座ってただぼーっとたたずんでいたら、心地の良い風に乗って鳥の声が聞こえたんです。そよぐ木々のざわめきも。
開け放った入り口の向こうには、この物件の大家さんが大事にしている美しい庭を眺めることができて、「なんでこれまで気づかなかったんだ」と拍子抜けするくらい、心地いい空気が流れました。
以前、千乃ちゃんが割烹着について書いてくれた時に撮ったこちらの写真に写っているのが、大家さんの庭です。
いままで、この借景を無駄にしてきたんです!!
この坂道を通る人たち
さらに、「だれも通らない坂道」だと思っていた店前の道路を、朝夕に散歩している人たちがいることにも気付きました。「坂」だからそれが運動になっていいのかもしれません!
6号線が渋滞している時に、ショートカットのために通る車もいるし、道路脇にある自動販売機でコーヒーを買っていく車もかなりいました。春になると、この坂道の脇に山菜が生えるのを地元の人は知っていて、その時期には籠を持ったお母さんが道路脇を散策していたりもします。
昼から夕方にかけての時間、この立地には、今まで私が気づいていなかった魅力が眠っているのでは、と考えるようになりました。
16時から18時の6号線の渋滞
6号線は、上記の時間帯にいわき方面に帰る人たちで毎日渋滞しています。
私がもし、仕事を終えて帰路に着く人だったとしたら、渋滞の最中にその隊列から外れて買い物したいとは思いません。一刻も早く帰りたいですから。店が6号線沿いならまだしも、一本外れているなら尚更!
あれだけの数の人たちがすぐ近くを通っているのに、その人たちにこちらへ寄ってもらうことは無理なのか!?そんなことを千乃ちゃんと、ああでもないこうでもないと話し合いました。
結果、
①「渋滞を外れてでも週に一回は立ち寄って帰りたい!」と強く思ってもらえるような魅力ある商品を提供する!
②6号線沿いへの看板設置などにより店の存在を知ってもらう。(これまでやってなかったんかい!と突っ込まれそうですが汗)
③ドライブスルーなど、1分でも早く商品をお渡しできる工夫をする。
④店にたどり着くまでの坂道をデザインする。(道路は公共空間なので勝手に何かを作るとかではなくて、生茂る雑草を日々手入れするとか、店の敷地と道路との間にお花を植えるとか、そんな小さなことから。)
これらのアイディアをとにかくやってみることにしました。
どんな人の流れを生むことができるか、挑戦です。
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