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法務とリモートワーク ~4か月間のリモートワークを振り返って、今後の働き方を考えてみました~

こんにちは、マネーフォワード 法務 兼 マネーフォワードシンカ キャリアアドバイザーの村井 結です。

緊急事態宣言が出される前から、娘の通う保育園では家庭内保育への協力要請があったため、私は、3月からリモートワークを続けており、かれこれ4か月になりました!来週、久しぶりに会社に行く予定ができたので、今日は、この4か月間を振り返るととも、これからの働き方について少し考えてみました。

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(娘がいつの間にか撮影していた私の仕事中の写真です。視線定まらぬぼさぼさパジャマ姿。といって、整えたところでさして代わり映えもしないので、えい!笑)

PROFILE

村井 結(むらい ゆい)
2010年リクルートに新卒で入社し、約10年間勤務。同社の営業・経営管理部門での経験も活かし、法務部門のマネジャーとして事業法務全般およびM&Aの推進を行うともに、法務業務のIT化にもチャレンジ。2019年7月にマネーフォワードに入社し、引き続き、事業法務全般やM&Aに加えコーポレート法務にも携わるとともに、2020年6月よりマネーフォワードシンカで法務を専門としたキャリアアドバイザーを務める。 私生活では、夫の単身赴任に伴い、保育園児と2人3脚での暮らしを継続奮闘中。

リモートワークのメリット

なんといっても、通勤がなくなったことによる、拘束時間あたりの生産性が改善したことが大きいです。通勤時間が勤務時間に置き変わったことにより勤務時間が伸び(労働生産性に変化はないように思うので)、単純に、生産量が大きくなったように思います。パソコンを入れた重い鞄を持って通勤していたので、体力的にも、かなり楽になりました。こういった背景もあって、キャリアアドバイザーという新たなチャレンジもすることができたと思います。

上記は職種や役職を問わず共通する部分かと思いますが、法務の私の場合、加えて、お取引先とのミーティングに容易に参加できるようになったということも意外な効用でした。法務の仕事は、デスクワークが大半で、ミーティングも複雑な案件や新規事業案件のヒアリングなど限られた案件を対象に、社内ミーティングが中心となります。契約交渉の場面などでは、法務が同席した方が早く進む案件はこれまでもあったと思いますが、法務の担当者が抱えている契約書の件数は多く、移動時間なども考えると、全部に同席することはかないませんでした。

新型コロナウィルスの影響により、ミーティングは基本的にオンラインになったことにより移動時間はなくなり、また、ミーティングの単位も細かく設定できるようになりました。これは何を言っているかというと、これまでは、移動時間をかけ、かつ契約条件の判断が可能な責任者同席のうえでのお取引先とのミーティングとなると、契約交渉だけがミーティングの目的というケースはほとんどなく、別の目的、例えば新たな商談等がセットになります。(これはこれでリアルな現場を知ることができたり、自社の担当者の新たな一面「おお!かっこいい!」を発見することができたり、個人的には大好物なのですが)法務担当として同席が必要な部分は15分にもかかわらず、移動時間含めて2時間拘束されるといったことは珍しくありませんので、同席は、その必要性をよく吟味したうえで…とならざるをえませんでした。ところが、オンラインになると、契約交渉のためだけの短時間のミーティング設定が可能となりますので、これまでと異なり気軽に参加できるようになりました。

マネーフォワードに入社してから3月までの8か月間で、M&A案件を除いて、お取引先とのミーティングへの参加は1~2件程度しかなかったかと思うのですが、このリモートワークの4か月間で6~7件程度は参加したように思います。これは、お取引先の方、社内の担当者、私、3者にとって効率化と共通理解が図られ、非常にメリットが大きかったように思います。

リモートワークのデメリット

リモートワークを始める前の懸念として、これまで対面でのミーティングが必要と考えていた、複雑な案件や新規事業案件のヒアリングなどをどうするか、という点がありました。私は以前より週1~3回程度リモートワークをしておりましたが、ミーティングが入った際には必ず出社するようにしていました。相対することによりパーソナリティにあわせた会話が可能になりますし、その場でホワイトボードに書きながら整理して、理解を深めたりすることも可能だったから、です。

この点を振り返ると、ミーティング前に資料を準備したり、論点を整理するようになったせいか、オンラインにより理解が進まなかったという課題を感じたミーティングはありませんでした。加えて、採用面接などのように初対面の場合であってもオンラインに慣れると、リアルな対面と同じように人柄も感じられるようになるものです。一方で、論点整理や資料の準備にかかっている時間はあると思うので、生産性が落ちている可能性もありますが、逆に、準備や整理によってミーティングの質が上がっている部分もあるので、双方を勘案すると、少なくともデメリットはなかったように思います。それ以上にミーティングに関しては、気軽に設定・参加できるようになったメリットの方が大きいと私は思っています。

そういう訳なので、私がデメリットとして感じているのは1点だけ、(会社の本棚にあった)法令調査に必要な書籍が手元にないということです。会社で購入している書籍も、自分で購入したが使いがってがよく会社に置いている書籍も、すべて会社の本棚に置いてきてしまったので、家にあるわずかな書籍で対応せねばならず、オンラインの書籍サービスも利用しましたが、自分で納得できる調査ができないまま、上司への相談や外部の専門家に調査をお願いする場面も生じてしまいました。

わずかな書籍といっても、私の場合、法務歴も8年目になるので30~40冊は自宅にもあり、さらにジェネラルな論点については今やインターネット上に情報源も確かなたくさんの情報があふれているので特に問題はないのですが、ニッチな論点の検討の際にデメリットを感じざるをえませんでした。困らない程度に書籍を揃えるとしたら、かなりの網羅性をもたせなければならず、恐らく100冊あっても足りないと思います。そして、法律の専門書籍はお値段もお高く、分厚く場所も取るので、その論点について言及があるかどうかも分からないままに購入するというのは、私のような小市民には結構な勇気がいるところです。笑。このあたりは、オンラインの書籍サービスの発展や電子書籍化に期待をするのか、必要な場合には出社をすればよいと考えるのかなど、今後、考えていかなければならないと思っています。

なお、法務特有の問題として「捺印」がありますが、捺印は私の担当業務ではないため、今回は割愛したいと思います。ですが、マネーフォワードでは、以下のように、ペーパレス・はんこレスの社会を目指すべく提言を行っているので、この話はまた別の機会に、ご紹介できたらな、と思っております!

今後の働き方や仕事選び

新型コロナウィルス対策のためのリモートワークを通じて、今後もリモートワークのメリットを活かした働き方を継続すること、それも、地方や海外に住みながら都内の企業に勤めること(またその逆も)すら現実感を帯びてきたように思います。『勤務地』という概念は、やがてはなくなってくるのかも知れません。私の家では、今、夫が単身赴任をしていますが、夫の赴任先に住みながら今の仕事を続けることは、少なくとも確実に可能だと思っています(そうしたいか?は、デリケートなのでここではしません。笑)。

私は、(出社の要請が高いと思われる)捺印業務、人材育成や人事評価の役割を担っておらず、キャリア面談や採用面接もオンラインのご希望が続く限りは、出社の必要性はそれほど感じておりません。この限りでは、個人的な希望としては、リモートワークを続けていきたいと思っていますし、その方が生産量も大きく、会社に貢献できるのではないかと思っています

転職をお考えの方の中にも、リモートワークが可能な職場という絞り込みをかけている方も少なくありません。こうした働き方の変化の兆し捉え、スタートアップ企業でもリモートワークを引き続き継続しているところが多いようです。これはあくまで個人的な感覚にはなりますが、スタートアップ企業の方がむしろ、IT環境が従来より整っていたり、セキュリティの整備や社内規程・ルールの変更も、柔軟かつ小回りよくスピーディーに対応できることもあって、働き方改革は今も今後も進んでいくように思えます。マネーフォワードでも、見えてきたメリットとデメリットを踏まえ、チームごとに最適な方法を試行錯誤している過程です。働き方の「最適」は、企業毎、職種毎、働いている人毎、それもキャリアステージ、ライフステージや家庭環境によって異なってくると思いますので、自分が、そして会社が生産量を最大限にできる働き方を、模索していけたらいいですね。

これを機に働き方を変えたい方、もしご興味をもっていただいた方がいらっしゃいましたら、以下よりお気軽にご連絡ください。リモートワークや働き方を軸とした、キャリアのご相談や、スタートアップ企業のご紹介もさせていただきます!

※キャリア相談会も、引き続き、開催中です!

余談:こんなところで、働いています。

ちなみに、私の自宅環境は、こんな感じです。

我が家には、仕事部屋はもちろんのこと、仕事用のデスクも椅子もありません。ポップなムーミンのクロスがかかったリビングのテーブルに座って仕事をしています。おまけに、デスクライトが壊れてしまったので、娘のミッフィーちゃんのライトを使っています。笑

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社外の方との打ち合わせや面接などの際は、(娘の乱入を防ぐため)寝室のドアを閉めて、段ボールのうえにパソコンを置き、スーツのジャケットをはおりながら床に座って打ち合わせに参加しています。笑。

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私の背景に洋服ダンスが見えたら、この人、床に座っているな…と察してください。時折、腰が痛くなってモゾモゾしますこと、あらかじめご了承ください。笑



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ありがとうございます。感激です…!
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2010年株式会社リクルートに入社し約10年間勤務。リクルートの営業・経営管理部門での経験も活かし、法務部門のマネジャーとして事業法務全般およびM&Aの推進を行う。2019年にマネーフォワードに入社。 私生活では、夫の単身赴任に伴い、保育園児と2人3脚暮らしに奮闘中。

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