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和風おうちごはん

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日本が恋しくなる和風ごはんのまとめ
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#ひとりごはん

北フランスの週末、ひとりもんじゃで優勝

DNAに逆らって、絶対無理な車の運転。 それ以外、大抵のことは人並みにこなせてきた我が人生。 器用貧乏とは自覚しているけれど、寝ながらピアノを弾けたり、スーツケースを持ち上げて23kg以上以下がわかるなど、一風変わった特技をいくつかもっている。 なかでも、最近これはよかったなあと感じること。 私、ひとり遊びがとても得意なのである。 ひとりでレストランに行けるとかそういうことではなく(むしろこれは苦手)、家でひとりでなんか全力で愉しむ、という類のものだ。「おもしろきことも

カニカマとサーモンで、ひとりスシローごっこ

重労働後の、ご褒美にひと夏の間、ほったらかしにされていた新居の庭。 どうにかしたくて、先日草刈り機を買ってもろたので、四苦八苦しながら人生初の草刈り機を動かす。 これが結構重労働で、汗ダラダラ。でも、草の背丈が整えられていく様子がこれまたきもちいい・・・。これハマりそうだな。。 さて、そんなこんなしているとあっという間に夕方となったわけだが、昨日はOtto氏がパリへ泊まり会議だったので、夜は俺とラブラブなひとり生活! こんな日はパリ深酒友Aちゃんのとこにでも嬉々として遊

鯛の塩釜焼きで、ソロ引越し祝い

女の自立は台所の自立から冒頭の一節は、桐島洋子さんの著書『聡明な女は料理がうまい』から。私は気に入った本を何度も読む派だが、この本はいつ読んでも面白い。共感ポイントが多すぎて、是非飲み友達になっていただきたいと毎回思う。 さて、18歳で上京して以来、小さなキッチンを常にフル活用しまくってきた私だが、今回の引越しで夢にみた広いキッチンを得ることができた。なんだかようやく一国一城の主人となれた気がしている。ありがとうOtto氏。 パリの鳥小屋アパートと比べれば、キッチンの広さ

こんな夜更けにパセリかよ

日差しが降りそそぐ大西洋の海辺で過ごした数日後。 パリジェンヌのようにこんがり日焼け・・・とまではいかず、日に当たると肌が赤くなって黒い斑点ができて終了ちーーーん。 私は先天的にも後天的にもほくろがとても多いので、ほくろの黒い斑点が増えすぎて肌が斑点に覆われるという夢をしょっちゅう見る。これがなかなかに恐怖。 そのせいか、日を浴びたあとはインナーから肌の新陳代謝にいいものを取り入れなくては・・・という強迫観念にかられる。結果、無性にパセリを欲し、さらにパセリに取り憑かれ

お疲れサタデーナイトも22時のいただきます。納豆もサーモンも両方どうしても食べたかったので、お茶碗ダブル使いの二色丼定食風。これまで数々の強欲メニューを作ってきたけれどさすがに茶碗二個並べはしたことがなかったなウヘヘ。。

イカ塩辛のペペロン納豆カルボナーラ

「毎月10日はイカの日」、フランスよりお慶び申し上げ候。 イベント好き族にとって、3月第2週はなにかと忙しい。 8日の国際女性デーにはじまり、9日は故郷松本名物山賊焼の日、そして10日は毎月恒例イカの日。そして明日からも数日イベント続き。一年でもっとも大切なイベントを控えているというのに、なんの準備もできていない。困った。 さて、話は戻って、本日イカの日。当初は皆勤だったけれども、移動生活が続いて料理ができなくなったここ数ヶ月、外食で済ませるかしれっとサボっていた。 今

3月9日は山賊焼きの日ってことで、今年は鶏胸肉で山賊焼き風にしてそれをさらに丼に。緑の絨毯は野性味強しなルッコラ。最近疲れ気味なので、強欲女も反省してバランス良い食事を心がけているつもり。ほぼほぼ1日1食(夕食のみ)状態なのだが。

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マグロの漬けちらし風

カニ玉八宝菜とさっぱりカニカマサラダ【如月カニカマの日】

パリに舞い戻りまして、どうもこんばんは! 今日はどうやらスーパーにゃんにゃんの日🐱なるもののようで。 ねこラヴァーの皆さまがにゃんにゃん言っておられるのを横目に、根っからのわんラヴァーな私は「今後一番近いスーパーわんわんの日はいつなんだろう?」なんて思いをめぐらす。 2111年?私は生きてないなさすがに。 俺は輪廻転生してくれているかな🙏(涙) 話変わって、毎月22日(6月を除く)は、カニカマの日ですね奥さん。 自分でカニカマaddictの記事を書いておきながら、カニ

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マグロな和定食と俺パリ

ひとりごはんは、納豆にまみれて

こんばんは。 日本の家族から雪景色の松本城の写真が送られてきて、望郷の念に駆られること甚だしいユイじょりの参上ですよ。 さて、平日はひとりごはんが続いている昨今の我が家。 「ひとりごはん」といえば狂気さえ覚えるトーキョー時代の日々が思い起こされるが、もう私も年なんでね(使い方が違う)、昔ほどは張り切っておりませんで。 (↑いつの間にか休止状態になっている・・・そのうちまたまとめよう。。) さて、ひとりのときは決まって、「Otto氏が嫌いもしくは滅多に食べない」かつ「

鶏づくしでひとり鍋、はじめ!

前回のアニョ祭に引き続き、Otto氏不在中、「私は大好きだけど氏が食べないもの」を存分に食べるひとりごはんのお話。 最近のパリ、寒いんですよ。 フランスのアパートの多くは全館暖房なので、冬はいつ何時もぽっかぽか。洗濯物はすぐ乾くし、半袖でもいられるくらい。 ただ、暖房が入る時期は建物によって違う。前の家は10月1日から暖房を入れてくれていたけれど、今の家はOtto氏によるとおそらく11月にならなくては入らないであろうとの見立て。まじかよ。寒いよ。最近は室内でヒートテック

胃と肝臓をいたわる、日曜夜のひとりごはん

土曜の夜、カロリー爆弾なバター&ラード系スパカツを食べながら、気づいたらひとりで赤ワインをボトル半分以上開けていた。 翌日にむけて多少の危機意識が芽生え、百草丸を飲む。 この御岳百草丸は私のお守り的存在だ。 直径2ミリくらいの黒い小さな粒を20粒。ザルな性格ゆえきちっと数えたことはないので、大体いつも多めに25粒から30粒くらい飲んでいるような気がする。 これを飲んで横になると、翌朝すっきり。 旅行にも必ずもっていく、常備薬のひとつ。 百草丸効果で、ちょっと胃が重だる

パリの学生街、カルティエ・ラタン散策とひとりごはんの日曜日

久しぶりに青空の見えた週末。 日曜日はパリ5区の南にある激安薬局に用事があったので、一家総出(といっても人間ふたりとカバンに入るイヌ一匹)でメトロにのってカルティエ・ラタン界隈まで。 カルティエ・ラタンはパリのセーヌ左岸のシテ島南にある地区。ソルボンヌ大学をはじめとする教育機関が多くあり、言わずと知れた学生街。 どこを切り取っても歴史の長い建物ばかりが並ぶパリだけど、特にこのあたりはその歴史が長く、中世の面影を残している印象。 7年前パリに赴任した際、住まいはリュクサ