「出産後も夫婦仲良くいるには?」スキ活サロンで先輩たちに聞いてみた
出産・育児は、夫婦の関係性を大きく変える可能性があるライフイベント。
未婚カップルや新婚夫婦の割合が多い『スキ活サロン』でも、子供を持つことへの期待や不安がよくトピックに上がります。「産後クライシス」という言葉が広まり、SNSでは育児の疲れや愚痴をつぶやくコメントも多く見られる世の中。
どちらかというと、ややネガティブな印象が強いかも……
そこで、『出産後のパートナーシップを学ぶ』勉強会と題して、スキ活サロンのパパ・ママメンバーそのべさん(@prepapayuyu)・ジェニさん(@chick77jennifer)と、ゲストのブロガーはせおやさいさん(@hase0831)に、「出産後のパートナーシップ」について聞いてみました!
子供を持つことに、正直ハッピーなイメージばかりではない……
結婚1年目の私も、子供を持つことに少し不安を感じてしまっていました。理由は主に2つ。
①お互い、仕事の比重がまあまあ高い生活。育児と両立できるのか?
②子供ができたら2人の時間が減ってしまい、不仲になりやすいのでは?
友人の妊娠・出産報告はいつもすんごく嬉しいし、対面した赤ちゃんはめちゃくちゃかわいい!
でも、自分にできるだろうか……育児によって生活の比重が大きく変わることで、いろいろうまくいかなくなってしまうのでは……とモヤモヤしていたんです。
結論から言うと、先輩たちからは出産・育児の大変さも伺いつつ、「でも、大丈夫だから!!!」と力強いお言葉を頂けました。
育児は「2人で」平等に分担する
子育て中の役割分担について、3人とも口を揃えて力説していたのは…
”授乳”以外は誰でもできる!
「2人で」育児を平等に分担すべし!!
ということ。
里帰り出産で両親のサポートを受けるのもよいけど、ベストは「最初から一緒に育児を行うこと」だそう。そうすれば、お互いの育児スキルに差が生まれにくいと。はせさん・ジェニさんは最初から旦那様にもどんどん頼んで育児を任せていたようです。
↑そのべさんも、男性目線からこう伝えてくれました。
授乳以外は夫もできます。産後できるだけ早い段階で子どものお世話をたくさんして、夫婦どちらもほぼ同じ水準でお世話ができるのが理想。
とはいえ、妻は産休でずっと家の中、夫は仕事続行となるパターンが多いですよね。実際、ジェニさんの旦那さんはお子様誕生後に、すぐ数ヶ月の出張が発生してしまったそう……!
そんなときはご実家、行政サービス、家事代行サービスなど、とにかく「頼れるものはどんどん頼る作戦」で乗り切ったとおっしゃってました。
また、育児中は物理的にも精神的にも余裕がなくなりがち。「なんであれやっといてくれないの?」と、お互いにイライラしないために”察してちゃん”になるのは厳禁! との教えも。
「何をしてほしい」のか、要望をきちんと言葉で伝える
(おむつを替えてほしい、いま寝不足でつらいからちょっと交代してくれる? など)
ここまでお話を聞いて、「子を産んだあとは、なんとか自分でやらなきゃ」と思い込んでいたことが不安の原因のひとつだったかも、と思いました。女性は母性的なもので育児を乗り切っているのだと、知らず知らずのうちに先入観を持っていたんです。
いや、違う。女性だってゼロからのスタートなんだから、夫婦どちらかに育児スキルが偏るべきではないし、つらいときは外部に頼っていい。考えれば当たり前のことなのに、目からウロコでした……!
確実に夫婦の時間は減るし、関係性も変わる。けど……
もうひとつ、私の大きな不安だった「2人の時間が減って不仲になりやすいのでは?」という点。先輩たちは、「2人きりの時間は確実に減る。出産後、ラブラブ度合いはやっぱり下がった」と打ち明けてくれました。
がーん。やっぱりそうなのか……
この回答にはちょっとショックだったんですが、次に話してくれた「夫婦の関係がどう変わったか」の内容にはすごく希望が持てました。
・ともに育児に向き合う「信頼できる仲間」として、違う種類の”好き”が芽生える
・パートナーの「親」としての新しい顔を見られるのが嬉しい
・相談、コミュニケーションの量が増えて絆が深まる
育児という一大イベントを、一緒に乗り切っていくことで信頼関係が増した、と全員が断言。
新婚期のラブラブな関係はもちろん楽しいけど、子供を持つことで新しい関係性になれるなら、その将来も見てみたいな……! と素直に思えました。
【とはいえ、ラブラブな関係でもいるために…】
・たまには子供を預けて、デートの時間を定期的に持つ
・お互いの呼び名を変えない
(「パパ」「ママ」と呼び合わない)
こんなことも教えてくれたので、私、ひと安心。やっぱり、仲良しでいるための努力を怠らない夫婦ってステキだなぁ。
産前産後に関わらず「話し合い」が夫婦円満の秘訣
勉強会の中で強く印象に残っているのが、みなさんが「妊娠・出産・育児どのタイミングでも、きちんと話し合うこと」を大切にされている姿勢でした。
産院選び、名づけ、役割分担、保育園や習いごとなどの教育方針について……
事前に集めた質問のバリエーションだけでも、育児の果てしなさがうかがえます。
「決めなきゃいけないことがたくさんあって、やっぱり大変でしたか?」との質問に、「もともとなんでも話し合う仲だったので、子供ができたからって特別大変だった、ってことはないかな」と答えてくれたはせさん。
出産・育児は一大イベント。一緒に乗り越えてさらに最強な夫婦になるために、まずは日ごろからのコミュニケーションをしっかりとって、未来に備えようと思います。いろいろと教えていただいたお三方、本当にありがとうございました!!
【まとめ】
◇育児は夫婦2人ともスキルゼロからのスタート。平等に分担して、同じようにスキルを磨いていくべし!
◇「常に話し合える2人」でいれば、どんなことも乗り越えられる!
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