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Vol.119「一歩外に出る」
みなさん、こんばんは。
学校で働く方々は、夏休み真っ只中ですね!
研修や出張、日直など完璧な休養日とはいかないまでも、普段に比べればだいぶゆったりと過ごせているのではないでしょうか?
そんなゆったりとできる時間があるからこそ、教員界、学校界の一歩外に出てみませんか?
私は、オンラインサロンに入り、勉強をしている最中です。
そのオンラインサロンには、現職の教員が多く所属しています。しかし、それ以外にも自衛隊や医師、SE、整体師など、様々な職種の方がいます。
そのオンラインサロンを通して教員以外の方々と関わることは、自分自身の世界を大きく広げることになります。
例えば、先日、オンラインサロンの中で「教員界の課題」を話し合う機会がありました。
学校内でも放課後の職員室などでよく話し合われている話題ではないでしょうか?
私の学校でもしばしばこの話題で話をしたり、聞いたりすることがあります。
しかし、この話題はだいたい愚痴大会になって終わりです。建設的な意見や解決策を見出せた経験はありません。
ですが、先日のオンラインサロンでの話し合いは全くそうはなりませんでした。
教員以外の方が入ることで、教員同士では当たり前になっていて気付かない違和感をしっかりと指摘してくれるのです。
例えば、以下のようなことを伝えました。
「学校の先生は雑務や部活動に忙殺されており、教材研究や授業準備に割ける時間はほとんどありません。よっぽど上手く仕事をやりくりしているか、残業や持ち帰り仕事で補っているかのどちらかです。」
そうすると、
「この現状をしらなかった・・・」
「忙しいことで、教員の仕事の本質を見失っている。」
「仕事の取捨選択ができない結果、こうなってしまっている。」等
とても的を得た指摘やアドバイスをしてくれました。
これを教員同士で話すと、大概先述のような愚痴大会や励まし合いになります。
それは、違和感を我慢しすぎた結果、思考が麻痺してしまっているようにも感じます。
だからこそ、こうして教員界の一歩外に出て、様々な考えに触れることで自分の感覚や思考の偏りに気付くことができます。また、麻痺してしまった感覚が復活します。
そして、それを学校に持ち帰り、教員界に広めていくことが今の教育現場を変える大きな一歩になります!
ぜひ、ゆったり過ごせる夏休みだからこそ、勇気を出して一歩外の世界に踏み出してみませんか?
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