3月27日のヒヨドリさん２。春は恋する季節。
16時頃。梅の木にでんと構えるヒヨさん。「ピィ」「ピィ」。はいはいご飯の時間ですね。あのさ、お願いがあるんだけどさ、おちびは「ピィィ」「ピィィ」って鳴くからすぐに来てるってわかっちゃうでしょ。君は近くに来られるのが嫌な訳だ。でもさ、傷つけるのだけはやめてほしいんだよね。それが君たちの自然なんだろうけど、殺すのはいかんよ。窓越しにこんなこと伝えてもわかんないか。窓のサンにご飯を置くと君はやってくる。「ピィ」「ピィ」と来たことを知らせながら。
真ん中より左寄りに1羽、その逆に近い位置に隠れるようにもう一羽。ヒヨさんとおちびの対決はいまだに続いているようだ。
Winnerヒヨさん。
体格差で中々勝利できないおちび。おちびはヒヨさんがいない時を狙って素早く食べて去ってゆく。のんびりしていたら攻撃されてしまうから。おちびは窓のサンにとまると「ピィィィ！」と大きな声で鳴く。ヒヨさんに見つかるから静かに食べんさい。生存競争は激しい。
「ピィユィ」「ピィユィ」「ピロロロロロ」。む！これはお相手を呼ぶ声。返事が近くから聴こえる。どこだ？
桜の枝、高いところに降りました。怖い目にあった梅の木よりもそっちが気に入ったのかな。露出合わせが大変なんだよ～。
身体を伸ばして一生懸命呼びかけるヒヨさん。「ピルルルル」甘い囁き。
ちょっとだけね。ごはん食べるついでにちょこっとだけ寄ってくれたお相手。16時台の逢瀬が最近多いね。あなたのおかげで、勇気と希望が湧いてきますッ！