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朝の挨拶200919 読むRadio

Good morning, everyone. おはようございます。

9月19日土曜日。
昨日夕方17:42。別方向の窓から。薄紫に染まる空。
本日は、苗字の日。

苗字の日(9月19日 記念日)
1870年(明治3年)のこの日、戸籍整理のため、「平民苗字許可令」という太政官布告により平民も苗字を名乗ることが許された。
それまでは苗字を名乗るのは貴族と武士の特権だった。しかし、許可令が出されても、読み書きが不得手の人が多く、また、当時国民は明治新政府を信用しておらず、苗字を付けたらそれだけ税金を課せられるのではないかと警戒し、なかなか広まらなかった。
そこで、1875年(明治8年)2月13日、「平民も必ず姓を称し、不詳のものは新たにつけるように」と苗字を名乗ることを義務づける「平民苗字必称義務令」という太政官布告が出された。これに由来して2月13日は「苗字制定記念日」となっている。

苗字を名乗れるようになって150年、新たに名乗ったのは、住んでいる土地に関連したものが多くありました。


朝ルーティンの時間

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本日は、オルゾというイタリアの古代麦を煮出して豆乳とスパイスをあわせたチャイ。
天気は晴れ。5時の室内気温は21℃。湿度63。
外はひんやりして気持ちいい。

長命で繁殖しやすいカバ。プールや広い部屋が必要なため費用かかります。


1994年、ルワンダ。

1994年にアフリカ・ルワンダで起きた出来事を題材にした映画を紹介。


『ホテル・ルワンダ』

監督 : テリー・ジョージ
出演 : ドン・チードル、ソフィー・オコネドー、ホアキン・フェニックス、ニック・ノルティ

『ホテル・ルワンダ』(Hotel Rwanda)は、アフリカで起きた大量虐殺「ルワンダ虐殺」を扱った映画。2004年作品。イギリス・イタリア・南アフリカ共和国・アメリカ合作。

物語

アフリカ大陸の東、内陸に位置する国ルワンダ。
ここではフツ族・ツチ族といった異なる民族が暮らしていた。彼らは長きに渡って争いを繰り返してきた。当時のルワンダはドイツ・ベルギーが支配しており、1932年にIDカードを導入。フツ族とツチ族を異なる民族として分け隔てたことに遡る。
1970年代にフツ系政権が樹立すると、ウガンダに逃れたツチ族が反政府運動を強化。1980年代にルワンダ国外で暮らすツチ族の難民は60万人にものぼった。1990年代になるとルワンダで紛争がはじまり、暴力的な風潮が高まってくる。

1994年、フツ族でルワンダの大統領が殺され、長年続いてきた争いが大虐殺に発展。女性や子供を中心に100万もの人々が惨殺された。アメリカやヨーロッパなどの先進国からは大量の武器が持ち込まれ状況はさらに悪くなっている。
ルワンダの高級ホテル・ミル・コリン。ここで支配人として働くポール・ルセサバギナはフツ族の男性。妻のタチアナはツチ族で命の危険が迫っていた。
「家族だけでもなんとか助けたい」そう考えるポール。
夜中に車を走らせ野営キャンプへ。
「食料が欲しい」兵士と交渉。
「どうせツチ族はみんな死ぬ」
兵士の言葉を聞き、言葉が詰まる。
兵士は忠告する。
「軍は警戒してホテルに手を出さない」
「いずれ軍は消えて、民兵が支配する」
国連の兵士が守っているホテルには手を出せないらしい。閉じ込められている状態だが簡単に殺されはしないだろう。
「ここなら安全」
同じくホテルに希望をもった人々が集まってきた。中はすぐに人でいっぱいになる。
やがて国連軍がやってきた。だが、ホテルにいる外国人を避難させるばかりで、避難民をどうにかする気配は一向にない。避難民に目をやる。よくみると子供たちも大勢いる。親はいない。ひょっとして…孤児になってしまったのか。ポールは決意する。「彼らを守らねば」
ホテルマンとして培った話術と機転、人脈を武器に交渉をはじめる。兵士たちを懐柔し、翻弄し、そして時には脅しながら、1200人もの命を守り抜こうと奔走する。
これは、ポール・ルセサバギナの実話を基に、家族4人を救うことを心に決めたひとりの父親が、ヒーローへと飛翔する奇蹟の過程を描いた物語。

舞台となったホテル、"ミル・コリン"の名称は、フランス語で「千の丘」。ルワンダの別称でもある。

2004年、アメリカの劇場数館で公開された『ホテル・ルワンダ』はまたたく間に評判となり、翌月には2300館で拡大公開される大ヒット。『アビエイター』『ミリオンダラー・ベイビー』などと並び2004年度アカデミー賞の主要3部門(脚本賞、主演男優賞、助演女優賞)にノミネートされる快挙をなしとげました。
公開のめどが立っていなかった日本にもその興奮は飛び火。「この作品を日本でも観たい!」と20代の若者たちが立ち上がり、インターネットで署名運動を展開。4000通を超える署名をわずか3ヶ月で集め、その熱意で緊急公開が実現しました。(”『ホテル・ルワンダ』日本公開を応援する会”より)
監督は『オーシャンズ』シリーズなどでヒット作を出しているスティーヴン・ソダーバーグ。そして主人公のポールを演じるのは、監督の作品に何度も出演しているドン・チードル。彼はアカデミー賞に初ノミネートされ、名実共にハリウッドのトップ俳優の仲間入りを果たしました。ポールの妻タチアナ役には『堕天使のパスポート』のソフィー・オコネドー。そのほか、ハリウッドのベテラン演技派俳優ニック・ノルティ(『サウス・キャロライナ/愛と追憶の彼方』)と、勢いのある若手俳優ホアキン・フェニックス(『ヴィレッジ』)ががっちりと脇を固めています。

エンドロールに子供たちの歌が流れます。それがまた胸をうって涙が出そうになります。

If America, is the United States of America,
“どうしてアメリカ合衆国はあるのにアフリカ合衆国はないのだろう”

Then why can’t Africa, be the United States of Africa?
”なぜ英国連合王国はあるのにアフリカ連合はないのだろう”

彼らの叫びに対し、私たちにできることはないかと考えさせられます。


予告編

字幕なしの予告編です。


本日はここまで

いかがでしたか。
日本に住んでいるとあまり意識することはありませんが、民族紛争は大なり小なり世界のどこかで起こっています。
どのような争いで何が原因なのか、争いが起こると人々はどうなるのか。この作品では民族紛争、ひいては戦争について知ることができます。実際に起こった出来事、実在の人物を基に制作された映画。およそ30年前、昔でもそれほど遠い過去でもありません。この後「ルワンダの奇跡」と呼ばれる経済復興が続くことになります。残酷なシーンよりも夫婦と家族の愛情を描いているので観やすくなっていると思います。
是非ご覧ください。

本日はここまで。読んで下さった皆様、ありがとうございます。感謝!

今日も元気に過ごしましょう。
笑顔は幸せの素。”Your smile makes everyone happy!!”

それでは良い一日を。 Have a fine day.

200919 YUHUA O.

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