②理学療法book　＃1～ありがとう代～

最近、様々な業界内の方から、お話し・ご依頼をいただくことが急激に増えた。

ワクワクするような提案もたくさんある。しかし、その中でも残念に感じることも多い。

それは、あまりにも金儲けやビジネスに走りすぎる吹聴があること。

価値観は人それぞれであるから、否定はしない。しかしあまりにも金儲けが見え透いている人間が目立ちすぎる。

これからのご時世、必要なのは「金」ではない。

むしろ必要以上のお金は人を不幸にする。どうしてそんな簡単なことに気付けないのだろう。

しかも、そういう人間に限って、「社会貢献」だの「社会課題」だの「業界のため」なんて事を、平気で口にする。

本気の本気で社会貢献や業界の未来を案じたているのであれば、無償（最低限の運営費を除く）でやるべきではないのか、と声を大にして言いたい。

徹底的な社会貢献が先にあって、それを圧倒的にやり続けた結果として、「ありがとう代」が後からちょこっとだけ返ってくるのである。だから行動指針としてのロジックが全く違う。

療法士が療法士を喰ってどうする？

もうそんなことをやっている場合ではないのだ。

こんな状態では業界の未来が本当に危ない。

真の倫理観を持ち、本気の本気で業界を先導できる「真のリーダーシップネットワーク」を、近いうちに全国規模で立ち上げる。