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①組織づくりbook #3〜一人の100歩より、みんなの1歩〜

よく、こんな事を言ってもらいます。
「なんでユーホは、そんなに組織の事ばかりやるの?」
「もっと自分が成長することを考えた方が楽なんじゃない?」

確かに、おっしゃる通りだと思います。個人の成長は大切だし、自分の成長の事だけを考えるのは、すごく楽だと思います。

けれど、私は自分1人の成長よりも、みんなの笑顔とみんなの成長を実感できた方が遥かに嬉しい。
自分1人が100歩進むよりも、みんなが「せーの」で1歩進めたことの方が100倍嬉しいのです。

昔、すごく嫌な思いをした経験があります。
チームに所属しているのに、誰も助けてくれない。仲間を省く・省かれる、なんて雰囲気が当たり前にある集団。
すごく辛かった。すごく嫌だった。逃げ出したかった。だから自分がいつかチームを引っ張る立場になれたら、誰一人取りこぼさないチームづくりをしようと心に決めました。

アフリカのことわざで、こんなことわざがあるそうです。

「早く行きたければ1人で行け。
遠くに行きたければみんなで行け。」

別に早く辿り着きたいわけではない。
早く辿り着いたところで、その喜びを分かち合える仲間が隣にいなければ、そんなの喜びにならない。
自分はもともと能力が低いので、足りないところをサポートしてくれる仲間が必要です。ちょうど航海のクルーのように、キャプテンや航海士・料理人や船医といった「チーム」が必要で、誰一人として欠けては遠くに行けないのです。
そうした「チーム」で航海をして、より遠くの景色を見てみたい。高みを目指してみんなで成長して、それを実感できた時にはみんなで称え合いたい。

そんな思いや考えが、私の組織づくりの根幹にあるような気が致します。

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