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月間ベストビュー(4月)

月ごとのビューが多かったものの表彰コーナー、2023/4篇です。

さっそく1位から!
🥇メガネ初恋 #毎週ショートショートnote

青色のメガネをしているはずの「奥くん」のメガネが、「つじさん」には赤く見える。つじさんのメガネに奥くんのメガネが恋をした。って感じのお話。

メガネといったら、奥華子とつじあやのが浮んできたので、そんなふたりのメガネをイメージしながら。

ぼくはメガネ歴が長いですが、歴代メガネは、茶系、赤系、黒系、青系とありまして、最近はずっと青系です。

似合う形がもうわかりきっているので、冒険できませんね。服もそうだし、年を取ると迷うことがなくなります。

第2位!
🥈毎日超短話207「星の梯子」

恋人との別れの隣で、作業員が星に梯子をかけて作業しているお話。

興味ないと思いますが、ぼくの異性のど真ん中のタイプはYUKI(元ジュディマリ)でして、YUKIを見てるだけでため息つくほどなんですが、そのYUKIの「聞き間違い」という曲の中の「星へ続く梯子を登れますように」という一節から浮かんだお話です。

あと、【「素直で明るいだけで人には価値がある」と誰でもいい 早く教えてよ】という歌詞もあるのですが、これもまた染みます。

「明るい」っていうと、やたらとテンション高かったり、賑やかだっりするイメージがあるかもしれませんが、別に表現はいろいろなんですよね。静かだけど明るい、穏やかに明るい、笑顔にはあまりならないけど、心は明るい。そんなふうに明るいというのは、もともと人に備わっているものだと思いますね。暗くなるのは、その明るさに気が付くため。

【素直で明るい】

そのままで価値があるよってことだと思ってます。

第3位!
🥉毎日超短話209「向かい風」

向かい風に背を向ければ、追い風になるっていう話。

小林正観さんという作家さんがいたんですが、その著書の中で印象的な一節がありました。ざっと、こんな感じのことです。

人生の前半戦は追い求めるエネルギーが、追い風になります。頑張ること、努力することが力になって追い風を吹かしてくれます。でも、折り返し地点を過ぎて、後半戦に入ると追い求めるエネルギーは執着になり、向かい風に変わってしまいます。求めれば求めるほど、向かい風は強くなり、執着も強くなります。執着を捨てて身軽になって、人に喜ばれることを意識すると、向かい風は追い風になるのだと。

折り返しを意識しているわけじゃないんですが、あるときから、頑張ったり、無理したりすることの弊害が大きいと感じるようになりました。

そしてむしろ、頑張っていないとき、あるいはすべてを天に任せてるときのほうが人生がうまくいっていると気が付きました。

天に任せるっていうのは、たとえば、明日運動会があるから、晴れるようにテルテル坊主を吊るしたとします。

でも翌日はあいにくの雨。

それが天の決めたことだから、そっちを信じる。っていう感じです。

自分の力などちっぽけなのだから、やれるだけのことをやったら、あとは流れていくほうを信じる。

そういう感覚でいたときのほうが、思いもよらない想像以上のギフトがやってくるってことをたくさん経験したので。

運動会の日に雨だったおかげで、人生がガラッと変わっていくようなことが、ほんとにあります。

努力や頑張りでは、前みたいにうまくいかなくなってきたと感じたら、向きを変えてみましょう。あっさりと追い風になるかもしれません。

というわけで、2023/4月のベストビューでした!

また来月!

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