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【追記あり】『法学を学ぶのはなぜ?』刊行記念イベントを開催しました。

【追記】アーカイブ配信のご案内

本イベントのアーカイブ配信を下記の日程で行います。
ぜひこの機会に多くの皆さまにご覧いただければ幸いです。
期間:2021年4月23日(金)13時 ~ 5月10日(月)13時

こんにちは。有斐閣書籍編集部です。

去る3月23日に、『法学を学ぶのはなぜ? 気づいたら法学部、にならないための法学入門』の刊行を記念したイベント、
「ボーっと法学部に行ってんじゃねーよ! ちょっと変わった法学の世界をのぞいてみよう」
を開催いたしました。当編集部ではまだまだ珍しいオンラインイベントの模様を簡単にご報告いたします!

「法学ってどんな学問なんだろう」

そんなふうに思ったことはありませんか?
法律を扱うことはイメージできるけれど、でもそれって面白いの? 小難しい理屈をこねてそう……。グローバルに活躍するような華やかさもなさそうだし……。裁判官や弁護士を目指していなければ別に学ばなくていいんじゃない? いったい何の役に立つの???

先にご紹介した『法学を学ぶのはなぜ?』は、「インセンティブ」「ことば」というキーワードを手掛かりに、こうした疑問に生き生きとしたひとつの見方を示す一冊です。「法学」をあえて一歩外から見てみることで、経済学などの他の学問分野との関係も浮かび上がってきます。

エロは世界を救う?

イベント当日は、同書の著者である森田果先生(東北大学大学院法学研究科教授)が、筑波大学附属駒場高等学校2年生の6名の生徒の皆さんと公開授業を行いました。緊急事態宣言が解除されたことをうけ、生徒の皆さんには当編集部までご来社いただき、仙台の森田先生とお繋ぎしてのオンライン授業です。

最初に軽く本の内容を振り返ると、いよいよイベントの目玉である発展編。青少年保護育成条例の導入と犯罪率の関係や、呼出状文言と裁判員制度への参加率の関係といった森田先生の実際のご研究を素材に、法ルールが設定するインセンティブが人々の行動にどのように作用するのか、望ましい目的を達成するためにはどういった法ルールを設定すればよいのかについて、おおいに議論が盛り上がりました。

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議論の熱量に圧倒されるとともに、生徒の皆さんから「学ぶ楽しさ」が溢れんばかりに伝わってきて、編集部にとっても得難い時間となりました。

森田先生、ご参加くださった生徒の皆さん、視聴者の皆さん、大変ありがとうございました!

アーカイブ配信決定!

幸いにも、本イベントにはたくさんの方にお申込みをいただきすぐに満席となりましたため、当日ご参加いただけなかった方が多くいらっしゃいました。そこで、このたび、当日の模様をアーカイブ配信することが決定いたしました!
詳細が決まり次第、こちらにも[追記]いたしますが、配信時期はゴールデンウィークの頃を予定しております。期間限定での公開になりますので、ぜひお見逃しのないようにされてください。
※今後、当編集部が主催するイベント等の告知をnoteでも行ってまいります。ぜひご注目いただければ幸いです。

おまけ

イベント後、高校生の皆さんが小社を見学されました。
目をキラキラさせて聞いてくださるので、ついついこちらも気合が入ります。よい時間をありがとうございました。

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↑写真は六法編集部での一コマ。社員でもなかなか見る機会のない歴代の六法全書(帝国六法全書!)を公開。どのように六法を作っているのかのレクチャーも行いました。

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