見出し画像

高校生の練習量

Twitterのタイムラインで高校生の乗り込みに関するツイートが流れてきて自分はどうなのか気になって調べてみた。当時の高校生の自分はstravaを使っており距離、時間ともに全て記録してある。
また高校生の時のレースと言えば年に20レース【クリテリウム含む】もないくらいなわずかなレース数しかなかった。また大きな大会と言えば春に行われる新人戦、夏のインターハイがある。またjbcfチームに所属して入ればjbcfもレースがある。


高校二年

【2019年度】
時間692時間、走行距離20,421km
成績
西日本チャレンジロードA-E 1位
全日本ロードMJ 4位
全日本TT MJ3位
インターハイ5位
ツールド沖縄140km4位

2019年度は飛躍の年になった。高校一年から本格的に自転車競技を始め二年目にしてここまで伸びたことに誇りに思っている。
練習量について今思い返せば”乗りすぎていた”かも思うかもしれないが当時の自分はバイトもしておらず自転車にしか乗ってなかった。当時は経験も知識も薄く、コーチなどもいない状態でただ一人練習をしていた。
2019年度はナショナルチームに入っておらず海外遠征にはいってない。この時から海外遠征に行って海外のレースを経験していれば変わっていたかもしれない。


高校三年

【2020年度】
時間727時間、距離22,265km
成績 
インカレ優勝
この年は精神的にきつい年だった。2020年度はコロナウイルスが広まってレースがほぼキャンセルになってしまった。またナショナルチームに入れることはできたがコロナウイルスが原因でキャンセル。また三月にはコロナウイルス真っ盛りの時落車してしまい鎖骨骨折。
2020年度はさらに飛躍の年にするぞと意気込んでいたのに空回りしていた。高校も休校になり時間を持て余していた。幸いなことに中央大学からお声がかかっており自転車競技に集中することは出来ていた。レースがなくこの先何を目標にすればいい?と思いながら練習をしていた。



今高校生の時の練習量を思い出すと練習をしすぎていたのかもしれない。だけど幸いなことに膝の痛み、腰の痛みなどとくに不自由なく自転車に乗ることができたいた。高校生の時からプロになりたいという夢があり人一倍練習しないといけないと勝手におもっていた。その結果今はワールドツアーの育成チームに入ることができあと一歩のとこまで来ている。
ジュニアの時から沢山乗りすぎると伸びないと言われいるがそんなことはない。高校生の時年2万キロ以上走っていたが、U23に上がってからも毎年毎年強くなっていると実感できている。

高校生は大学に進学したい、競輪に行きたい、ヨーロッパでプロになりたい、など様々だ。自分がどこを目指しているのかよく考える必要がある。選抜大会や全日本などでいい成績を出さないと大学から推薦がもらえないことが多いことから
『大学の推薦が欲しいから人一倍練習する→ポジションが悪いリカバリーが出きていない事が原因で体の故障→成績がでない→焦り』
この様な流れになってしまった選手も一定数いる。

最後に高校生へのアドバイス
・自分がどこを目標にしているのか良く考えること。
・人に流されない(自分の意思を強く持つこと)
・いいホイールなどを先に揃えるのではなく自分に合ったシューズ、ポジションを見つけること。
・焦らない








この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?