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大学生での研究は社会人になってから役に立つ!

理系の大学生は、実験やレポートが忙しくて就活の時間を十分に確保することができないなど、理系大学生特有の悩みがあると思います。
しかし、研究職に就かなくても、大学での研究経験がビジネスの場で非常に役立つと僕は思っています。
今回はそのことについて書いてみたいと思います(理系大学生以外の方にもぜひ読んでいただきたいです)。

・研究ではどんなことをやるのか?

研究内容は学部や研究室によって大きく変わります。大まかにテーマが決まっていてそれに取り組む場合が多いです。

しかし、教授に指示された実験をただ行うことは少ないです。

自ら仮説を立てて実験することがほとんどでした。

具体的な流れは下記のようになります。
1、研究内容と関連のある論文を読む
2、「AだからBが成り立つのでは?」と仮説を立てる
3、実験を行う
4、結果を見て、考察する
僕は、研究室にいた1年半の間、ひたすらこれを繰り返しておりました。

それでは、一つずつ詳しく見てみようと思います。

1、研究内容と関連のある論文を読む

これは「自分が解決したいことに関する情報を自ら調べる」ということです。

ビジネスの場面で例えてみると、
営業として成果がでないため、結果を出している先輩の方法を学ぶ
などがあげられると思います。

僕も毎週、研究内容に関連する論文を読んでおりました。そして、これが仮説を立てることに繋がりました。

大学での研究を通して、
研究内容(解決したい内容)に関する情報を自分で調べる
を当たり前のようにやる癖がつきました。

2、仮説を立てる

関連する情報を調べたら、次は「AだからBが成り立つのでは?」と仮説を立てます。

ビジネスの場面で例えると、
結果を出している先輩や本を読んで、「こうすれば結果が出るのでは?」と仮説を立てることになります。

仮説を立てるときに注目するべきことは、
情報をインプットすることが大切であることです。

先程の例をみると、
結果を出している先輩や本から情報をインプットしています

僕は研究を通して、
アウトプット(成果)を出すためには、インプット(情報収集など)で手を抜いてはいけないことを学びました!

3、実験を行う

これは、考えた仮説が正しいかを検証するということです。言い換えれば、「実際に行動してみる!」という言葉になるでしょう。

ここは、特に詳しく書くことはありません。

仮説を立てるだけでは結果がどうなるかはわかりません。
なので、とにかくやってみることが重要
だと思います。

行動しなかったら何も状況変わらないですよね〜

ある意味、ここがもっとも重要かもしれませんね!

4、結果をみて、考察する

実験では、仮説と異なる結果の場合に「どうして結果が異なるか」を考えます。

そして、また情報収集→仮説立てる→… と続けていきます。

ここで大切なのは、
自分の立てた仮説と結果が異なっても失敗したと思わないことだと思います。

結果はどうなるかわからないし、コントロールできないので深く考えすぎないことが大切です!
研究でもビジネスでもチャレンジし続けることが大切です!

5、最後に

大学の研究では、答えは一つしかないことが当たり前でした。
誰がやっても同じ結果になることが何より大切でした。

しかし、ビジネスでは違います。
答えは一つではない、
自分の最適が他人の最適ではない、
誰がやっても同じ結果になることはない、

自分にとってのベストは他人にとってのベストではないことを忘れないようにしないとな〜っていつも思ってます。


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