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#218 頼り下手な自分が人に頼ってみたら、人生楽になった話。

昔から人に頼ることが苦手だ。

数学の勉強でわからないところや、
プレゼン資料で煮詰まっているところを抱え込み、
時間を大量に溶かすことがよくあった。
(ギリギリに終わりはするが、めっちゃ疲れる。)

いつでも聞いてね!
って会社の上司も友達も言ってくれてたのに、
どうしても「困ってます」の一言が言えない。

そんな自分が頼る大事さに気づいたのは、
この本のおかげだ。
「 頼るスキルの磨き方 」


頼ることは自分だけでなく、相手をも幸せにする素晴らしいスキルなのだ。

人に頼れる人は、相手を幸せにしていたのだ。


頼られたら、実はものすごく嬉しいものだ。

人に困っていることを打ち明けられたり、
相談を持ちかけられて、嬉しかったという人は多いのではないだろうか。

自分の場合に置き換えても、
例えば何か相談を受けた時に、
迷惑なんてほぼ思った事がない。

逆に
「聞いてくれて嬉しい!」
「自分でも役に立てた!」
「話すきっかけができて楽しい!」

こんな風にポジティブな気持ちになる。
だって日常では、
やっぱり上手くいかないことも多くて、
誰かと話したいけど話せなくて、
みんなすごいなーなんて比較してたりするのだ。

そんな時に誰かが
「困ってるから相談に乗ってほしい。」
と打ち明けてくれると、
こちらこそお願いします!

と嬉しくなってしまう。

基本的に頼られたらめっちゃ嬉しいのだ。

人に頼る人は、周囲を幸せにする。

頼り上手は知らず知らずのうちに、
周囲の人の強みを引き出している重要な存在だと思う。

人の役に立ちたいという人が集まっても、助ける相手がいなければ「人の役に立ちたい」「喜ばれたい」「感謝されたい」という気持ちが満たされません。助けられる人は弱い人なのではなく、周囲の人の強みや良さを引き出す重要な存在です。
中略
自分がSOSを出すことで、喜んで手伝ってくれる人が必ずいる。
うまくSOSを出せば、相手も自己肯定感が上がり、力を発揮でき、元気になる。そんな風にポジティブな捉え方をすると、頼ることについての新たな価値が見えるのではないでしょうか。

 頼るスキルの磨き方 p32

人に頼れる人は、
周囲を幸せにしているし、その人が自信を持つきっかけを作っているし、
実はキーパーソンともいうべき人だ。

だから、
「迷惑かも」とか「時間を奪って申し訳ない」とか「自分1人でやらなければ」
と考えて相談をしないのは非常に勿体無い!!

自分の「分からない」は相手を幸せにするチャンスなのだ。

自分も頼ってみたら、距離が縮まった。

だから自分も思い切って人に頼ってみた。

仕事での動き方について考えがまとまらなかったので、
相談して欲しいというSOSを出してみた。

するとお相手も快く受け入れてくれて、
相談以上に楽しい時間になった。

相談する前は、時間を奪ってしまって申し訳ないな。
なんて思ったりしたけど、
やっぱり相談してよかった!!

相手も話せて嬉しかったと言ってくれたのだから、
やっぱり「頼る」「相談する」というのはお互いにとって大事なことんだなぁと思った。

お互いのために、自信を持って頼ろう

聞いて申し訳ないではなくて、
「頼る」ことで何か良い変化が生まれるはずだ。
という視点を持ってみよう。

自分の経験値だが、
今までを振り返ってみても、
頼られたり、相談されたりして迷惑と思ったことがほぼ思いつかない。
(もちろん例外はあるが、それは稀なケースだ。)

逆に嬉しかったと思うことがほとんどだ。

それがなぜか自分が頼る番になると、
申し訳ないとか思っちゃうから苦しくなるのだ。

もっと自分から気軽に頼ってみよう。
もっと自分から気軽に相談してみよう。

「頼る」こと、お互いを幸せにする重要なスキルである。


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