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「努力」とはちょっと違う!童話「ウサギとカメ」から学んだこと

アニメ大好きh.yuharaです。

今回は以前「ウマ娘プリティーダービー」を見ていて、その中のセリフで良い言葉がありましたので考察し文字起こししました。

『ウサギとカメ』の童話については知らない人がいないというくらい有名ですね。皆さんやそのご家族の方もよくご存知だと思います。この話のあらすじを一言で表しますと、能力に胡座をかいた「ウサギ」がコツコツと努力を積み重ねた「カメ」に負ける。という内容です。努力が実る…みたいな。

しかし、このアニメでは少し違う解釈をしています。この童話の真意については諸説ありますが、単純な理解だけで思考を止めてしまうと勿体ないので、そこから私自身もこれからの人生や社会生活に役立てられるよう分析してみました。

ウサギはカメを、カメはゴールを見ていた

この話を違う角度で読み解くとスピードや能力の違いを超えて、何に焦点を当てて努力するかが重要だという深い教訓を伝えていることがわかります。ウサギは自分の速さに自信を持ち、競争相手である「カメ」にばかり注意を向けましたが、カメは「ゴール」だけを見据えて一歩一歩着実に進み、最終的に勝利を収めました。

私はこの物語から、日常やキャリアに応用できる大切な姿勢を学ぶことができるのだと思っています。



自分の目標に集中

社会人・学生に関わらず、人間社会で生きていく上で周りの同僚やライバル上司からの評価に気を取られることってよくありますよね。同僚がどれだけ早く昇進しているのか、どんな成果を上げているのかを気にすることで、自分の本来の目標や進むべき道が見えなくなってしまうこともあるかと思います。ウサギのように他人との比較ばかりしていると、自分の進捗に焦りが生じ、短期的な成功を追い求めるあまり、長期的な成長を犠牲にしてしまう危険性があります。


一歩一歩着実に進む

一方で、カメのように他者を意識せず、自分の目標に集中する姿勢が重要です。たとえ周りがどんなに速く進んでいても、自分のペースで着実に前進することで、最終的にはより大きな個性と強みを手にすることができます。例えば、営業担当者がクライアントとの信頼関係をじっくりと築きながら、短期的な数字に振り回されることなく取り組んでいれば、結果的に安定したビジネス基盤を作り上げることができるのと同じです。



具体的な目標設定と中継地点の重要性

ただし、カメのように前進し続けるためには、ゴールや途中の中継地点をより具体的に設定することが重要で、それを欠いた状態では折角一歩一歩努力したとしても進む方向が間違っていた…ということになりかねません。

具体的には、キャリアを積む上で「3年以内にマネージャーになる」といった大きなゴールを設定し、その過程で「毎年一つ新しいスキルを習得する」や「半年ごとに業績評価でAを取る」といった中継地点を設けることが有効です。こうした具体的な目標を立て、更にはその過程を細かく細分化していくことで、自分の進捗を確認しやすくなり、カメのように一歩ずつ前進するモチベーションを維持できます。


成功とは他者との比較ではなく、自分の成長にある

このように、他人との競争にとらわれるのではなく、自分自身の成長に焦点を当てることが、成功への道となります。カメがゴールだけを見据えて着実に歩んだように、私たちも自分の目標を見失わずに進むことが、人生やキャリアにおける本当の成功をもたらすのだと思います。

まとめ

ウサギとカメの物語は、私たちに短期的な成功や他者との比較ではなく、長期的な成長に焦点を当てた生き方の大切さを教えてくれています。結局のところ、最も重要なのはスピードや能力ではなく『何に焦点を当てて努力を続けるか』です。

自分自身のゴールを具体的に見据えて、途中でその道筋が間違っていないかを確認しつつ着実に前進していくことこそが物事を成功に導くのだと思います。


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