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5G・AI技術利用·北京市新型コロナウイルス肺炎医師相談プラットフォームが正式に開設

原文ソース:科学技術日報
 2月1日、北京医学会のプレスカンファレンスが開催され、「北京市新型コロナウイルス感染肺炎オンライン医師相談プラットフォーム」の正式な開設が発表された。プラットフォームは5G、人工知能、映像通信、遠隔医療などの情報技術を利用し、新型コロナウイルス肺炎対策期間中、千人余りの北京の医師が24時間対応で、市民に相談サービスを提供するという。市民が、外出することなく、ウイルス対策の知識を取得できるようになる。それと同時に、プラットフォームでは、医師が予防、診療などについて専門的な指導を提供する。それによって、市民の不安を緩和させ、市民が混乱することなく適切な医療機関へアクセスできるようにし、感染リスクを減少させ、公衆医療への負担を軽減させる狙いがあると思われる。
 プラットフォームは、1月26日以降、北京市科学委員会、市衛生健康委員会、市病院管理センターの支援・指導の下、北京医学会が担当し、医療健康基金会などの機関と協力して設置したという。首都医科大学は、30余りの部門から、1000名以上の医者を推薦し、医療健康基金会は、北京2級以上病院の中青年医師を100名余り推薦し、共同でプラットフォームサービスを行うという。
 北京医学会会長の封国生氏の紹介によると、プラットフォームにおいては、「1+N」の仕組みが採用され、中国大手IT会社であるBaiduがメインプラットフォームの開発、運営とメンテナンスを担当した。他の11社のIT企業が、それぞれのリソースを共有し、サブプラットフォームを設置した。メインプラットフォームと各サブプラットフォームは、標識使用の統一、管理の統一、リソースの共有、機能の補完、操作の便宜化を実現しているという。北京医療専門家とIT企業の努力によって、6日間でプラットフォームを完成し、正式に開設したという。