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はじまりに寄せて yuhakuとの出会い

銀座に店舗がオープンしてはや 4 ヶ月。
お店の前のイチョウの木も、先月末に芽吹いた新芽がどんどん大きく育っています。 

今回は、私が yuhaku と出会ったときのことをお話したいと思います。 

yuhaku という革製品のブランドを知ったのは、インターネット上でのことでした。
写真の鮮やかな色に惹かれて実物を見てみたいと思い、都内の百貨店へと出かけました。
販売員の方が手袋をした手で見せてくださったのは、端から背へ向かって明るくなる色合いが印象的な二つ折りのお財布。
目の前に並べていただいたのは、ブルー、ダークブラウン、ワインの3色。
その中で、はじめに手に取ったのは、ワインカラーでした。
『すてきな色だ゙なぁ』と何気なく選んだのですが、開いた瞬間、コインポケットのフタに目を奪われたのです。
小さい面積ながら、夕暮れの空を思い起こすグラデーション。
そのうつくしさに、思わず「わぁ!」と声が出ました。

あのときの衝撃は、今でもはっきりと覚えています。 

今までの人生を振り返ってみると、好きになってきたものには必ず、出会ったときの衝撃がありました。
自分が今まで見たこと、聴いたこと、味わったことのないもの。
こんなものがこの世にあるのか、という大きな驚き。

当時、就職活動中で、『お客様に自信を持ってご紹介できるプロダクトに携わりたい』と思っていた私は、ぜひこの会社で働きたいと感じ、選考に応募することを決めました。

yuhaku の一員として銀座店で仕事をするようになってからも、毎日のようにその気持ちを思い出しています。
届いた商品を検品するとき、お客様にご希望の商品をお出しするとき、毎回、箱を開けるたびにうれしい驚きがあります。 

この驚きを皆様にも味わっていただけますように。

これから少しずつ、ご紹介していきますね。

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