エリカ・ドゥラゴさんに登壇していただきました&データ関連のサイト3つ
オーガニックラーニング、今日の講座はエリカ・ドゥラゴさん。聖徳学園中学・高等学校のデータサイエンスコースの立ち上げをされた方でもあります。その最新のカリキュラムもさることながら、英語とのイマージョンや世界を視野に入れた探究型の教育プログラム、統計学などの専門科目、そしてある意味地味に見える事実と意見の扱いなど具体的なお話も聞けたのは大きな収穫でした。
評価は学びと切り離せない重要な要素です。どの部分をどのように評価するのかを明確にする必要があります。ある教科での評価方法についても教えていただきましたが、その内容は非常に複雑で、実際にここまで実施できるかどうかは不安なところでもあります。ただ、「評価は生徒の成長のためにある」ということは忘れないでおきたいものです。
Human Development Index
さて、今日教えてもらったサイトがこちら。
1つ目、Human Development Indexがグラフで可視化されたサイト。
Human Development Index(HDI)は、国連開発計画(UNDP)によって開発された指標で、人間の開発レベルを評価するためのものです。HDIは、以下の3つの主要な次元を組み合わせて算出されます。
寿命:平均余命を示し、健康と寿命の長さを測定します。
教育:識字率や就学率などを基に、教育の達成度を測定します。
生活水準:一人当たりの国内総所得(GNI)を基に、生活の質を評価します。
これらの指標を総合して算出されるHDIは、0から1の範囲で示され、高い値ほど人間開発のレベルが高いことを意味します。HDIは、国や地域の開発状況を比較するために使われる重要な指標です。
Dollar Street
2つ目はこちら。Dollar Streetです。
これ、めちゃくちゃ面白い。様々な国の年収ごとの暮らしが可視化されているんです。例えばトイレ。年収57ドルのルアンダの家庭では壁がなく、土に掘った穴だけ。それが数百ドルになると見たことのあるトイレになります。
この2つのサイトを比較対象して、類似点や相違点を見つけたり、課題を発見したり。数字も写真も発見がたくさんあって面白い!
The True Size of
こちらはある国の地図を世界中に自由に移動できるアプリ。日本ってこんなに大きいんだと思ったり、メルカトル図法だと極の近くと赤道近くで全然違うって気付いたり。
さいごに
データサイエンスという言葉が出てきて10年ほどになったとか。AIもそうですが、言葉だけが上滑りしないように、授業の中で身につけていけるようにしたいものです。最先端を行く、聖徳学園中学・高等学校のデータサイエンスコースから目が離せません!
エリカさんが登壇するこちらもぜひ!
オーガニックラーニングでは2024年の夏、A.I.と共に歩む教育の未来と題したオンライン講座を行なっています。すでに一部は終わりましたが、終了までにお申し込みいただければ、終了した回の動画をプレゼントします。
今江藤が一番話を聞きたいメンバーです。わたし自身、学ぶのが楽しみです。
いただいたサポートで参加者がハッピーになる仕掛けを増やします^^