AIと教育の未来: 渡辺さんのビジョンに迫る
オーガニックラーニングの連続講座の登壇者ですが、今回は渡辺光輝さん。お話の中で、特に印象的だったのはAIの教育現場への応用についての話でした。以下はその内容を簡単にまとめたものです。
チェックインとプロンプトの活用
イベントの始めに行われたチェックインでは、「最近よく使うプロンプト」や「AIでこんなことができるか知りたい」といった内容が話題になりました。チェックインだけで15分を費やしましたが、それぞれが工夫していることが分かり、非常に興味深かったです。特に英語の先生が多いため、問題作成などにAIを活用している例が多かったようです。
渡辺さんはプロンプトの具体例として、生徒の意見の傾向を分析し、その中でユニークなものを学び、感想をまとめ、深まるような問いを考えるプロンプトや、複雑なことを理解しやすくするプロンプトなど、たくさんの例を挙げていただきました。
ユーミンの「春よ、来い」のAI解釈
また、渡辺さんが以前Facebookで紹介していたユーミンの「春よ、来い」のAI解釈についても触れられました。この話題に興味を持っていたので、直接聞けて良かったです。人間の解釈とAIの解釈がどう違うのかを比較する授業実践の話があり、参加者それぞれがいろいろな考えを出し合いました。解釈は経験値や人生観によって異なるという点が強調されました。
なぜAIなのか?
渡辺さんは「なぜAIなのか?」という問いを投げかけ、教師が直接指導するときに感じられる「誘導ぽさ」を避けることができる点を強調しました。AIを使うことで、客観的かつ公平な指導が可能になるというのです。AIの解釈は膨大なデータに基づいており、英語のテキストデータを吸い上げたり、YouTubeからの言語データを解析したりしているとのことでした。しかし、AIの解釈は人間とは現時点では異なる印象を与えることもあります。
国語が得意な教師とAIの役割
特に興味深かったのは、国語が得意な教師が生徒に与える影響についての考察でした。渡辺さんは、国語が得意な教師がセンスのないと感じている生徒を追い詰めてしまう可能性があると指摘しました。ここでAIの役割が重要になってきます。AIは教師以上に説得力を持ち、生徒の理解を深めることができると述べました。
防災AIや歴史GPTsの登場
さらに、渡辺さんは教育の多様化についても触れました。防災AIや歴史GPTsなど、特化したものを作成するようになると、教育の幅が広がり、生徒の興味を引き出すことができると期待されています。
言語化の重要性
最後に、渡辺さんは「うまくできたよね」という評価ではなく、「どう言語化するのか」が重要だと強調しました。成果を評価するだけでなく、そのプロセスを言語化し、共有することが学びを深める鍵であると述べました。特に印象に残った言葉は「言葉から離れたら、言葉に戻る」です。この視点は過激かもしれませんが、入試対策の4択問題など、言葉から離れている教育方法に一石を投じるものでした。
渡辺さんの話を通じて、AIが教育現場にもたらす可能性と、それによって生徒がより良い学びを得る方法について考えさせられました。これからの教育の未来が非常に楽しみです。
講座は3回目まで終了しました。今からでも動画で追いかけたい方はこちらよりどうぞ。
さいごに
今日のブログは私のメモをもとにChat-GPT4に書いてもらったもの。お気づきになられましたか?ちょっとしたミスがないから、私ぽくないかもですね(笑)トップ画は、右の俳句から創造したもの。でも、なかなか飛び込む感じとは違うようです。みなさんもプロンプトを工夫してやってみてくださいね。
暑い夏が続きます。(2024/ 7) 体調に気をつけてね!
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