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5歳から使える教育用SNS, Seesawのメリットと使い方

Google ClassroomとEdmodoの話ばかりしているのですが、実は1番のお気に入りはSeesawです。直感的で、手書きや写真、動画と相性がよく5歳から大人まで幅広く使えます。実は6歳の次男にはSeesawを通して課題を配信しています。プリント課題もやっていますが、この方が自由度が高いのとお話を作って録音したりできるので楽しくて仕方がないようです。

Google ClassroomやEdmodoのデメリット

なんと言っても、音・画像・動画との親和性が低いことでしょう。例えば、まだ字が読めない幼稚園児や小学校低学年、特別支援の子達には指示を出すのも課題をやってもらうにも文字ベースだと難しいですよね。音声での指示やフィードバックができるのは多分Seesawならではです。現時点では、例えば語学の授業で音声でのやりとりとなるとロイロノート以外では厳しいですが、無料ではないですし、家庭で個人の契約というのはないと思います。

また、全体の成果物を生徒が一覧で見るというのもGoogle ClassroomやEdmodoでは他のアプリを組み合わせるしかありません。このように、元々アメリカの小学生向けに開発されたEdmodoでさえ、痒いところに手が届かないのが現状です。

Seesawのいいところその①

提出方法の多様性と直感的な操作はSeesaw最大の特徴です。タブレットやスマホでないとできないのですが、このようにいろんな形で課題が作成できる上、見た目もわかりやすいので小さい子供や慣れていない人でも簡単に使い始めることができるのです。

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Seesawのいいところその②

誰が提出したか見られるのはGoogle Classroomも同じですが、この画面を生徒にも共有できるのです。生徒同士でフィードバックをすることも可能です。

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この写真は4年くらい前のものなのですが、高校3年生の特別授業で使ったときのもの。自分のクラス以外の生徒が多く、教育ようSNSに慣れていなかったのでSeesawを使っていました。これは自己紹介で自分の写真に自分を表すキーワードをつけて出す課題。他の生徒のも見ることができて、楽しく取り組んでいました。

Seesawのいいところその③

Activity Libraryにいろんな先生の課題があり、カスタマイズして使うことが可能です。何にも思いつかないときはライブラリで課題を探します。高校の英語の授業だと、英語圏の子どもの課題がぴったり。次男は小学校一年生なので、アメリカの小学校の課題を日本語にして配信したりします。

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この課題だと、テーマは「世界を変えた女性たち」日本ではあまり耳にしないテーマですが、こうしてジェンダーや歴史、英語を取り入れて学ぶって素敵な課題になりそうです。

Seesawの困ったところ

英語なんです...日本人の先生は英語アレルギーが結構多いので、広まらないのだと思います。子どもにとっては操作は簡単なんですけどね。やってみたらどうってことないので、触ってみて欲しいです。

さいごに

今の勤務先はクロームブック環境にないので使っていませんが、スマホやタブレットに配信するならとってもオススメです。あと、やはり小学校低学年だとGoogle Classroomはちょっと難しいし、有料のサービスを使うのも無理だし、という時にもいいですね。我が家では次男がたくさん自分で取り組んだ作品を送って見せてくれるのが何よりの楽しみです。

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↑自分で描いた絵にストーリーを吹き込んで五回も今日は送ってくれました!

次回は、実際わたしと次男がどんな風に使っているのか、そして詳しい使い方を説明しますね。お楽しみに!

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