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突き出ているならむしろスキを極めたい

久しぶりに、自分のような動きをする先生に出会いました。Zoomでの打ち合わせをしていたのは、新講座への登壇について。2022年11月4日スタートの4回連続講座です。

変って罪なの?

小学校に入学した私は、変な子でした。同じペースで動いているクラスメートに違和感を感じていました。それもそのはず、先生からも同年代からも、学校で評価されることがほぼほぼ苦手、一方で学校で評価されないことが得意だったのです。

例えば、ものすごく足が遅くてクラスでビリ、漢字が苦手、計算が遅い、ドッジボールできない、ゲームというゲームに興味がなく、流行にも疎い。得意だったことは、日英多読、顕微鏡観察、料理、モノづくり全般。裁縫や料理は幼児期からやっていましたし、藤から毛糸から半田付けまでなんでもやっていました。これでは同年代と話が合うはずもなく、いつもどっぷり仲のいい一人の友人以外興味もありませんでした。

そもそも江藤家では変わっていることがよしとされていたところがあり、何かと浮いてしまうのです。自分では全く気にしていないのですが、あまりにも変なやつなので、周りもいじめる機会を失って放っておいてくれました。

変=スキにのめり込む人

好きなことにのめり込んでいくのですが、それが同年代の「ふつう」とさらにかけ離れていくことにつながります。そういうわけで、気づくとできることはめちゃくちゃできるのですが、興味のないことはまるでポンコツという、今の自分に近い個性の子どもになっていました。

最近オーガニックラーニングの活動をしていますが、講座自体が全て私の「スキ」でできています。スキにやってますし、スキなことを講座にしたり、スキな人を呼んで来て登壇していただいています。

スキにのめりこむことで、同じような人が集まってきて、それはそれは愉快な共同体になりつつあります。

スキを極めちゃった人

江藤の周りでスキを極めている人たちは、100%楽しく生きています。中でも、最近出会った関口あさかさん。彼女は「違うことに価値が出始めた時代」だと言います。まさに変であることこそがバリューになる。一律に何かができることが通常の価値観ですが、むしろ秀でていることを伸ばす方がいいと言います。彼女は特別支援の先生ですが、進学校の現場で常々私が思っていたことと全く同じでした。実際、得意なことをトコトン伸ばした結果、自己効力感がアップして他の領域でできることが増えたんだそう。詳しくは、彼女のTEDを見てみてください。

あさかさんは今、得意のアートを生かして無料で素材がダウンロードできるページを作ったり、ICTを活用した授業を推進していて、マイクロソフトからMicrosoft Innovative Educator Fellowに選ばれた日本の先生6名のうちの1人でもあります。

自分の「スキ」を自分で伸ばすことが幸せになる

学びの場で先生がスキを極めると、突き抜けた個性を持つ子どもたちがカラフルに、生き生きと活動できるようになります。自分の「スキ」を伸ばせる場づくりがとっても大事なんです。

だから、次の講座が楽しみです!というのも…

  • カラフルな人が育つ場をつくるヒントが得られます

  • 「この人すごい!」だけでなく、学校や家庭での実践のきっかけになります

  • 自分のものの見方、音の聞きかた、スキの生かし方が変わります

カラフルな人が育つ場をつくるまほうを手に入れる

講座の登壇者は4人です。金曜日夜、21時半から23時の時間帯、Zoomで行います。子育て中の方、介護をされている方、家事をしながらの方。江藤もPDPJします。(パジャマでガチ研修の意味)

11月4日(金)は関口あさかさん。
先ほどからお話ししている通り、アートやICTを切り口に幅広い活動をされています。最近ではクラシエとのコラボ企画が面白い!

11月11日(金)は小松正史さん。
京都精華大学で教鞭をとられるだけでなく、演奏家としても活動されています。江藤は、小松さんの「耳トレ」についてお聞きしてから聞こえ方が変わりました。この日だけ、8時半スタートとなります。

11月18日(金)は藤野愛さん。
足踏みミシンに夢中になったり、有精卵を温めたり、包丁で雑草をひたすら刻んだり…。「遊びながら学ぶ」こども時代を経て、県立高校の教諭になったとのこと。実践の中には「遊び」の要素がたくさん。お子さんは3人とも高専で学ばれています。藤野流の子育てについてもお話しいただきます。また、ここまでを振り返って参加者一人一人が作りたい場や挑戦したいことについても考えます。

そして11月25日(金)は江藤。
現在行っている教育実践について紹介します。カラフルな個性が育つ授業とは?音楽や図解、文法イメージを正確にとらえる授業やイスラムをテーマにした2ヶ月に渡る授業について紹介します。また、発達に凸凹がある長男は中学三年生。不登校傾向で、教科の試験は苦手ですが、自分をご機嫌にすることは得意です。まだ子育て道半ばですが、悩めるお母さんのヒントになればと思い、少しお話しさせてください。

さいごに

聞こえ方が変わった!接し方が変わった!こんな小さなことでいいの?カラフルな人が育つ場をつくるまほうを手に入れるEnchantな11月の講座💍

2022年10月25日までにメッセージをいただきますと、先行予約中にも使えるクーポンを発券します。(FB, Twitter, Instagramで探してみてください。)最前列が確保できます。

本予約スタートしました!早割は2022/10/28までです。お会いできるのを楽しみにしています。




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