【エンジニア採用】 エンジニア採用担当者は、エンジニアリングの歴史"感"を養おう!
ども、スタートアップで働くなかしま(@nakashimayugo)です。
この企画は、非エンジニアの採用担当者が採用用のエンジニアリング知識を学ぼうというものです。
さて、今回は歴史”感”を養おうという提案です。
エンジニア採用をやっていると、「個別の用語わかった!」状態から、なかなか技術の潮流(というか繋がり)が理解しにくい。エンジニアからすると、効率化の文脈だよね〜とか、〇〇が人気だからそれに付随しているよね〜とか、当たり前のような肌感覚が採用担当者からすると本当に未知の世界なんですよね。
エンジニアに色々聞くことは前提として、会話の土台として、自分でもざっくりとした歴史"感"は持っておくと良いのかなと思っています。
大きな流れの俯瞰
まずざーっくり、流れを掴んでおくとこんな感じ。
●パッケージや業務システムの開発からSaasをはじめとしたWeb経由で機能提供する形に。そうなると継続的でアップデート頻度の高い開発が必要に。チーム開発の手法や各種ツールもそれに合わせたものが人気。アジャイルやCI/CDとか。
●企業もスタートアップやベンチャーもエンジニアに人気。世界でも日本でもテック系企業の勢いすごい。
●開発の主体がハードからミドルウェアなどのソフトウェア、そしてWebアプリケーションなど一般ユーザーが使うサービスの開発へ。主体ってなんだという話ですが。
●ブラウザはただHTMLドキュメントを描画するものから、拡張機能もたくさん載せ、アプリケーションを動かすプラットフォームに。フロントエンドの技術発展が今すごく早い。
●サーバ構築も楽に、いろいろ楽にしたいよね的な。それに伴い色んなサービスが採用要件で登場しだす。
●OSSの考えが生まれ(提唱され)、GitHubも出てきて更に技術発展の速度がスーパー早くなる。
※記事見たり、エンジニアの話を聞いたりした「主観」です。
技術やサービス名の歴史感
●新しい言語は人気な傾向に。Swift, Kotlin, Go, TypeScriptとか。最近は趣味でElixir触っているという人も多いかも?関数型、並列型とかよく聞く。
●クラウドサーバはAmazon、Google、マイクロソフト、アリババと、外資のでっかいところがすごい。そして付随して関連サービスが出まくり、人気すぎ。
意外に古い技術も新しい技術もどっちも使っている。
こういうった古い技術は、磨かれた技術ということで「枯れた技術」と表現されるらしいです。
関連する記事を読んでおこう
色々あるので、ざ〜〜〜っと「歴史」「流れ」「年表」で引っかかる記事を見ておくと、勉強になります。
やっぱり年表形式で見ると分かりやすい!
この記事すごく面白いです。確かに子どもの頃そんな感じだったなーと、業務と生活が繋がる感じ。
個別領域の歴史記事
■仮想化の歴史
発展編ですが、コンテナは今採用要件で結構見るので、仮想化を抑えておくとよいかも。
■プログラミング言語
言わずもがな自社で使っているプログラミング言語は「いつ」「なにから派生した?」「どういう思想で?」といったことを抑えておくとよいです。
自社のCTOやテックリードエンジニアに「なんで今この言語使ってるの?」と自社の技術の選定理由を聞けるとかなりGood!
すごく理解が深まります。
他にも非エンジニアでも読みやすい記事があれば追記していきます。
はい。いつもながらさくっとでしたが、非エンジニアの人もエンジニアリング学習を進めて、エンジニア採用ができる人事として市場価値上げていきましょー!
■学習をすすめるために
本記事の内容を含めた採用担当者向けの技術用語本を発売しました。
こちらもぜひ見てみてください。
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