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K-POPとJ-POPについて

先日YouTubeで成田悠輔さんとYOASOBIのお2人の対談動画を見ました。凄く学びがある動画だったのですが、その中でJ-POPとK-POPについて話されていた内容が特に勉強になったので、そのことについて書いていきます。

動画は前編後編あるので、そのリンクを貼っておきます。

ジャンルごと沼らせる

この対談動画ではアイドルはなぜヒットしたのか、YOASOBIの英語曲の翻訳の凄さ、YOASOBIの2人はお互いのどこが凄いと思うか、など様々な話をされていて非常に面白かったです。

そして僕が一番印象に残ったのが、YOASOBIさんの曲が海外でも人気が出ているという話の流れで話されていたことです。それがこちらです。

成田悠輔「海外での成功再現可能なものだと思いますか?それともこれは奇跡だと思いますか?」

Ayase「現状では難しいと思います。J-POPK-POPとよく比べられることがありますが、K-POPはダンスに一定のルール形成されていて、ジャンルとして確立されているが、J-POPは日本で流行っている音楽J-POPと呼んでいるだけであって確立させるのは相当難しい。だからといって楽曲の範囲を決めて確立させるのが良いとも言い切れない」

成田悠輔「ではJ-POPの代わりに『YOASOBI』というジャンルを作るのはどうですか?」

Ayase「僕が今狙っているのはそれですね。ただK-POPは1組世界で売れた時に「他にもかっこいいアーティストがいる!」と気づいて貰い、数珠つなぎ的に他のアーティストも売れていくという立体的な構造があるので、僕達だけで売れるのは相当難しいと思います」

よく「K-POPは違いが分からない」という人がいますが、似ていることによって一度入った人を逃さずジャンルごと沼らせることが出来ているため、世界でも爆発的なヒットを呼び寄せたんだと分かりました。

また海外でも当てはまるのか分かりませんが、女性アイドルには女神性を見出したいファンが多いので、アイドルは若さを切り売りするしかないという現状で変わりを見つけやすいK-POPは最適なのかも知れません。

これは『令和ロマンの娯楽がたり』という番組で話されていたことです。詳しくはこちらの投稿からご覧ください。

おわりに

「YOASOBIというジャンルを作りたい」という話は結構難しいなと僕も思いました。似たような音楽を出す人が仮に現れたとしても、パクリとして扱われるだけだし、後継者が現れないので自力で上り詰めるしかありません。

とりあえず深い学びが得られる面白い動画を見ることが出来ました。
本日も読んでくださりありがとうございました!

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