時間の使い方
「70対20対10」の法則
Google元会長兼CEOのエリック・シュミットさんがGoogleを成長させていく過程で用いたリソースの配分ルールで、 70%は「うまくいっていること」に、20%は今までの「改善」に、10%はまったく「新しいこと」に配分していくと良いという考え方。例えば、1日の活動時間が16時間とし、自分の活動時間の10%を新しいことに配分してみると10%なら約1時間半を新しいことにチャレンジしてみるといいらしい。
僕が日本で活動していた去年の話。僕はインストラクターとして8時間勤務、朝か夜にはサッカーの練習や低酸素ジムに通っていた。週末にも仕事があったり、サッカーの公式戦があったりとまあまあ忙しく生活していた。ですが上記の10%を意識して生活していた。毎日10%が無理でも5%ほどは時間を「新しいこと」のために使っていた。
僕の仕事はシフト制だったため、出勤時間が毎日バラバラ。その中でスケジューリングして毎日の業務とやりたいことのTodoリストを書き出して10%の時間を作る努力をしたり。そのおかげで無理なく新しいチャレンジが出来た。
また、早朝の時間を有効活用していた。例えば出勤が8時や9時といった時には5時台に起きて朝一でカフェに行き新しい学びのための勉強したり、読書をしたり。僕は朝起きることが得意であり、家ではまったく集中できないけど、外に出るとやる気が2倍になる特性があったため、積極的に外に行くことを意識していた。
10%を確保するために自分の普段の行動を見つめなおすこと、新しいことに取り組む理由の明確化、そして取り組むにあたってベストな方法を見つけるとより効率的に成長できると思う。
上記例では時間軸の話だけど、人や資源もこの比率で配分できる。「新しいこと」には勇気が必要だったり、失敗がつきもの。10%の枠であればそのダメージも少なく、小さな成功体験を積み重ねることが出来る。
学びから意識を変えてみる、そんなきっかけになればいいなと思います。
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