一次創作の話6
長いこと更新途絶えちゃって申し訳ない。
お久しぶりです。もう書き方忘れちゃったよ。
長きにわたって続けておりました、General Frostキャラ紹介もこれで最後。といっても創作の紹介自体はこれからも続けていきますので、何卒よろしくお願いします。なお、今疲れてるのでまたしばらく更新が途絶えます。
今回も言うまでもなく勿論長いんですけど、なんか、書く前から気が重い…
毎度恒例先に読んでおいた方がいい記事
(創作の世界観とか説明してます)
沢山あってごめんね。でもこの記事だけ見てもわかんないと思うんだ。
前回と前々回のキャラ紹介
General Frostキャラ紹介3
紹介キャラ
ルア・ラトゥール
クレール・カルフォン
やけに重苦しい2人がラストになってしまった…
過去にこの二人の設定を読んだ人からは精神的ダメージを受けたという感想をいただいたような気がします。
ええ、なので心して読んでください。お願いします。責任とれないので。
ルア・ラトゥール
プロフィール
概要
「俺のことは覚えなくていい。どうせこの身体は、もう長くは持たない」
魔術の名門、ラトゥール家の生まれであり、ハーフェンガルト魔導軍、次期魔導師長の座を約束された人物。顔色悪い絵が多くてとてもそうは見えないが人当たりがよく、挨拶されれば必ず微笑み返す好青年。
……ただし、諸事情によりトウティスは例外な様子。
非常に正義感が強く、困っている人には迷わず救いの手を差し伸べる。
その一方で自身が悪と見みなした者に対しては非常に冷酷。頭を足蹴にし、罵声を浴びせる、野や建物もろとも焼き尽くすなど、とにかく容赦がない。
「人々が平和に暮らす為、それを阻害する者を根絶する」という信念の下、先の見えない正義を執行する彼を止められる者は現れるのだろうか…
また、自己肯定感が欠落しており、自身の命を顧みない、無茶な行動をとることが非常に多い。食事や睡眠をとらないことも珍しくないため、健康状態はイマイチ。また、過去に重傷の怪我を負ってノヴァに運ばれたことがことがあり、その際の血液検査で魔力の侵食により身体に大きな負荷がかかっていることが発覚。当時の担当医師からは問題視されたが、どうしても治療を受けたくなかった彼はノヴァから逃走を図る。以後、医師から逃れるべく、髪を伸ばし、黒い外套を身に纏い、常に身を隠すようになった。
「いつ死んでもおかしくはない…立って歩けるのが不思議なくらいだ」
真面目でしっかり者のように見える彼だが、自分の身の回りのことはかなり無頓着。料理を人に振る舞う際は材料選びや盛り付けにこだわるが、食べるのが自分だけの場合は「食べれさえすればいい」とかなり適当。食材の賞味期限などには目もくれない。そんなんだから不健康なんだよ。
人間関係
基本的に誰にでも人当たりのいい彼だが、幼馴染であるトウティスとは顔を合わせるたびに嫌味を言い合う仲。しかし、ただ単に仲が悪いわけではないようで、なんだかんだ互いへの理解度は高い。
「もし俺が本当に厄災に成り果てても魔導師長なら止めてくれるでしょ?」
「そうだな…俺以外の奴にやられたりするなよ、冬将軍様」
なお、2人が互いに伝えたいことは「俺より先に死ぬな」の一点のみ。全く素直じゃないこの会話から互いに意思を汲み取れているので一周回って相当仲がいいように思える。
ノヴァの保護下にある少女、クレールとは複雑な関係にある。彼女のことを大切に想っているが、それ故に自分が干渉することを良く思っていない。簡単に言えばめんどくさい男である。「彼女と俺は、きっと一緒にいないほうがいい」また、実質現在の彼女の保護者であるアウラとも因縁があるようで…
「もう長話をするつもりはない。ただ医者として君の身体が心配なだけだ」
「クリーレン先生は人が良すぎる。俺なんて貴方が救うに値しないはずだ」
家族構成
両親は健在、既婚者の姉が1人。姪もいる模様。
現在は実家を離れ、一人暮らしをしている。
…もう1人、双子の兄がいたらしいが「8年前に死別した」と本人は語る。
「あの日俺は、兄さんを守れなかった」
衣装デザイン
顔色が悪いことを除けば非常に整った顔立ちの人物。キャラデザをする上でのテーマは闇堕ちした王子様。やさぐれてはいますがいい所の坊ちゃんなので上品さを重視しました。また、奇術師もイメージしていた為、黒い外套と赤系のリボンタイはその名残。
時折片目が隠れて描かれているのは趣味。表情読み取れなくてミステリアスな感じが好きなもんで…先述したとおり髪が長いのは顔を隠す為でもある。
ピアスの石とヘアピンはとある少女からの贈り物であるらしい。
能力
「俺はあの人ほど優しくはない。彼らはただの駒でしかない」
「影の魔導師」という通り名のとおり、影を操る能力を持つ。彼の羽織っている外套はこの能力によって生み出されたものであり、実体はない。同じく使い魔である蛾も影であり、普段は外套の一部となっている。実体がない為触れることはできない。彼らを用いて監視や盗聴などが可能。…なのだが、真っ黒な影である為、昼間は目立ちやすく、光を好む習性も相まって、実はあまり偵察には向いていない。その為、奇襲や目眩しなどの用途で利用することがほとんど。使い魔に対してはあまり愛着がないらしく、使い捨ての駒であると語る。…一方で統率する気もあまりないようで、彼らが好き勝手に行動しても咎めることはない。彼らに興味がないのかと思えばそうでもなく時折彼らの動きを観察していたり、わざわざ彼らの好むものを仕入れて部屋に置いたり…なんだかんだ愛着はあるようである。
また、彼が武器として扱うレイピアもまた影から生み出されたものである。
影を操る能力は炎の魔術によって生じた明かりや燃え滓の副産物。本来彼が最も得意なのは炎の能力のほうである。外套が少し焦げ臭いのはその為。通常はなんの変哲もない炎だが、魔力の濃度が高くなると紫色を帯びたものとなる。
血中の魔力濃度が異常に高い為なのか、身体が影と同化し、蛾となって散り散りになることが多々ある。本人は自身の姿を消すことができると都合よく捉えているが、実はかなり危険な状態であるらしく、下手をすると二度と元の姿を維持できなくなる恐れがある。…当の本人はそうなっても構わないと思っているようだが…
クレール・カルフォン
プロフィール
概要
「私が怖いなら話しかけなければいい」
情報捜査管理機関ノヴァの保護下にある晶族の少女。無口で無表情、そんな彼女を見て周囲の者は「お人形さんのようだ」と口を揃える。実年齢よりも幼い言動が目立つ。ノヴァの保護下という立場にありながら好き勝手に動き回り、思い通りにならなければ相手に刃物を向けるなど、とても物騒。だが同時に血の類は苦手なようで、本当に刺す気はない模様。誤って刺した際は怪我の程度に関わらず情緒不安定になり、必死で自身の衣服で止血を行う。服が汚れるよりも相手が死ぬことの方が怖いと本人は語る。
…と、中央本部にいた頃はずっとこんな調子であったため、隊員たちからはすっかり問題児扱いされていた。詳細は割愛するが、ある世話焼きの産業医の努力により、中央A区でトウティスたちと出会う頃には性格はかなり丸くなったとのこと。身勝手で人の言うことを聞かないのは相変わらずだが。
人間関係
「呼び方は好きにして。あなたのこと、なんて呼べばいい?」
ほとんどの人に心を開くことがなかった為、無愛想な態度が目立つ。基本的に暇を持て余していた為、他人を観察する癖があり、他人に無関心、というわけではない模様。ただしあくまでも観察対象としか見ていなかったため、他人に配慮ができるかどうかは別問題。最近になって本人もこれを問題視し始め、他者とのコミュニケーションを試みているものの、なかなかうまくはいかない様子。
「君と同世代の女の子と話してみるのはどうだ?」というアドバイスの元、サリカとの接触を試み、お互いに戸惑いながらもどうにか日常会話ができる間柄にはなった模様。彼女的にサリカは「誰かに似ていて放っておけない」らしく、やや世話焼きのお姉さんのような言動をとることも。
「サリカ一人じゃ心配。私も行く」
「ええ…あたしの独断に巻き込むわけには…」
彼女を中央A区に連れ出した産業医、アウラとは数少ない軽口を叩ける仲。こちらも彼女的に「誰かに似ていて放っておけない」対象らしく、過労気味な彼を労うことも珍しくない。
「先生はいつ寝るんです?もう見てられない」
「お嬢、もしやどこかの誰かと一緒にしてないだろうな?」
家族構成
「クレール」という名前は母親から与えられたもので「カルフォン」という姓も母親のものを名乗っている。…というのも彼女の両親は夫婦ではなく、拉致加害者と被害者という間柄であった為。母親とは幼い頃に疎遠となっており、生きているのかもわからないという。
彼女の父親は8年前に起こった魔術児童大量誘拐事件の主犯格の一人。事件当時突如住居であった屋敷が何者かの手により放火。娘を酷く溺愛していた彼は、”最期の足掻き”として彼女に暴行を加えようとしていたが、当時誘拐の被害者であったある少年により、胸を貫かれ、殺害された。
少年の名は「ルア」。彼の手引きにより、ラトゥール家に引き取られることとなる。当初は彼のことを全く信用しておらず、何度か怪我を負わせることもあった。中途半端な教育を受けて育った為、当時は彼の手から流れる血が何なのか理解できておらず、現在のように取り乱すことはなかった。
何度か彼と接するうちに心を開き始め、無表情だった彼女に笑顔が灯るようになった。次第に彼に惹かれていく彼女であったが…
3年前、晶族の力を欲した科学者たちにより襲撃を受け、ルアは瀕死の重傷を負ってしまう。その時、ふと自分の目前で死んだ父親のことを思い出し、「このままでは彼が死んでしまう」と察知。パニック状態に陥ってしまう。
「彼に出会わなければ苦しみを苦しみであるとさえ思わなかったのに」
「これ以上私のために彼に傷ついてほしくない」
そんな思いから、再び自分を助けようとするルアにこう言い放った。
「もう私に構わないで」
…彼女は過去のこの発言をとても後悔しており、他人への乱暴な態度も半ば人生にやけくそになっていたという背景がある。また、彼女がアウラのことを信用するのは「ルアを探し出す」という利害が一致している為でもある。故に二人の会話はルアを心配する話題で持ちきりである。
衣装デザイン
クールな子がツインテールにしてるのが大好物です。元々はボーイッシュでツインテールを帽子の中に隠しているという設定だったのですが、かわいいので見せたいという欲に抗えませんでした。かわいいので後悔してません。
あと胸が大きいけど着込んでる子が好きです。私が露出に厳しいだけです。
軍服ロリータかわいいでしょ?お気に入りです。ちなみに別に本人の趣味というわけではなく、周りが勝手に着せてるだけです。本人的にはこだわりはなく、着れればなんでもいい。ルアが昔褒めてくれた系統の服だから着てる可能性はある。あとイヤリングはルアからの贈り物です。
能力
「…邪魔」
晶族の力で生成される結晶の一つ。本来決まった形を持たないが、基本的に彼女は攻撃の手段としか考えていないため、飛び出すのは刃物などの尖ったものばかり。普段は血が苦手な彼女だが、敵であると認識した相手であれば刺すことに抵抗はない模様。ただどちらかというと”威嚇”の用途で使用することが多い。
もうひとつの攻撃手段は結晶の礫を生成し、打撃による物理攻撃を与えるというもの。一定範囲内であれば自由に浮かせることができる為、任意の部位に直撃させることも可能…理論上は。実際はエイムが不得意な為、想定した部位にぶつけることはかなり難しいそうな。
そもそも守られてばかりの状況に嫌気が差した彼女が独自に生み出した戦法であり、戦闘指導は全く受けていない為、多少は仕方がないのだ。
あとがき
なんですかこれは。誰だこんな重たい設定考えたの。私でした。ごめんね。
知ってたけど書いててすごいしんどくなった。
長いうえに重苦しい話をここまで読んでくださりありがとうございます。
創作の話自体は今後も続けていきますが、キャラ一人一人を丁寧に解説するのはこれで最後にしようと思います。キャラがものすごく多いので。
最初に書いたとおり創作語りはしばらくおやすみしますが、ご興味があれば今後ともよろしくお願いします。