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一次創作の話3

というわけで創作語りも3回目。次もキャラ紹介…といきたいところですがそろそろこっちも解説しておきたいなと。

読んでおいた方かもしれない最初の記事

情報捜査管理機関ノヴァ

さて、今回は前々回語りきれなかった「情報捜査管理機関ノヴァ」という組織の話をしていきたいと思います。

「Central-A」は主人公たちが属する「中央A区」の意。

General Frostの主人公、トウティス・サルヴァトーリを含むメインキャラクターのほとんどが所属する組織としてお馴染み(?)ですね。
現在の代表取締役はルダルク・ナヴァールという男性。

画像左の男性がルダルク。右の男は部外者。

作者自身も何度か誤変換してしまうのですが、

「情報 ”捜査” 管理機関」です。「情報操作」ではありません。

詳細は後ほど説明致しますが、あくまで行うのは”捜査”です。
外部の手によって既に操作された情報を訂正することもあるのであながち間違いではないかもしれませんが…(?)

設立の経緯

設立者はGeneral Frostにおける代表取締役、ルダルク・ナヴァール…ではなく、サリフィス・ファルネーゼという医者の青年。

左がサリフィス。右がノエリオ。

彼はルダルクの妻、ノエリオ・ファルネーゼの双子の兄。ルダルクからは「物騒な奴」「絶対救った人間より殺した人間の数(医療ミスとかではなくナチュラルに)のほうが多い」など、ろくでもない言われよう。
まあ彼の人格については後日別のところで解説するとしまして。

元々は情報組織ではなく、魔術師を専門とした医療機関でした。というのも前々回(第一回創作語りの記事)解説した通りこの世界で魔術師は迫害対象。魔術師の受け入れを拒否する医療機関も少なくはありませんでした。 そんな最中立ち上がったのが彼らファルネーゼ兄妹。…たださっき書いたとおり、サリフィスは冷酷な性格をしていたため、ほとんどの場面においてノエリオが仲裁に回っていたようです。

ルダルク少年(左)と後にノヴァに加わることになる謎の男(右)

時を同じくして、魔術師という理由で迫害され、魔術師にも馴染めず、孤立していたルダルク少年。不運にも怪我をした状態でこの兄妹と出会ってしまう。…この出会いが後に一つの組織を立ち上げることになるとは思いもしなかったことだろう。

当初は行く先々で傷ついた魔術師たちを治療する放浪医であったが、のちに魔術師に不利な情報ばかり蔓延している情勢に疑問を抱き始める。「魔術師たちを救うためにはただ治療を行うだけでは追いつかない」、そんな想いから彼らは自分たちの手で情報組織を設立するに至った。

余談ですがCreators Novaは物騒な部分を除けば大体そんな感じのお話です。

現在の組織構造

元々は魔術師の治療を目的としていたことから表向きは魔術師を受け入れる一般的な医療機関となっている。そのため、情報組織であるということは公にはなっていない(病院を隠れ蓑として利用しているともいえる)。
原型であり表向きの医療機関としての側面を担う医療課、情報の捜査を担う捜査課、情報の管理を担う管理課の3つで構成されている。そしてそれぞれの課で野外で活動を行う外部、組織内で活動を行う内部に分かれている。

なお、捜査課と管理課にはそれぞれ制服が指定されているが、組織内の職員同士が判別するためのものでしかない。制服には特殊な魔術紋が施されており、(組織の存在を隠蔽するため、)部外者の目からは別の衣服を纏っているようにしか見えない
ちなみに隊員によって着こなしや裾の丈などが異なるが、そのあたりは隊員が自由に選べるシステムとなっている(くせ者しかいない組織なので制服の魔改造が横行した結果、上が「もう好きにしろ」と投げやりになったとかいう噂がある)。

ところでこのイラスト、制服のデザインが今と微妙に違うのであんまりアテにならない。

医療課

この人は捜査課管理課全てを兼任してる社畜のようなもの。捜査課の制服を着ていることも多い。

組織の基盤であり、中枢とも言える課。職員のほとんどは一般病棟で医師や看護師などの仕事を担っている。
また、外部に出向く職員の身体検査および治療、はたまた怪我人に出会した際などの対処のため同行する職員も多い(大抵の者は管理課と兼任扱い)。

捜査課

この人も捜査課と管理課を兼任している社畜のようなもの

情報の捜査、収集に務めている。捜査課の隊員は黒い制服を纏っている(一部例外有)。
外部職員は各地に足を運び、現地住民への聞き込みなどによって情報を集める、いわゆるフィールドワークを主体とした調査を行う業務。当然ながらコミュニケーション能力は必要不可欠。また必要となれば戦闘手段をとることも(一応医療機関ではあるため、組織としては戦闘は非推奨)。
内部職員はインターネット上に数多に散らばる情報を収集、管理下へ転送する業務。業務の様子は常に管理課によって監視されている。サボってネットサーフィンなんてことをした際には速攻でバレるぞ!

管理課

この人は特に兼任していないがどっちかというと管理”される”側

捜査課が捜査収集した情報の管理、漏洩防止に勤めている。管理課の隊員は白い制服を纏っている(一部例外有)。
外部職員は捜査課職員に同行したり警備員として部署周辺のパトロールに務めるほか、情報提供者の護衛なども行う。そのため、捜査課に比べて戦闘経験のある職員が多い。また、管理課に所属する職員は情報を開示する権限を持っており、情報の取引が行われる際には管理課の職員の立会いが必須となる。外出先では、魔力で構成された情報端末を携帯している(職員が魔術師で無い場合は物理端末となる)。

これはちょっとハイグレードな情報端末。いい感じのイラストがなかった

内部職員は外部からのサーバー攻撃に備え、セキュリティ強化などに務めるほか、ネットワーク上に存在する偽造情報の取り締まりなども行っている。その為、ここに所属する者の大半はプログラマーやハッカーである。

あとがき

…というわけで、今回はなんとか短めに終われたような…というかもうこれから低く見積もっても4000文字は普通に越えるんじゃないだろうか?と思い始めた。
ちなみにこのあたりの設定は自創作内でも自信がない(?)箇所なので後々加筆修正なりで変わってたりするかもしれないです。

ここまで読んでくださり、ありがとうございます。次の創作関連の記事は何を解説するかはまだ決めていません。キャラ紹介の続きかもしれないし、また別の世界の話になるかもしれないし、もしかしたら創作に関係のない話になるかもしれない。
それではまたよろしくお願いします。