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一次創作の話2

というわけで第二回創作語りになります。
前回は長すぎたので今回は手短に…済むといいなあ……(遠い目)

この記事を読む前に読んでおいた方かもしれない前回の記事


General Frost キャラ紹介1

正直世界観よりみんなが気になってたかもしれないやつ。実を言うと私自身、世界観の話よりこちらの話がしたくてたまらなかったところもあります。というのも、いつもキャラ紹介をするとなった際、”真面目な文面”を考えることに頭を悩ませ、結局進まない、ということが多々ありました。しかしこのような形式であれば変に取り繕う必要もなく、気楽に書き進められるのでは?と思いました。(そんなことはなくまたしても数日かかった)

前回語りきれれなかった組織、情報捜査管理機関ノヴァの話をするかで悩みましたが、先にゼネフロキャラの話をしておいたほうがいいかもなと思ったので…(クリノヴァのキャラとどちらを優先するかはまだ考え中)

…とはいえ、一人一人丁寧に説明しているとまた長くなってしまいますので数回に分けて少しずつ紹介していけたらなと思います。とか言ってまた長くなったらごめん。
気が向いたらキャラ個別で記事を書くことがあるかもしれない。

紹介キャラ

二人一緒にいるのがこの絵しかなかった。
全部読み終わったあとに見たら印象変わるかも…いや変わらんかも。
  • トウティス・サルヴァトーリ

  • サリカ・ナヴァール

今回はこの2人。本当は8人紹介したかったけどね。長くなっちゃうから。

ちょっと前に作った8人分の紹介。字が汚いので雰囲気で読み取ってください(不親切)。

トウティス・サルヴァトーリ

「……ん?あ、ごめん…夕飯のこと考えてたから話全然聞いてなかった。今なんて?」

プロフィール

コードネーム:冬将軍(ゼネラルフロスト)
種族:人間(マージェント?)
性別:男性 年齢:20 身長:168cm
一人称:俺 二人称:あんた/お前
好きな食べ物:和菓子
嫌いな食べ物:辛いもの、ゲテモノ
苦手なもの:直射日光、騒音
武器種:刀(二刀流) 妖刀「黒椿」、複写刀「白椿」 
属性:氷、? ※識別不能。未知の能力。
魔術耐性:高い(※マージェントとしては異様)
血中魔力濃度:高い
魔力侵食度:異常なし
所属:情報捜査管理機関ノヴァ 中央A区 管理課 外部戦闘補佐員

概要

前回の記事でもちょこっと登場した我らが冬将軍。
クールな顔して基本的に夕飯のことしか考えていない男です。こう見えて料理上手。和食とかよく作るイメージだけどこの世界での和食って結構異色かもしれない。

「もっと怖そうなの想像してた?ごめんねパッとしなくて」

冬将軍」「氷の魔女の生まれ変わり」などの通り名で恐れられる氷の魔術師。魔術師の間では通り名だけが一人歩きしており、本名などの素性はあまり知れ渡っていない。
ほとんど表情に変化がないため、作中においても「心が凍りついているのでは?」と称される。まあそんなことを言うのは彼のことをよく知らない人たちのみ。彼と親しい者は皆口を揃える。「口だけは凍り付かなかった男」だと。
といっても彼がお喋りだとか騒がしいということではない。基本的にはイメージ通り無口な人物。人から話しかけられない限りあまり自ら口を開くことはない。…話しかけられない限りは。

話しかければ意外としっかり返事をしてくれるし思った以上に喋るのがこの男。おまけに余計な言葉を添えてくる。冗談を言うのが好きなのだろうか。


友人から「ちゃんとメモをとれ」と言われた際の返答
「そうだね。じゃああんたの顔に書いとくね

道を(目的地は「」だと)教えてもらった際
「わかった。西だね」(教えてもらった方角と逆方向を口にする

こうしたふざけた一面がある一方、身の回りはきっちり整頓されており、忠実で几帳面。曰く「忘れっぽい性格」で、決まった場所に物を置かないと後からどこに置いたかわからなくなるのだそう。また、「メモをとる習慣をつけたい」と小型のメモ帳とペンを肌身離さず持ち歩いている。

…何か一つ、一つでもいい。”抜け落ちた記憶”の手がかりが欲しい。ここ(ノヴァ)なら何か、情報が得られるはずだ。

彼は密かに求める。記憶にはない、父の手がかりを。

「忘れっぽい性格」なんてものではない。彼は8年前から断片的に記憶を失う症状に悩まされており、れっきとした記憶障害である。
自身の知らぬ間に起こした行動により弊害が生じることも珍しくない。彼が”危険な力”を持っているが故に「記憶がないなんて嘘だ」と疑いの目を向ける者も多い。

人間関係

家族構成
母と二人暮らし。8年前に父親が行方不明となっており、手がかりを探しているが、彼自身は父親の記憶をほとんど失っており…
ちなみに母親は彼から見ても謎が多い(年齢不詳、見た目が若い)ようで、普通に接しつつも内心不気味に感じている。
「嫌いとかじゃないんだけどとりあえず外では隣歩かないでくれる?」

飄々とした態度で「掴みどころがない」と称される彼だが、意外にも相手のペースに飲まれ、狼狽える場面も少なくない。
また、記憶障害のこともあり、「他者に迷惑をかけたくない」という想いからそもそも人付き合いに積極的ではない。(本人は人付き合いは「苦手」と語る)それ以前に厄災の生まれ変わりだと噂されていることや、近寄り難い雰囲気がある為に人が寄ってこないのだが…
「忘れっぽい俺が悪いんですけど知ってる前提で話進めるのやめません?」

衣装デザイン(制服ver)

自分用に作ったので色々なところが雑です。

中性的な外見!ということであえて体型がわかりにくくなるよう、厚手のコートを着せています。細身だから結局コートなくてもどっちかわからないんだろうけど。
首周りが隠れてるので正面から見ると髪長めな子かな?と本来の髪型がわかりづらいのもミスリードポイント。(とか言ってるけど別に騙すつもりはなかったです。騙された人は多かった。)
正直最初は没個性的な想定で別に美形でもなかったんですけど描いているうちに”作り物”のような美形の青年に変貌していきました。なんでだろうね。少なくとも作者が彼に性癖を歪められたのは事実…

作中においても性別迷子。「氷の魔女の生まれ変わり」なんて噂になるくらいだから顔しか知らない人の大半は彼のことを女の子と勘違いしている可能性がある。「お姉……いや、お兄…さん?」
「あー…まあ黙ってたら美人だよな、黙ってたら」と彼の先輩は語る。
ちなみに性別を間違えられても特に気にしない。なんなら少し面白がってる節がある。頼めば女装もしてくれる。

意外だがギリギリ身長が170に到達していないことをめちゃめちゃ気にしている。ブーツのヒールについて触れてはいけない。おしゃれな靴ですねと褒めるぐらいなら平気だが…
「人の身長にケチつけるとか終わってると思う」

能力

「ここは冷えるね」

無駄に縦に長い絵。意外と氷!って感じの絵が他になかった…

吹雪の舞うところ、彼の姿あり。「冬将軍」の通り名を持つ氷の魔術師の力はただ単に物質を”氷漬け”するだけに留まらない、あらゆる”概念を停止(凍結)させる”ことこそが本来の特性である。「心が凍りついている」と称されるのもあながち間違いではなく、感情表現が乏しいのはこの能力の影響。
また、彼の耳は雪と同等の吸音性…人間としては異常なまでに優れた聴覚を持つ。故に騒がしい場所はとても苦手。
この能力は”気候に左右されやすい”という欠点があり、彼が本領を発揮できるのは冬の間だけ。残念ながら夏場ではほぼ機能せず、体力も著しく低下してしまう。感情表現もやや豊かにはなるが、体力低下により元気がない為、冬場より覇気がないように見える。
高温の環境下で戦闘力が大幅に弱体化した際は持ち前の剣術でなんとかカバーしているのだそう。

彼の携える2本の刀にはそれぞれ「妖刀:黒椿」、「複写刀:白椿」という名が付けられている。
黒椿はかつて彼の母親が愛用していた刀。妖刀とあるとおり、刃は血のような赤みがかった色をしており、禍々しい雰囲気を持つ。斬りつけた者の血を吸い取ることで力が増幅。一方で使用者を守護するなど、聖剣じみた一面も併せ持つ。しかしあくまでも妖刀。黒椿の守護対象でない者が使用した際はその使用者を支配し、目の前にいる相手の首を落とすよう仕向ける性質がある。
白椿は黒椿を元に作られた複写刀。氷の魔術で生成されたものである為、高温に弱く、氷同様溶ける。なお、こちらは妖刀ではない為、黒椿のような性質はみられない。

サリカ・ナヴァール

「あたしがいたら迷惑かもしれない…けど、それでもあんたの助けになりたい」

プロフィール

コードネーム:白い死神(ホワイトリーパー)
種族:人間(マージェント)
性別:女性 年齢:16 身長:153cm
一人称:あたし 二人称:あんた
好きな食べ物:プリン
嫌いな食べ物:苦いもの全般
苦手なもの:孤独、気を遣われること
武器種:鎌(影) フェリタ・ファルス
属性:?※識別不能。未知の能力。
魔力耐性:やや低い
血中魔力濃度:やや高い
魔力侵食度:注意が必要
所属:情報捜査管理機関ノヴァ 中央A区 管理課 外部戦闘員

概要

こちらも前回の記事で少しだけ紹介させていただきました。
トウティスを含むメインキャラの半数以上が所属する組織「情報捜査管理機関ノヴァ」の代表取締役「ルダルク・ナヴァール」の娘。実質社長令嬢ですね。…ということに気づいたのは最近になってからなので性格とか諸々全然お嬢様のそれじゃない。

「えっと、サリカ…です……魔術の勉強とか、してます……!」

性格は父親に似て生真面目。血の繋がりのない義理の兄と姉に心配させまいと表面上は明るく振る舞っている。基本的にいい子だけどずっと無理して笑ってる感じの子。表情が顔に出やすいタイプなので周囲にはバレバレ。ただ気を遣って誰も指摘しないのでどうやら誤魔化せてると思い込んでいる模様。誤魔化せてないと知ったら彼女は一体どんな顔をするのか…

父親からは「危険な目に遭わせたくない」とやや過保護に扱われていた模様。しかし、そんな父親の思いとは裏腹に突如奇妙な能力に目覚めた彼女。過保護な教育のもと、魔術師になる為の機会を与えてもらえなかったことが仇となり、力が制御できず自我を失ってしまう。

自我を失い、暴走する彼女の前に現れたのは、ノヴァの「冬将軍」、トウティス・サルヴァトーリ。彼の力を持って、少女を暴走させた力が”凍結”。彼は「君を助けたのはこれきりだ」と語る。しかし、彼の顔には覚えがあった。

「この奇妙な力を手にする直前、私を救ってくれたのは間違いなく”彼”だ」

人間関係

家族構成
父と血の繋がりのない兄(ユロウル)と姉(リイア)4人家族。
母親は8年前に他界しており、義理の兄弟二人は母と入れ替わる形で家族となった。最初は二人に対し反発していたものの、現在の兄弟仲は良好。父親に対しては母を死なせた怒りが収まっておらず、いまだに反抗気味。
「…別に、パパに言いたいことなんてもう何もない」

家族や組織の人の前では気丈に振る舞っているが、見ず知らずの人の前では緊張して何も話すことができない、いわゆるコミュ障。同世代の友達は一人もおらず、当然悩みを打ち明ける存在もおらず。
そんな最中、命の恩人の青年に恋をしたことをきっかけに、勇気を振り絞って「彼の力になりたい」と声をかけるが…

衣装デザイン(制服ver)

顔があんまりかわいく描けなかったなと猛反省

髪色は桜色と言い続けていますが毎回絵の加工に負けるのでもうなんでもいいよ…という気持ちになりつつある。よくはない。
”白い死神”の通り名のもととなっている白いマントは実在する物体ではなく、彼女の能力によって生成されたもの。彼女の疲労度次第でボロボロになったり消えたり。滅多にないけど元気なときはすごく質の良い布地になります。気苦労を押し殺そうとする彼女からすれば非常に都合が悪い代物。まあそうでなくとも気苦労してることはバレバレなんですが…
最大の特徴はオッドアイ。元々は眼帯をつけて誤魔化していましたが長くは続かず。不意に眼帯が取れたことで周囲からは異様な目で見られ、次第に誰も寄り付かなくなりました。友達が一人もいないのはそういうこと。
このオッドアイがなんなのかについては能力の項目にて。

能力

「近づかないで…!私は、止まれない…!」

顔アップの絵が全然なかった。反省。

彼女の持つ金色の左目には通常目には見えない魔力の循環(魔力回路)を可視する能力が宿っている。…もっとも、魔術師として未熟な彼女は全く使いこなせていないが。

突如”赤い影”を操る能力を得るが、周囲の誰もが「こんな能力は見たことがない」と口を揃える。そして彼女自身魔術師として未熟である故か、全くと言っていいほど力の制御ができていない。力を手にして間もない頃は頻繁に自我を失い、”人の形”を保つことができないまま暴走することも。

力を制御しきれず、暴走するサリカとそれと対峙するトウティス。

彼女の操るこの影には実体があるようで、普段は鎌の形をとり、武器として機能している。どういう理屈かは不明だが、殺傷能力が非常に高く、触れただけで激しい痛みを伴う。使用者であるサリカも例外ではなく、手袋なしで鎌に触れることは不可能。なお、力の制御が不完全であるために、鎌自体は非常に脆く、少しの衝撃で簡単に割れてしまう。(ただこの破片にも高い殺傷能力があるため、あえて鎌を傷つけて破片を突き刺すという戦法をとることも)

おまけ

トウティスから見たサリカ

自身が所属する組織の代表の娘で彼が苦手とするタイプの一人。基本的に人の好意を無下に扱うことはしない彼が珍しく冷淡な態度をとった数少ない相手。「助けられた恩返しがしたい」という理由で彼に接触してくる彼女に「あんたを助けた記憶なんてない」と冷たくあしらうことが多かった。実際記憶障害で彼女を助けたのかがあやふやだった模様(「二度救われた」という彼女に対し、トウティス自身は二度目は覚えているが一度目に助けた記憶がない)。また、周囲から厄災扱いされていることから、自己評価がかなり低く、彼女(および組織の代表者)に迷惑をかけたくないという思いからあえて冷たい態度をとって彼女から距離を置こうとしていた。
しかし、目の前でパニックに陥る彼女を見放すことはできず、またしても彼女を救ってしまった彼は、この後も彼女から懐かれ続けることとなった。サリカが自分から離れてくれないことを悟ったからか、以後は態度が軟化し、積極的に彼女を気に掛ける言動が増えていく。…が、元々人付き合いが得意ではない故に年下の女の子にどう接していいのかと悩み始めてしまう。次第にぎこちない言動が増えていき、一部を除く周囲の人物からはある疑惑が浮上し始める…

あとがき

短くすると言ったのに結局長くなってしまった。実はもう一人紹介できるかなーと目論んでいましたがダメでした。
次もキャラ紹介になりますがもしかしたら別ものを挟むかもしれないです。
ここまで読んでくださり、本当にありがとうございます。短い文にまとめるの、もしかしたら諦めた方がいいのかもしれない…
次も読んでやるよという屈強な方がおられましたらまた是非よろしくお願い致します。