一次創作の話5
なんとか続いている創作語り。今回は3回目のキャラ紹介記事になります。
今回も長いよ。創作紹介だもの。
毎度恒例先に読んでおいた方がいい記事
(創作の世界観とか説明してます)
前回と前々回のキャラ紹介
General Frostキャラ紹介3
紹介キャラ
リイア・ナヴァール
アウラ・クリーレン
今回も2人。無理せずやりやすいペースでいきましょう。
リイア・ナヴァール
プロフィール
概要
ナヴァール姓、というわけでサリカ、ユロウルのお姉さんです。どう見ても一番下の妹とか間違っても言ってはいけない。見た目はともかく明るい性格でみんなのお姉さん的存在。…なのだが、同時に”癖の強い性格”とも称され彼女を警戒する隊員も少なくない。具体的に言えばその時々で態度、口調が異なる、戦闘時に好き勝手暴れ回るなどが挙げられる。
「私一応君より先輩なんだけどなー…ま、生意気な方が叩きやすいか」
ノヴァの在籍歴は7年と結構長い(※ただし問題児)。これでもノヴァの中核である医療課で講師を務めるほど治癒術師としての実力は高い。だが彼女の扱う治癒術はどうやら普通ではない。使い手の腕にもよるが、本来治癒術は軽い傷であれば完治させられるものの、重傷の場合は精々傷口を塞ぎ、傷の治りを少し早めるだけに留まる。ところが、彼女の扱う治癒術は、どんなにひどい傷であっても瞬時に完治させることができるのだ。多くの治癒術師が集うノヴァで、彼女の能力はまさに「鬼才」「神の手を持つ者」と称賛するに値するだろう。その一方で「なんか怖い」「気味が悪い」と疑心的になる者も少なくない。もっとも、疑心的になる要因としては彼女の奇妙な性格が大半を占めていることだろう。
尚、一部の者のみが知るが、彼女には痛覚が無い。…要するに本人が身体の異常を自覚できないため、何かが起こった際、下手をすれば手遅れとなってしまう。実際彼女の容体は、異常がないように見えて中身は結構ボロボロの状態にある。尚、先述した治癒術では何故か自分の治療は表面の傷口を塞ぐ程度の効力しか持たない。単に本人に痛覚がないが故なのかもしれないが…
このような異質さから、組織の”観察対象”となっており、彼女の側には助手という肩書きの監視者が配属されている。
「助手、ねえ……にしてはちょっと優秀すぎない?まあいいけど」
人間関係
ノヴァにおいては”問題は起こさないが、周囲を振り回すトリックスター”的存在。義理の妹、弟を含め、皆口を揃えて「何を考えているのかわらない」と話す。助手を務めるアウラからは「人の心ありますか?」などと言われる始末。「うーん、さすがにそれは傷つくなあ」
家族構成
14歳の頃に義理の父であるルダルクに引き取られ、ユロウル、サリカの姉となった。(ルダルク曰く、当時は歳のわりにやけに大人びていたらしい。)ちなみに何故かルダルクのことは「ルダくん」と呼んでいる。「恥ずかしいからやめてほしい」
妹、弟共に姉として大事に想っており、彼らに実害が及ぼすような相手には容赦がない。特にトウティスに対してはそういった面が顕著に表れており、「君を殺そうと思えばいつでも殺せる」等の脅すような物言いが多い。時に胸ぐらを掴む、槍を向ける等の素振りを見せることも。しかしながら本気で殺そうとは思っていないのか、危機に瀕した彼に助太刀したり、怪我を治療するなど、一応仲間としては認識している模様。…ただし「君を殺すのは私だからね」と添えることを忘れない。
こういった行動をとる為、サリカからはあまり信用されておらず、まともに口を利いてもらえないこともあるとか。
「ま、私はサリちゃんの味方だけど別に信用してくれとは言わないよ」
衣装デザイン(制服ver)
小柄でかわいらしい見た目だけど中身がなあ…ルダルク曰く、14歳の頃からほとんど姿が変わってないそうな……なにそれこわい
なお、低身長であること、胸の話をすると機嫌を損ね、怒ったような言動をとるが、あまり怖くないと評判。…むしろ、普段の奇抜な言動に比べれば、やけにかわいらしい反応ともとれるので本気で怒ってないのでは?と一部で囁かれている。尚、普段の格好は「似合うと思う服を着てるだけ」らしく、別に趣味ではない。「背伸びして大人っぽい服を着ても服に着られてるだけに見えて滑稽じゃない?」
能力
「ちょうど体が鈍ってたんだよねえ…君、ちょっと付き合ってくれる?」
彼女の役職は本来治癒術師…いわゆるヒーラーであるが、何故か大きな槍を持っており、とても治癒術師とは思えない出立ち。先述したとおり、彼女はとても優秀な治癒術師であり、その能力は惜しみなく発揮される…のだが、大半の人は彼女の持つ大きな槍が気になって仕方ないことだろう。というかそんな小さな身体のどこにそんな力があるのだろうか。驚くことにこの槍を軽々と振り回し、戦場を暴れ回るのが恒例となっている。槍自体が軽いかと思いきや、成人男性からしても重たいものらしい。なんだこの人。
槍の名は「フェリクス」といい、彼女はこれを「相棒」と称してとても大事にしている。ちなみにこの槍は魔力で生成されており、素粒子化することが可能。普段は特殊な加工を施した首飾りに収納されている。
また、炎の魔術を得意としており、槍に纏わせるなどの戦術が主。この炎は自身を中心とした限られた範囲内でのみ発生する模様。ちょっとでも範囲外に逸れた炎は跡形もなく消滅してしまう。そのため、火の玉を飛ばす、周囲を焼き尽くす、といったことは不可能。彼女の行動さえ制限できれば火災のリスクは抑えられるので皆も安心したことだろう。ちなみに彼女の操る炎は総じて不思議な色をしている。
アウラ・クリーレン
プロフィール
概要
「ただの医者の端くれですので、覚えていただかなくて結構ですよ」
情報捜査管理機関ノヴァの幹部に属する医師の青年。医療分野に留まらず、ハッカーとして情報の捜査および管理に貢献する多才な人物。そのほか臨時ではあるが本部と中央A区にある植物園の管理人だったり、ある人の主治医だったり助手だったり保護者だったり…etc(詳しくは人間関係にて記載)
とにかく色々なことを兼任している為、ちゃんと寝ているのか心配されたりワーカーホリックでは?と一部で囁かれているとか。実際睡眠不足なようでアスティからは「バカなんじゃねえのあいつ」と呆れられている。
「…バカなのは認めるけど、お前にだけは言われたくない」
肩書きは中央本部の幹部だが、それを知る者はほんの一部。表向きはリイアの助手として現在は中央A区の産業医を務めている。人との関わりは最低限しか持とうとせず、基本的に無口。言葉選びが辛辣で無愛想なこともあり、冷たい人物のように見える。…だが、これは彼自身が作り上げたハリボテにすぎない。実際には心優しい性格であり、困っている人を放っておけない、所謂お人好しである。先述の通り沢山の仕事を掛け持ちするのはそういった性格が起因しているのだろう。なお、小さな子どもに対しては申し訳なさが勝って素の性格が出てしまうとのこと。
それにしても、何故彼はそのようなハリボテを演じているのだろうか…?
人間関係
家族構成
両親は健在、姉1人、双子の弟1人…と現在は疎遠となっている。
「もう”僕は”死んだことになってるんです。放っておいてくれませんか?」
なお、アウラ・クリーレンという名前は本名ではなく、苗字はコードネームとして使用している名称にすぎない。
先述の通り、リイアの助手として彼女の手助けをする傍ら、彼女の体調管理を行い、本部に共有する業務を担っている。そのほか、トウティスの主治医として彼の健康管理も行なっているが、こちらはただのお節介である。
「うちの先生が迷惑かけてるらしいから、ほんのお詫びだよ」
また、本部で保護を行なっているある少女の面倒を見ているようだが…
普段は無愛想に振る舞っているが、どうにも振り切れていない感が否めず、打ち解けるのは結構早い。意外にもノリのいい性格なようで、トウティスの悪ふざけに便乗し、話をややこしくすることも珍しくない。…もしかすると若干天然の気があるのかもしれない。
また、助手を務めているだけあってか、珍しくリイア相手に狼狽えない貴重な逸材。なんならリイアが折れることも珍しくない。
「俺は別にいいですけどね。リイアさんが全部責任とってくれるなら」
「君ねえ…仮にも私の助手なんだから…」
「俺は貴方の下っ端ですからね。責任は偉い方にとってもらわないと」
「ああ…わかったよ……暴れる気分じゃなくなったし、もう帰るよ」
衣装デザイン(制服ver)
私の画力はさておき、なかなかの美形であり、なんだかんだで優しい性格も相まって隠れファンが多い。ただし本人的には複雑なようで時々マスクをしたり外出時に帽子を深く被るなど、あまり顔を見せようとはしない。理由を聞かれると「恥ずかしいんですよ」と答える。おそらく理由はそれだけではないと思われるが…
タートルネックを着ていて普段は見えないが、首には包帯が巻かれている。なお、包帯の下については「聞かないでください」と念押ししている。
「心配せずとも私は医者です。自分のことぐらい自分でどうにかします」
能力
「彼らには誠意を持って接して欲しいですね。なんせ私より有能ですので」
周りを浮遊しているのは使い魔である蝶。彼の魔力によって生成されたものである為、普通の生きている蝶とは挙動が大きく異なる。赤い個体を除いて多くの個体は意思を持たないが、彼は決して使い魔たちを道具のように扱うことはしない。それ故なのか、愛嬌のある行動をとる蝶も少なくない。
色とりどりの個体が存在するが、それぞれ色ごとに役割が異なる。
アズライト(水色の蝶)
最も数の多い個体で連れ回す頻度も多い。情報収集の役割があり、盗聴器や監視カメラのような性能を持つ。彼らの集めた情報は主人であるアウラや、組織の隊員に共有される。 主人がある程度常識人であるため、全固体基本的に他者のプライバシーを侵害するような情報は共有されない。
ライムメディカル(緑の蝶)
2番目に数の多い個体。こちらは医療補助の役割があり、傷口を塞ぐ、痛みを抑えるなどの簡易的治癒能力を持つ。一時的な回復薬代わりとして札や栞のような形態に変化し、他の隊員に持ち歩かせることもある。
ルミナルトレーサー(黄色の蝶)
ライムメディカル同様、医療補助の役割があり、こちらは他者の体調および能力変化(戦闘時)をスキャンし、主人もしくは医療班に共有する。
ブルーシーカー(青い蝶)
魔力感知の役割があり、強い魔力を感知した際、一定範囲内でデータ採取を行い、主人あるいは他隊員に情報を共有する。
クリアサイレンサー(透明の蝶)
上記の蝶が姿を隠す際にとる形態。基本的にはアズライトがこの形態をとることが多い。また、ライムメディカルの治癒効力が切れた際にもこの形態をとることもある(時間経過で元に戻る)。
ヴァイオレットエンダー(紫の蝶)
用途不明。見かけることはまずない。彼の双子の弟が幼少期連れていたものと酷似している。
アリア(赤い蝶)
用途不明。赤い個体はこの1頭のみ。 …かつて彼が慕っていた、今は亡き師が連れていた個体と同一なのか、彼女の蝶を彼が模倣したのか、あるいは……
ちなみにこの個体に限り明確な意思が存在しているようで、彼を気にかけ、時に怒ったり悲しんだりするような動作を行う。ちなみにテレパシーなどで言葉を発することはない為、完全な意思の疎通は不可能。しかしながら主人や仲間の言っていることは理解できる模様。
アリアのみ、主人が眠っている、もしくは意識を失っている間だけ人の形態をとることが可能。この際は赤いドレスを纏った赤い髪の女性の姿となる。どうやらこの姿のモデルとなった人物がいるようで、アウラの記憶の中から一番波長の合う人物が選出されたとのこと。だが、「この姿は都合が悪い」「アウラの前ではこの姿になれない」と彼女は語る。
アウラのことは主人というより弟のように思っているようで普段からとても気にかけている。しかし、現在彼とは会話する気はないようで…
また、雷の魔術を得意としており、主にスタンガンの要領で相手を怯ませる戦法をとる。人を傷つけることは好きではないようで、攻撃手段として使用することはあまりない。
あとがき
ここまで読んでくださり、ありがとうございます。思ってたよりだいぶ長くなってしまった…。
General Frostのキャラ紹介は次でラストになります。ご興味があれば次回もよろしくお願いします。