ブッディズム

宗派の個性はあるだろうが
神の信仰だけで仏教がなければ
人間はもっと身勝手で無知な生き物で終わっているだろう。
他力本願ではなく自分自身が悟り変わることで問題解決する。
我が神だけを正義とするものではなく
仏教は分け隔てなく一切の衆生を救うための教えである。

ブッディズムは宗教というより
人間哲学と言った方が良いのではないか?
偶像崇拝や本尊を拝んだり、お題目を唱えるが
それは本質を会得するための方便である。
本質は仏教の哲学にあるのではないか。
戒律や形状主義の部分が重視されてしまうことで
宗教的な要素が強くなってしまっている。

出家してさらに知識を得ようとする人は別として
ブッダの基本的なスタイルは
生きていく中で経験する困難を問いとして
ブッダの教えを重ね合わせて内観することにある。
内観信仰(哲学)として最高峰のものだと考えている。

世界平和にもブッディズム的哲学がなければ永遠に対立世界になる。
ブッディズムは自分を起点に世界を平和にしようと言う精神活動。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?