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コミケ行ってきたよ

参加者の皆様、お疲れさまでした。

開催の 2 週間前くらいから、行こうかなぁ行けるかなぁ行くかとウダウダやってまして、3 , 4 日目に参加しました。楽しかったです、過酷でした。

腰が重い割にいざ出かけようとなると気楽な構えでふらっと出かけてしまう質なので、いつものことではありますが友人には準備不足を指摘されました。青森で凍死しかけた時よりはマシでした。帽子なんかの熱中症対策はしていたのですがそれでもなかなか大変で、毎年参加されている方への尊敬の念が実感として浮かんできました。

実際に足を運んでみるとイラストだけでなく小説・評論の島も大きく興味をそそられるものでした。お祭り感も良かったです。規模の大きさと個人的な嗜好もあり文学フリマの方が落ち着いて回れそうで性に合うかとも思いましたが、これは初参加だというのを差し引いて考えるべきかもしれません。

11 時くらいに入場できた気がします。取引先の人が Twitter ですると呟いていたものと同じコスプレの後ろを通過して西に入ったんですが、後からの情報だとマジで取引先の人だったみたいで驚きました。F / F 内でもないのでどうということはないのですが不思議な感覚です。この時点で疲労困憊しきっていましたが展示棟にたどり着くことができました。

最初にいったブースは VTuber でもおなじみ真空管ドールズの人のところ。目をつけていた中ではイラストはここだけだったので、とりあえず最優先。ガジェットもりもり詰め込んだ背景ももちろんですが、新刊のために同人誌製造工場を作るところからこだわったという奇矯なところに惹かれました。

お次は 20 世紀英国の作家・ヴァージニア・ウルフについての同人誌。タイムラインで話題の品でした。売り出し方もさることながら、巻頭言・目次から既に魅力的な内容が伝わってきます。曰く、「形態素解析からみる~」「『灯台へ』の料理作ってみた」「ヴァージニア・ウルフは、かわいい。」熱量よ。

石川博品先生が毎度コミケに参加しているとは知っていたのですが、ようやくお顔を拝見し直接応援している旨をお伝えすることができました。先生の作品は 10 代の私に多大な影響をもたらしました。感無量です。

ここまで回って今回のコミケに参加しようと決心したきっかけのブースへ。ここ note でお世話になっているお二人のブースです。あと遊行剣禅さんの作品には僕がほんの少し登場しています。そりゃあ紙の本になれば手に入れなければならない。

インターネットの向こう側の方々と顔を合わせるのは毎度のことですが不思議な感覚です。電話やメールでしかやり取りのない取引先と面通しするときも不思議な感覚があるものですが、趣味領域でのそれはより強く、有り難さもまた強く強く感じます。打ち上げには参加できませんでしたが、またの機会が楽しみです。

ここで西展示棟から移動。展示棟間の移動が一番混み合っていました。

これは友人に頼まれたもの。表紙の望月けいさんと参加されている SF 作家の柴田勝家さんには僕も興味津々です。

こちらはアニメ批評誌。VTuber の記事で理論を援用させていただいているナンバユウキさんが寄稿しています。VTuber の話も少々。

最近は Mogulive で連載されている myrmecoleon さんが VTuber についてとった統計レポート。白眉。特に個人勢に漂う閉塞感が払拭されるようなデータで、埋もれていると感じがちな彼らですがそれでも他の動画・実況といったコンテンツと比べると悪くない環境のように思います。詳細については電子版を発行される予定もあるそうなので期待して待ちましょう。

3 日目はここで関東住みの友人と合流して終了。こんなに体が動かなくなるのはいつ振りかというくらいくたびれました。

4 日目は取材。3 日目だけ行こうと思っていたところに声を掛けられたのでした。企業ブースは空調が良く効いていて助かりました。

というわけで 2 記事あがっています。是非とも読んでね。

サークルの方も見て回りたかったんですが、体力が持たないなと判断して帰路につきました。お疲れさまでした。

タイムラインで話題になっていたのでブリトーを食べて帰りました。美味しかったです。食べ方が下手でモソモソやってました。

以上です。楽しかった―。機会があればまた……いや、ちゃんと準備をして挑みたいです。

Photo by MAX LIBERTINE on Unsplash

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