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古着を買ったよ。 : essay



古着を買った。

全て一着1000円以内。

3000円以下の商品は、
全て60%引きだったのを知らなかったから、お会計をして
「え?」
と、驚いた。

しかも、
欲しかったウールやカシミアのセーター。
編み方もしっかりしていて、
今のペラペラのセーターとは暖かさが違う。
カシミアセーターは、
所々に穴が空いていたけど、
でも、
私はその穴を見つけ
「やった!」
と、思った。
だって、
私のダーニングの出番がようやくやって来たんだもの。
黄色のてんとう虫🐞にしようと、
頭の中でダーニングの計画をして、
一人で嬉しくなった。
セーターは二つともブランド物で、
売られていた当時は高かったろうなぁ
と、思う。

冬用の洋服は数年買っていなかった。

欲しいと思うものがなかったのもあるし、買う必要もなかったから。
私が好きなのは色柄ものなのだ。
それも、現代の色柄ものではなくて、
ちょっとアンティーク感のあるもの。
三つ子の魂百までも…と言うけれど、
幼少期見ていた色柄ものは心が躍る。
「かわい〜。」
と、思わずにはいられない。
それに、現代のものは素材がなんか違うのだよ。
私は天然素材が好きなのだけれど、化学繊維が多くて、天然素材のものは色柄ものとはほど遠い。
それに、
「わーいいなぁ〜。」
と、思うと、むっちゃお高い。
桁が違う。

今まで古着を買った事は殆どなかった。
この値段なら、現代のものを買った方がいいと思えたり、
「これ可愛い!」
と思うものに出会えなかったから。

でも今日は、
色柄もので、
ウールとカシミアのセーターに綿素材のスカート。
以前気になった古着特有の匂いも凄く微かだった。


では、
お披露目いたしましょう。


○ ウールの模様編みセーター
一枚でもすごいあったか。
○ チューリップ柄の綿素材で裏地も綿素材の肌触りの良い膝下丈スカート。


○ LLビーンのカシミヤ100%セーター
所々、穴があるけれど、
てんとう虫のダーニングをする予定。
でも単に黄色のダーニングを埋めた方が可愛い気がして来た。
○ 細かい花柄の長めスカート。
綿とアクリルの混紡素材。アクリルの冷たさは幾分軽減する感じ。


マジでテンション上がる。
洋服は着たらテンション上げてくれるものでなくちゃ。

なので家に帰り、細かな花柄スカートを早速穿いている。

驚く事はもう一つあり、
ワンサイズなのに、
ピッタリ ジャストフィット。

もう洋服は古着でいいんじゃないかと思う。

ちゃんと作られたものは、
こんな風にぐるぐる🌀使い続けられる。
沢山捨てられる映像を見たけれど、
捨てずにぐるぐる使い続ければ良いと思うし、ぐるぐる🌀使えるものを作れば良いと思う。

私みたいな人が増えたらアパレル産業の人は大変かもしれないけど、今度は古着を集めて販売し始め、古着さえ高値にして欲しくないなぁ〜。


あ、
ちなみに。
この服の人を見かけたら、
気軽にお声掛け下さい。
…って、見かけないのを見越して言っております😊






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