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最強の三人!!

先日、110人程で、コロナワクチンの集団接種があった。

元々アレルギー体質の私は、打っってしばらくすると呼吸が苦しくなり、
ズキンズキンと頭痛も出始め、立とうとすると吐き気までした。
注射が痛いどころではない。
医師にアレルギーの薬を出してもらって、
しばらく休憩していた。

みんな元気なのに、
なんか情けない…。

こんな時、
「な〜んともない。」
と言っている人が羨ましい。

そんな中、
ワクチン接種した次の日、
みんな腕が痛いとか、体が怠いとか言っていたのに、
「な〜んともない。」
と言っている3人がいた。
3人とも70歳代の同年代。

一人は私と同じせクッションの同僚。
常日頃、同僚の口癖は
「負けてられね〜!!」…だ。
そして、
「今まで一度も、頭なんか痛くなった事がない。
だから、頭が痛いってどんなか分からない。」
「一度も、肩が凝ったなんて思った事がない。」
と言う。

私には想像もできない世界の人だ!
私など、一度も「負けてられね〜!」…なんて、考えたこともない。
同僚と出会って、初めてそんな事を口にする人に出会ったくらいだ。
私からしてみれば、
「負けてられね〜。」って、何だそりゃ?…だ。
頭痛も肩こりも、疲れれば出てくるでしょ?…と、思っている。

もう一人は、
『私が世界の法則だ!!』
…と、豪語はしないが、実践はしているような人だ。
「私が右と言えば、右に決まっているでしょ!」
と、言う人で、私はめんどくさいので日常関わることはない。

二人の共通点は、
言葉は悪いかもしれないが、
我が強い。
もしくは、エネルギーが有り余っている。
二人とも、
自分の意見が通るまで、周囲がどんなにビビりまくろうと、
平気で怒鳴りまくる…と言うのを、平然とやってのける。

悪口にしか取れないかもしれないが、
私の表現力がないと、思ってもらうと助かる。
私には、二人を表現する、他の表現が思いつかないのだ。

まぁ、話を戻すと…。
病は気から…と言うのは、本当だと言う証明のような二人だ。
もしくは、病も二人からは逃げ出すと言うか。
自らが、歩くパワースポット。
本当に、病気一つした事がない。

繊細さん…とは、対照的かもしれなが、
これくらい、周囲をビビらせまくっても、
二人は幸せで健康に生きている。
この世を生き抜くのに、
繊細さなど、ほんの少し、
スパイス程度に持ち合わせればいいのではないかと思える。
と言うより、繊細に、周囲に気を遣いまくりながら生きるのが、
とてつもなく馬鹿げたことに思えてくる。

私のように、アレルギー体質なの〜。
…なんて、ひ弱に生きるより、
豪快で、頼もしく思える。

もう一人の、無症状だった人は、
物静かな人で、以前、抗わずやるべき事をやるのが、
上手くクリアするコツ…と言うのを書いたが、
まさにそのタイプで、
「私はなんともなかった〜。」
と、やはり静かに言っていた。

3人を合わせて考えると、
物おじせず、囚われない…と言うことになるのかもしれない。
初めの二人は、恐らく
「負けてられね〜。」精神で、
コロナワクチンの副反応にこだわらず、
予防できる事だけ見ていたのだと思う。
3人目の人は、「ふ〜ん。打てばいいんでしょ。」くらいで、
本当に何一つこだわりを持っていなかった気がする。

私には、この3人が、世界を生き抜く最強の三人に思えた。
スゴイ!
スゴすぎる!

ちなみにだが、
私など、2回目のワクチンは症状が強く出るので、
すでに有給休暇決定で、アレルギーの薬を使用して打つ事になっている。
…なんか、私って最弱じゃない?
…その前に、そこまでして打つ必要あるのだろうか?

戦後の人間は、やはり強いのだろうか?
平和で育つと、繊細な人間になってしまうのか?
戦後の方々がいなくなる前に、
これからも、色々観察したいと、昆虫日記のように考えてしまった。

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