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植物堆肥を使った、無農薬野菜を作ってみた。

年をとると
土いじりしたくなる…
と、言います。

年をとらなくても、
くいしんぼうな私は、
野菜を
自分で作って、
好きなだけ食べられたら…
と、思いました。

そこで始めたのが、
植物堆肥を使った無農薬野菜。

植物堆肥なんて言うと、
なんか大層なことをしてそうですが、
ただ雑草や、野菜くずで
堆肥を作っているだけ…。

でも、
畑や庭の雑草を堆肥にするのは
とても理にかなったことなんです。

雑草は、
畑に足りない栄養を持ったものが
はえてきます。
だから、
捨ててしまうなんて勿体ない。
堆肥にして畑に戻せば、
その雑草は徐々になくなります。
畑を見ていると、
確かに同じ雑草がずっと
はえてくると言うのはありません。

それに、
害虫も少なくなります。
買った肥料を使っていた時は
見たこともない虫
(しかも気持ち悪い!!)が、
たくさんいたのですが、
植物堆肥を続けるうちに、
あまり出現しなくなりました。

買った肥料には
リンやチッソが
たくさん入って入っていて、
そのリンや、チッソに
よって来るそうです。

太り過ぎると、
いろんな病気がやってくる
ようなものですかね?

しかも、
コストゼロ。
コンポストを使う必要が
あるのですが、
土に穴を掘り、
雑草をドンドン入れて、
土をかぶせても
堆肥になっていました。

とにかく、
自然の力に驚くばかりです。

無農薬野菜も、
大量生産するわけではないので、
それほど手間はかかりません。

恐らく、
植物堆肥を使っていることも
あるかもしれません。

てんとう虫は、
大事にいてもらいます。

ブロッコリー、葉物野菜は
防虫ネットのトンネルで
育てています。
それらは、どうしても
旗ペコ青虫がついてしまうので。

あとは、
多少なら、虫と野菜を
おすそ分け…くらいに思っています。

多少でなかったら、
申し訳ないけど、
割り箸で虫をとって、
土に埋めて踏んでしまいます。


ブロッコリー。
花蕾だけ食べるのは勿体ないので、
柔らかい茎も食べます。
皮をむいて、
茹でてサラダや、アヒージョ、
キンピラ、肉巻きにすると
甘くて、美味しいです。

葉っぱも、柔らかいところは
サラダや味噌汁の具にしています。

硬い部分は、植物堆肥にします。

大好きな
ルッコラやパクチーは
こんな感じで、育てています。
まだ小さくて分かりにくいですね。


エディブルフラワーの
ナスタチュームは
サラダに入れています。

夏には、
トマト。キュウリ、ズッキーニ、
ナス、オクラ、ししとう、
ピーマン、パプリカ、バジルなど。

無農薬だと
サラダにしても、
安心して食べられます。


植物堆肥を使って無農薬で、
育てると、少し成長速度が
遅くなるし、
大量生産には
向かないかもしれません。
でも、
季節ごとにそれぞれの野菜を
ちゃんと食べられるし、
ご近所に配っても余るくらいです。

味も濃いし、甘いし。
ゆっくり成長を待っても
待った分のメリットが
あるように思います。

とにかく、
自然の力はすごいですね。
捨てるモノが何もない。
循環し続けます。


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