アイドルの“持続可能”な労働環境について

サイゾーさんにて、「アイドルの“持続可能”な労働環境」をテーマにインタビューしていただきました。

「まじめにアイドル」9年目。寺嶋由芙と「まじめ」に考える、アイドルの“持続可能”な労働環境

寺嶋由芙が「アイドル戦国時代」「コロナ禍」を経て、今のアイドルさんたちに伝えたい言葉

記事の中にも話題に出てくる、以前noteにまとめた持続化給付金についてのお話や、その後Abema TVに出演した時のお話も、併せて読んでいただけたら嬉しいです。

今回の取材時、とても丁寧にお話を聞いていただきました。過剰にセンセーショナルなまとめ方をせず記事にしてくださったライターの羽佐田瑶子さん、編集部の皆様、大変ありがたく思っております。

こうした誠実な方や優しい方とお仕事させていただく機会が増え、私は以前と比べ、怖い思いや嫌な思いをすることが減ってきています。「世の中がいい方に変わってきてるのかな」と思えて嬉しい気持ちがあります。

しかし、こうしたありがたい環境にいられるのは、単に自分に知識がついて自衛できるようになっただけなのかもしれない、とも思います。また、これまでの経験や、今回のようなインタビューを公開していただいているおかげで、助けてくれる人に繋がりやすくなっただけなのかもしれません。年齢で判断するのはどうかと思いますが、自分が年を重ねたことで、狙われやすいターゲット像から外れただけなのかもしれないと思うこともあります(これは仕事でのトラブルに限らず、日々暮らしていく中での防犯面などに関しても、同じことが言えるかもしれません)。

「アイドルって辛いことばっかりなんです！ひどい人ばっかりなんです！」と偏った広がり方をしてしまうのは不本意なので、発信の仕方には気をつけているつもりです。同時に、自分から見える景色だけで、「私たちの時は大変だったけど今は良くなってよかったね」みたいなことを安易に言わないように気をつけたいなとも、今すごく思っています。むしろ自分が大丈夫な時こそ、視野を広げないといけないとすごく思います。

というのはすべてのことに言える気がするので、引き続き想像力を働かせて生きていかねばと思う次第です。とはいえ誰かの辛さを想像し感情移入し過ぎてしまうと、自分の気持ちが潰れてしまう危険もあります。ただでさえペースが乱れがちな連休明けです。適度に息抜きしつつ、時にはしんどい情報とは距離をとりながら、皆さま楽しく暮らしていてくださいね。またnote書きます！