古道具yufuran

古道具の魅力は昔から使われてきたこその風合いや味わいです。豪華で綺麗なものではないけれ…

古道具yufuran

古道具の魅力は昔から使われてきたこその風合いや味わいです。豪華で綺麗なものではないけれど、日々居心地よく、暮らしを豊かにするものであればいいなと思っています。実店舗はないネットショップの古道具屋が思ったことを気ままに綴ります。

最近の記事

古道具の魅力②

本来の用途とは違う使い方ができるのも古道具の魅力の1つである。 例えば、わたしのお気に入りのかごの「飯籠」。 飯籠は炊いたご飯を保存しておくためのかごだった。 今キッチンで使うとしたら玉ねぎやじゃがいもを保存しておく「野菜かご」としての活用になるだろうか。 キッチン以外であれば、タオルや衣類などを入れておく「収納かご」としての活用だ。 何を入れようか?使い方を考えるのも楽しみのひとつである。 そういう使い方もあるのかと感心したり、こんな使い方もあるんだよと発信するの

    • お店の名前の由来

      自分の店だから、自分に因んだ名前がいいと思って考えた。 その名前が「Yufuran」(ユフラン) 話は中学校時代にさかのぼる。 中学校ではバスケットボール部に所属。 バスケ部では入部した1年生に先輩の3年生がひとりひとりにニックネームをつけるという伝統があった。 その時わたしにつけられた名前がフラン。 最初に聞いた時は?フラン?ふらん?…ともかく謎だった。 友だち曰く、フランス人形のフランなのだと。 確かにわたしは彫りのある顔つきで色も白いほうだったのでハーフに間違えられる

      • 古道具の魅力①

        古道具って好き嫌いがはっきりしていると思う。 もちろんわたしは古道具が好き。 でも古いものは好きでない、苦手だという人もいる。 その気持ちもわかる。 いったん人の手に渡ったものはちょっと無理とか。 古くて使われたものより新しくてきれいなものがいいとか。 そういう気持ちよくわかる。 だから、それはそれぞれの価値観でいいと思う。 押し付けたりしないけど、わたしは古道具の魅力を伝えたいなと思う。 そもそも「古道具」と言っているけど「アンティーク、骨董品」とは何が違うか? わたしの

        • 古道具のお店を開くまで

          わたしが好きで集めた古いもの。 古いものが好きな誰かに気に入ってもらえたら嬉しいなぁ、古道具のお店をできたらいいなぁと漠然と思っていた。 そんな風に長年、本当にぼんやりと思っていただけ。 そのぼんやりがはっきりと形になるきっかけは2020年の新型コロナウイルスによる自粛生活だった。 仕事も休み、出かけると言えば食料買い出しと散歩くらい。 家にいる時間がこんなにたっぷりあるなんてこれまでなかったことだし、これからもないだろう。 この時間を有効に使わないと!今しかない。 ピンチが

        古道具の魅力②