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「ゲームはコミュニケーションツール」〜ホームスクーラーが”学校を利用する”中で得た知見・我が家の場合〜

やっていたことがうまく行かず、パニックを起こす。

ゲームで負けて、衝動的に暴言を吐く。

息子は小さい頃から、自分の感情をうまく表現できず、不適切(と他人が思うような)な言動が多い子どもでした。

単純に、感情を表す語彙数が少なかったのもあると思います。

例えば。

突然「わ゛ーー!」と叫んで走り去る(保育園年少)

他愛もない言葉に人知れず傷つき(周囲からは突然、本人にとっては正当な理由の下)「○○くんのうんこ×3(大泣)!」と雄叫びを上げる(保育園年長)

「今○○が嫌だった!うあ゛あ゛〜〜〜〜!”#$%&’!!!!」(保育園年長から小学校1年)

こんな感じ。

ですがこうやって比較すると、年齢を重ねるにつれ語彙数も増え、気持ちの表現の仕方に幅が出てきたのが分かります。

最近はというと、

「くっそー!ママ、タブレットで”ゼルダ 祠 石碑のかけらさがし”で検索して!」(3回に1回は”自分で調べて〜今手が離せなくて〜”とやんわり断る。すると自分でやる。できるw。できることこそスモールステップを意識してみたりする。できるはずのことができないと癇癪につながる”完璧主義”対策^^;)

「今○○がうまく行かなかったけど、全然イライラしないよ。」

とまで言うように!

時々「ギャァアア〜〜〜〜!」となるけれど、感情の起伏がだいぶフラットになってきたように思います。

この変化を実感したのが、小学2年(今年)の6月。

突然。

感情を爆発させて、本人は言いたくもないのに衝動的に出てしまう暴言が激減。

なんでかなーと考えていましたが、おそらく

ゲームを通じて近所(学校の支援級)に友だちができた。

・友達と関わる中で、自分以外にも”ゲームでうまく行かずにイライラしたり、失敗したり、なかなか進められない”という状況が普通にある。ということを実感できた。

・単純に、友達と遊ぶのって超楽しい!

・お腹空いてない(笑。これ結構大事)

息子の変化を目の当たりにし、タイトル通りゲームはコミュニケーションツールなのだなぁと改めて納得しました。

ゲームだけではなく、”好きなこと”はコミュニケーションツールなのだなと。

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よく遊ぶ2人のうち、1人は今Minecraftに夢中。外に遊びに出ても、Switchから目を離しません。

そんな彼に、息子が「おい!ゲームばっかりやってないで遊ぶぞ!」と声をかけたりしているから、笑ってしまう。

彼は、目では画面を見ていても、肌や鼻で周囲の空気を感じ、耳で君たちの声を聴いているはずだよ。と息子に伝えています。

息子は一緒に駆け回りたいみたいだけれど^^

”やりたい”コップがいっぱいになるまで、”飽きる”までやれた実感は、次の意欲につながるのではないかなと、まだまだ始まったばかりの息子の生き方を見ていて思ったりします。

またゲーム中毒・ゲーム依存については、只今絶賛勉強中です。

やっと2冊読み終えたので、ゆっくり考察していきたいと思っています。

ちなみにこちらの2冊↓

幸せな未来は「ゲーム」が創る https://www.amazon.co.jp/dp/4152092297/ref=cm_sw_r_other_taa_he2MDbAF35FFA


テレビゲーム教育論―ママ!ジャマしないでよ勉強してるんだから https://www.amazon.co.jp/dp/4501542306/ref=cm_sw_r_other_taa_af2MDbG6NY9Q2

最後まで読んでくださり、ありがとうございました(*^^*)

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