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中国茶1000人チャレンジ45〜47人目

中国茶お茶淹れ1000人チャレンジの経過報告です。

▼チャレンジ宣言はこちら
 ※ 1〜3人目のレポも上の記事内に書いています

▼4〜5人目(わたしの父と母)

▼6〜17人目(音声SNSで繋がったお茶仲間)

▼18〜33人目(出版塾仲間)

▼34人目(古巣カフェ社長)

▼35、36人目(中国茶仲間)

▼37人目(中国茶の心の師匠)

▼38〜44人目(親戚のみんな)


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私と夫が「マスター」と呼んでいる人がいる。

マスターとは、夫の友人Tさんのお父さま。
福岡在住の名士で政財界とのつながりがある。

Tさんが夫のことを気に入って
「父親に紹介したい」ということで
お会いする機会をいただいたのがきっかけ。

そして初めて対面したときの
印象は忘れられない。

Tさんのお父さまは
オーラと貫禄がとにかくすごかった。

夫も同じものを感じたのか
Tさんお父さまのことを自然と
「マスター」と呼ぶようになっていた。

マスターも夫のことを気に入ってくれて、
私たちの交流が始まった。


福岡の山笠に招待してくれたり、
太宰府を案内してくれたり。

とびっきりおいしい牛しゃぶを
ごちそうしてくれたり。

香港に来てくれたこともあった。



年末年始は東京で過ごすのが
マスター夫妻の長年の習慣に
なっているようで。

「1月2日に会おう」と
マスターからお誘いをいただいた。

娘も連れていくので気を遣ってくれて、
外のレストランではなく
マスターが滞在するホテルで
食事をすることになった。
Tさん夫妻も一緒に7人。

5人前で10万円する高級おせち、
ふぐ刺し、うなぎ、日本酒・・・
マスターはごちそうを手配してくれていた。

普段だったら絶対食べないような
すばらしい料理はもちろんだけど
おもてなしの心がなによりありがたい…

最初はビールで乾杯して
おいしい料理に舌鼓を打った。


マスターたちにも中国茶を飲んでもらいたい。

私は茶器を持って行った。

食事がひと段落したところで

「お茶しませんか?」

もともとお茶を飲む流れじゃない時に
自分から声をかけるのにはだんだん慣れてきた。

今回持ってきたのは武夷岩茶、老叢水仙。
この日は寒かった。ほっこり温まりますように。
一煎ずつ丁寧に淹れた。

「所作がきれいね」

マスターの奥様がほめてくれた。素直にうれしい。


お茶に集中する時間、というよりは
会話の中に自然とお茶が
溶け込んでいくような感じ。

娘もいたし、
みんなでわいわい、
お酒の延長でお茶を楽しんだ。

縁もたけなわ、そろそろ解散・・・
ということで茶器の片付けをしていた時。

「今日は人生で
一番おいしい烏龍茶をいただいた。
淹れ方が違うとこんなに変わるんですね」

とマスターが声をかけてくれた。

う・・・うれしい!!!


グルメなマスターから
お茶の味をほめてもらえるのは光栄なこと。

よろこんでもらえて本当によかった。


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