プリンターが詰まり、世界の理不尽さを感じた話

プリンターを詰まらせた。もちろん、詰まらせたのは僕なので頑張って直した。しかし、表示は変わらなかった。

プリンターが詰まった

使っているプリンターが詰まった。ちゃんと本体を開けて詰まった紙を取り出した。あまり機械が得意ではなくても操作ガイドを見れば詰まったときの対処方法がわかる。便利な世の中になったなぁと感じた。しかし、世の中は理不尽だった。

詰まったときに感じた「お前がやれよ」

今回使ったプリンターは業務用だった。おおきさとしてはかなり大きく洗濯機くらいある。一度も中を覗いたことはなく、仕組みもわからず使っていた。

しかし、今回は紙が詰まってしまった。周りに機械が強い人がいるわけでもなく、詰まらせたお前が悪いんだからお前が直せよ、みたいな雰囲気が漂っていた。

その空気感を感じてしまったので抵抗する術もなく、直すことにした。お願いだから自分は悪くないから手伝わないぜみたいな精神はやめてほしい。

しかし、頼んだら直すのをすこし手伝ってくれた。ありがたい。ちなみに今のプリンターは詰まったときに操作ガイドがでるので機械についてあまり詳しくなくても操作することができた。

直したはずなのに...

プリンターを操作ガイドにそって操作した。中を開いて、詰まった紙を取り出した。プリンターの中はガチャガチャしていた。

でも、構造は意外と単純だった。下にある一枚のプリントが上に行くについれて段々印刷されるという仕組みだった。意外と簡単だった。

詰まった箇所を全部チェックして、我ながら「完璧だな。」と思った。詰まり対処完了ボタンを押した。これで再び印刷できるはずだ。

終わらない悪夢

しかし、紙詰まり表示はいつまで経っても消えなかった。ずっと赤い表示が消えない。あのときのいらだちはアラームを消したはずなのにアラームが消えていなかったときに感じるいらだちに似ていた。

電源を切り再起動を試してみた。しかし、結果はうまく行かず表示は紙詰まり表示は消えていなかった。

まだ、表示は消えてない。そのとき、世の中の理不尽さを感じた。

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