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【弓道】勝ちグセは大事

あなたは、

「勝ちグセ」「負けグセ」

どちらのマインド派ですか??

たとえ負けグセ派だとしてもダイジョブです、
勝ちグセ派になれます。


いざという時、
「攻めに行くか」
「守りに入るか」

たとえば試合で
「決め矢(この1本で勝敗が決まる)」
が回ってきたとき。

そう、自分の今この1本の的中で勝敗が決まるというときです。

あたれば勝ち、はずせば負け。

じつは、この時のマインドの持ち方で結果が変わります。
自分で変えられるのです。

わたしは昔、「負けグセ」派でした。
決め矢が回ってきて

「これで中れば勝てるけど外したらどうしよう……」

毎回そう思って緊張しまくり、高確率で外していました。

国体でも
「中てなきゃ、中てなきゃ」
と思えば思うほどドツボにはまってさぁタイヘンです。

どうやってもあたらず、さらに焦って追い込まれてはずしまくり。
もうどうにもならなりません。

そこそこ的中があるのに、いざという時の競り合いに勝ちきれない。

そんな自分が嫌で嫌であがいていた時。
積もり積もった気持ちが、とうとう爆発してしまった試合がありました。

国体選手選考会。

下馬評では選考NO1候補チーム。
3人で1チーム、思いっきり足を引っ張った。

しかも他の2人はそこそこ良い的中。
そのうちの1人はほぼ外していない。

なのに自分のせいで代表選考に負けたのです。

「チームなんだから気にしなくていいよ。私はゆづると一緒に行きたいんだから」

と言ってくれたけれど...…

そんなわけないよ。申し訳ないよ。
もう一人の子も仕事の都合で、今回が最後かもと言っていた。

ホントに消えてなくなりたかった、あの時。
いつもならグッとこらえる涙。
ホントはこんな時に泣いちゃ迷惑なのはわかっていけれど。

「今ここで泣かないと、すべて吐き出さないと」

と思った。
迷っていた心とはうらはらに大粒の涙をながしていました。

「こんなときに泣いたらダメだよ」

言われるとおもったけれど、無理でした。


そしてそこから変わった。
吐き出した分ふっ切れた。


いざという時迷うのは、よけいなことを考えるから。

よけいなことを考えるというのは自信がないから。
自信がないというのは普段の練習の内容が悪いから。

だから普段の練習を常に本番のつもりでいい意味で自分を追い込んで取り組んだんです。
もうこんな想いは味わいたくないから。
自分を嫌いになりたくないから。


この時の思いがいまの自分の礎
きっと「負けグセ」がついていたのだと思います・

もちろん次の年は見事リベンジ果たしました。


以前合宿で、昔の自分を見ているような子がいたんです。

一番大事なとことで立て続けに3回も「決め矢」が回ってきていて、
そして見た目にもメチャメチャ緊張して力んでいるのがわかりました。

3回ともダメだでした。

実はそのときじぶんにも3回くらい決め矢が回ってきていた。
もちろん3回とも決めた。

場数もあるのだろうけど、やっぱりマインドなんだとおもう。

「ゆづるさんは的中数えて緊張しちゃうタイプですか?」

とその子に聞かれたんです。

「的中は見るけど見るだけで数えない。見ても頭悪いんで数えられないんだよね(笑)でも中てれば負けないとおもってる」

と答えた。

実際、数えると集中切れちゃうので的中表示の見た目のビジュアル、〇と✕の割合の感覚でしかみてません(笑)


もうあんな取り返しのつかない悔しい思いは絶対にしたくない。

後悔は2度とゴメンです。
だから負けても悔いが残らないくらい、何事も目いっぱいやりきり取り組むことにしました。

そこから「負けグセ」が減った気がします。
もちろん気持ち的にどうしても上がりきれないときもあります。
それでも随分減りました。

勝ち切る回数を増やすとそれがイメージに残り見えない自信になる。

それが自信という「勝ちグセ」に変わっていく。

これは弓道ばっかりじゃなく
普段の日常や仕事、人生などすべてにおいても言えることだと思う。

一緒に「勝ちグセ」積みかさねよう!!


書籍紹介:そんないろいろな挫折からの思いをつづった一冊。


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