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ショートケーキ🍰に使うクリームを、ふわふわにする泡立て方の話。

結論

生クリームを口溶け良くふわふわに泡立てるのには、オーバーランを上手に使います。

オーバーランとは、生クリームを泡立てる際に摂り含まれる空気の比率のことです。

生クリームに含まれる乳脂肪分を確認して、使うケーキに適したものを選ぶようにしましょう!

低脂肪の生クリーム

オーバーラン値の高いクリーム

乳脂肪分35%程度の生クリームは、含まれる脂肪球が少なく、泡立てるのに時間がかかります。

結果として、じっくりと泡立てることになり、多くの空気が含まれ、軽い食感のクリームが生まれます。

こちらは口当たりの軽さを求める、ムースなどに適しますが、コシが弱く離水しやすい為、ゼラチンなどを加えて保形する必要があります。

オーバーラン値の低いクリーム

乳脂肪分の高い40%〜50%のクリームには、脂肪球の数が多く含まれているため、泡立てるのに時間がかかりません。

泡立てる時間の短いために、結論として抱き込む空気量が少なくなり、オーバーラン値が低くなります。

コクがあり、離水もしづらい為、保形性の求められるショートケーキや、デコレーション用に適しています。

口当たりが良く、ふわふわなクリームを泡立てる為のポイント

ショートケーキに適した生クリームは、40〜50%の高脂肪だとわかったと思います。

ですがオーバーラン値が低い為、空気を抱く量が少ないのが引っかかりますよね。

そこで問題を解決する泡立て方があります。

最初から全てのクリームと、規定量の砂糖を入れ中低速でゆっくり泡立てる。

これだけです。

(生クリームは糖分が入らないと泡立たない性質があります。生クリーム量の8%前後を目安にして、砂糖を添加してください。)

オーバーラン値を高くする為の、ポイントとして"泡立てるのに時間がかかる"この状況を作ってあげる必要があります。

①生クリームの量が多ければ多いほど泡立つのに時間がかかる。               ②中低速で回すことで泡立つのに時間がかかる。

これだけで空気を多く抱いて軽い口当たりさ、高脂肪でコクのある、2つの特性を持ち合わせたクリームになります。

まとめ

何か特別な技術がなくても、知識があれば美味しいものを作ることができます。

オーバーランのしっかり効いた、軽い口当たりの生クリームで作ったショートケーキの美味しさは、大切な思い出をより良いものに導きます。

誰かの誕生日や、記念日にふわふわの生クリームを使ったショートケーキや、パンケーキなどを作ってみませんか?

最後までお読みいただきありがとうございます😊

何か疑問や質問等ありましたら、コメント欄に残して頂けますと幸いです。

後日、返信させて頂きます。 

また次のnoteでお会いしましょう、


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