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シャスタ山(Mt. Shasta)


この写真を私のnoteの表紙(?)にアップしてみました。この山は私の家から4時間北上したところにそびえ立つ、シャスタ山(Mt.Shasta)。今こそ、日本からも足を運ぶ人が多くなった知る人ぞ知るカリフォルニアの聖地でございます。

そんなことは全く知らなかった私が訪れたのは、1996年でした。詳しく言うと、シャスタ山の麓にあるマクラウド(McCloud)と言う小さくて可愛い町に、結婚前に、今となっては離婚した夫が連れて行ってくれました。マクラウドは元夫の出会うことなく亡くなった母親の生まれ故郷。当時、彼の祖母が住んでいたので、ご挨拶も兼ねて訪れました。

私も元夫も、ついつい「これは運命だ!」と思って、結婚してしまった理由のひとつが、私の母親と彼の母親の誕生日。実は、二人とも一緒なんです。それも西暦まで。「お母さん(義母)が巡り合わせてくれたのよ!」な〜んて感じで。盛り上がっちゃったなー、若かった二人。

義祖母は80歳を過ぎていたと言うのに、タバコをスパスパ吸っていて、結婚式にはロイヤルブルーのワンピースにヒールのある靴で颯爽とお出まし。粋なおばあちゃまでした。そんな義祖母は、母の誕生日にはプレゼントを送ってくれたり、私の母をとても近くに感じてくれてました。母も同様で、昨日もLINE電話口で、義祖母の話をしていました。私の家族も母の誕生日には義母を、元夫の家族も義母の誕生日には母の事を思い出し、連絡を取り合う。母の誕生日は、離婚を超えて、大家族を感じてしまう。

義祖母の家のキッチンの角にはnookと呼ばれる角っこダイニングテーブルがあり、そこからのシャスタ山のビューはホテルだったらなかなか高額。毎朝、義祖母が作ってくれたうすーいアメリカンコーヒーをnookで頂きました。お恥ずかしながら「水道水飲める?」なんて聞いてしまった私。「クリスタルガイザーのお水はここからよー。ふふふ」なんて、グランマ。滞在中のシャワーはクリスタルガイザーのお水、ジャバジャバって事だったのよね。

子供達が小さい頃は子供を連れ義祖母を訪ね、シャスタ山が見守ってくれてた公園や川で遊ばせてました。そんな思い出詰まったシャスタ山。義母と義祖母はそのシャスタを見上げる墓地でおやすみ中。

どの写真がいいかなー。。。やっぱり、私が幸せ感じる写真をと、これをピック。本当は他の事を書こうと思ったけど、この写真みてたら、沢山の思い出が浮かんできて、昨日はComfort Zoneを出て前進!なんてnoteを書いてみたけど、こうやって一枚の写真から思いにふける午後もいいね。

Go-Go-Go も疲れちゃうし、私にはこんなくらいのペースが丁度いい。    バランス、バランス。

Love,

Midori



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