見出し画像

下手でもホントを。

教員養成の場で、主に塾講師上がりで授業での言語活動ですぐディベートやらせたがる人いるけど違和感あるわ。そういう人ほどグループワークでも人を言葉で打ち負かしたがる。ディベート能力こそコミュニケーション能力だなんてちゃんちゃらおかしいぜ。

下手でも弱くても本当のことを言う。多様な意見を受容はするけど同調する必要はない。嘘でも強い声大きな声がまかり通る、そんな価値観にはできるだけ異を唱え続けたい。コミュニケーションで大事なのは互いの尊重だ。

人をねじふせる言葉より、豊かな語彙と教養を身につけ、それを道具として使いこなし自分の思考や価値観をアウトプットできることが必要だ。上手く話して相手を打ち負かしたり自分が相手より優位に立つ、マウント取ることを目的にしてはいけない。必要な人はまあ勝手にどうぞだけど教育の場での言語活動としてはいかがなものかと思うのよ。

この夏、あらためて最新の国語科における言語活動を勉強し直して、さまざまなものが見えてきた。それについてはいずれまた。


この記事が参加している募集

オープン学級通信

国語がすき

少人数の隠れ家的居場所にしたいので、副業しながらなんとか教室を維持しています。サポートいただけたら大変嬉しいです。収入は運営資金として活用いたします。