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スーパースターへの道のり

オフィスには自分が今までに買った書籍が所狭しと並んでいます。ほとんどが積読(入手した書籍を読むことなく積んだままにしている状態のこと)です。

「よくもまぁこれだけの本を溜め込んだな」と自分に感心するばかり。これだけあるとインテリアとしては合格点ではないか。しかし購入した本の目的は果たしていないし何より著者や出版社に申し訳ない気持ちになる。だから今から一冊でも読んでこの本の目的を果たしてあげよう!そう思うのだが、どれから読み始めたらいいのかも分からない。

これだ!と思い読み始めてみるが「なんか違う」「今の気分で読み進められない」そう思って次の本へ・・・・・・これも違う。
う〜ん、困った。これでは誰一人(誰一冊?)も本として生まれた目的を果たせずに待機状態を長引かせてしまう。

そもそもなぜこんなにも読まない本を買ってしまったのか。いや、購入したときは何かしらの思いがあって購入したはずだ。それを思い出してみよう。

並んだ本のタイトルを目で追ってみる。マーケティンノウハウ、SNS集客術、時間管理術、初心者向け経営術に経理の基本、ふむふむ。並んでいる本の9割がビジネス書である。当然といえば当然か。
ただ、ネットで情報が手に入るいまの時代、本を購入までしたということはそれだけ強い動機があったはずだ。そう、あったのだ。

本を購入するキッカケはいろいろあるにせよ、「この本を読んだらこの知識が頭に入り、読み終えたときにレベルアップしている自分」を想像して購入したのに違いない。うん、そうだった気がする。

だとしたらこれだけの本を全て読んだら自分はどれだけレベルアップするのか。マーケティングから経理・会計、経営に不動産投資の本まである。 これらを読むことで自分は“スーパーマン”になれるじゃないか。 いま目の前に2つの選択肢があったとする。

➡スーパーマンになる
 スーパーマンにならない

迷うことなくスーパーマンになるを選択する。それだけ躊躇なくスーパーマンになることを選択するくせに目の前にある積読は減らない。
スーパーマンへの道のりもなかなか厳しい。


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