見出し画像

僕がホームレスだったときの話《前編》

こんばんは、サホユウダイです。ガレージファクトリー合同会社というデジタルマーケティングとアーティストマネージメントの会社の経営をしています。

だんだんと寒くなってきて、長袖で心地よい季節になってきましたが皆さんいかがお過ごしでしょうか?
朝早く起きて外を走るのが日課なのですが、朝のちょっと肌寒い感じが秋がきたなぁって感じがして僕はめちゃくちゃ好きな季節です。

この時期になると思い出すこととして、今日のテーマである「僕がホームレスだったときの話」をしたいと思います。

友達2人で家賃12万円のマンションを借りたがすぐ解散

僕は23歳から24歳にかけての7ヶ月間、ホームレスだったんですね。性格には23歳の4月1日から24歳になってからの10月26日までホームレスだったんです。

そもそもなんでホームレスをしていたのかっていう話からしますと、僕は26歳までバンドマンをやっていたんですね。バンドマンって基本的にめちゃくちゃお金がないんですね。

なので、少しでも家賃を浮かせるために同じようにバンドをやって夢を追ってる男友達と2人で部屋を借りて一緒に住んでたんです。

でも欲深いのもバンドマンの特徴で、どうせ2人で住むなら憧れの町に住みたいってその友達と話しまして、その憧れの町というのが高円寺でした。

けど高円寺に住もうって言って住んだのが東高円寺なんです。知ってる人は知ってると思うんですけど、東高円寺って高円寺って名前ついてるけど、みんなの知ってる高円寺から結構遠いんですよ。しかも僕が住むところになったのが東高円寺と方南町の間ぐらいだったので、高円寺駅まで徒歩30分ぐらいかかるような場所だったんです。

そんなことを知らない20歳そこそこの2人が東高円寺に家を借りて住むわけですけど、その一緒に住んでた友達がある日急に「おれ来月から地元の静岡に帰るわ」ってことを言い出したんです。

いや、ちょっと待てよ、と。その話が出たのが2人で住み始めて一年も経ってないときで、喧嘩も一度もしてなかったのに急に出ていくってことを言い出したんです。

なんでも地元の先輩にバンドを誘われて、そこに加入して活動していくってことを決めたんです。

行くのはいいけど来月って💦
当時2人で12万円もする2人で住むには結構いいところを借りてたんですよ。なので、二ヶ月後から僕は一人で12万円の家賃を払わないといけない。

マジかぁって思ったんですけど、その友達が決めたことだし先輩とやるっていうのは素直に喜んで送り出してあげないといけないと思い、送り出したんですね。

襲いかかる災難が次々と僕はどうしようもなくなり

そこまではよかったんですが、友達を送り出したあとにバイト先であるWEBの広告系の会社でバイトをしてたんですが、そこの会社が急に潰れることになったんです。
ある日会社に行ったら「会社が潰れるので3日後になくなります、なのでその間に次の仕事を決めてください」とか言われるわけですよ。

待て待て待て、と。バンドマンってLIVEがある日は休みを貰えるようなシフトに融通がきくようなところでなくてはいけないし、当時僕は黒と赤のモヒカンのドレッドで、耳はもちろん、眉毛にも鼻にも舌にもピアスがあいてて、そんなやつが次のバイトを探すってなかなか難しいんですよ。

しかも友達が地元に帰って一人で12万円の家賃を払わないといけなくなって二ヶ月も経ってないときですよ。
ふざけるな、と。

でもそんなこと言ってもどうしようもないので、コンビニとかに置いてあるタウンワークとかアルバイト情報誌のfromAとかを買って仕事を探して応募するんですよ。

シフト自由はあるけど、髪型自由みたいなところはなかなかなくて、やっと見つけたと思って面接に行ったら、髪型自由ってあれ金髪とかはオッケーだけど、ドレッドがオッケーなわけじゃないんですよね

なので、全然受からない。いろいろ受けて、やっと受かったのが歌舞伎町にある漫画喫茶。
そこにドンキで買ったカツラを被って仕事してたんですね。

けど週2とか3しか入れなくて、家賃分ぐらいしか稼げないんですよ。他にも仕事探そうにもなかなか見つからない。

ついに僕は家を追い出された

当然家賃は払えなくなってくる、滞納して滞納して3ヶ月滞納したときに管理会社に呼び出しをいただきまして、自分のいまの状況を説明したんですが、向こうも向こうで商売なので家賃は払ってもらわないと困る、そりゃそうですよねってことで、その場で「次滞納したら出ていきます」って一筆書くことになったんです。

でも今までバイト見つからなかったのに一ヶ月後にちゃんと払えるようになるかっていうとそんなわけないじゃないですか。
それで3月いっぱいで家を出ていくことになったんです。

当時持っていたCDとかは全部売って、持ち物は楽器と洋服ぐらいしかなくて、楽器はバンドの機材車に置かせてもらったんです。

この話をするとバンドメンバーの家に転がり込んだらってことも言われるんですが、僕が組んでいたバンドは女の子ツインボーカルにギターとドラムと僕の編成で、ギターは男友達3人で一緒に住んでいてこれ以上入れないっていうのと、それ以外のメンバーはそれぞれ彼氏彼女と一緒に住んでいたので僕が入る余地はなかったんです。

なので最低限の着替えだけ持って僕は駒沢大学駅の近くに住んでいる高校の同級生の家に居候させてもらうことにしました。

けども結果的に2〜3週間ぐらいでそこも出ていくことになったんですが、この続きはまた明日。


それでは、最後まで聞いていただき、ありがとうございました。
次回の後編を楽しみにしててください。

サホユウダイでした。それではまた明日!

最後までお読みいただき、ありがとうございます(`・ω・´)ゞ共感、反論なんでも結構です。SNSなどでシェアして頂けるととても喜びます。