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SEO対策する前に知っておくべきGoogle検索エンジンの意図と関係について

今日はSEOについて少しお話をしようかな、と思っています。といってもテクニック的なことを話すわけではありません。キーワードの設定の仕方であったり被リンクの集め方、タイトル・見出しの書き方などは検索して調べてみてください。

今回話をするのはSEOをやるうえで、最初に知っておいてほしいことです。これを知ってるのと知らないのとでは、そもそものスタートする位置が変わってくるので注意が必要です。

それでは始めます。

検索窓はユーザーとGoogleとのコミュニケーションツール

検索結果の上位に表示されるコンテンツを作るために具体的に意識すべきことはGoogleが判別できるようなクエリを作ることです。

Googleの検索窓は、ユーザーとGoogleとのQ&Aです。
例えば、ユーザーは恵比寿でカフェを探したいとき、「恵比寿 カフェ」と検索します。これがユーザーからGoogleに対するQuestionです。それに対してGoogleはAnserとして「(あなたの求めているのは)これじゃない?」と検索結果として出してくれます。

Googleはユーザーの質問に対してベストアンサーを出さないといけません。なぜならユーザーの意図と違った回答をしてしまうとユーザーに「Googleダメじゃん」って使ってもらえなくなるからです。

つまりSEOは、Googleに対して対策を行うのではなく、そのキーワードで検索したユーザーが何を求めているのか考えることが重要です。それがGoogleが目指すところだからです。

そしてここからが重要。
ユーザーが検索窓に入力するキーワードの目的は大きく以下の4つに分けられます。
①knowクエリ(知りたい)
②Goクエリ(行きたい)
③Doクエリ(やってみたい)
④Buyクエリ(買いたい・申し込みたい)

SEOライティングのキーワードで考えることは「このキーワードで検索したユーザーは何を求めているのだろう」ということです。

例の「恵比寿 カフェ」に戻ります。このキーワードの分類は「①knowクエリ」と「②Goクエリ」の両方にあたります。
「恵比寿 カフェ」なら恵比寿にあるカフェを探しているのはもちろんですが、ザックリしすぎています。喫煙できるカフェを探しているかもしれないですし、ゆったりくつろげるソファー席があるカフェ、デートで使えるおしゃれなカフェ、とりあえず涼みたいから安いコーヒーが飲めるカフェなどさまざまです。

もし要望があるなら「恵比寿 カフェ 喫煙」とか「恵比寿 カフェ デート」とかで調べます。「恵比寿 カフェ」で探す人は、「何でもいいからとりあえずどんな店があるのか知りたい」と思っているはずなので、それらを横断的に見たいと思っていると想像できるので、それに対する回答となる記事を制作します。

なので検索結果には「恵比寿のカフェおすすめ◯選」のような記事が上位に上がってきます。そのなかでもちゃんと調査されてユーザーの知りたかった情報が分かりやすく記載されているものが上位にくる、というわけです。

もちろんドメイン年数であったり、サイト評価であったりと他の要素も必要です。ですが、まずはこの部分が土台とあってテクニック的なものは学んでいってください。

Googleは神でも女神でもない

さきほど

Googleはユーザーの質問に対してベストアンサーを出さないといけません。なぜならユーザーの意図と違った回答をしてしまうとユーザーに「Googleダメじゃん」って使ってもらえなくなるからです。

と言いましたが、なんでGoogleはユーザーのことを考え、無償で僕らにこんなにいい検索エンジンを使わせてくれるのでしょうか?

それは「Googleの収益が減ってしまうから」です。

Googleは民間企業なので、収益を出さないといけません。僕らからお金は取っていないので無料で使える便利な検索エンジンに思えますが、取るべきところから取っています。それはどうやって取っているのか、それは検索結果の広告としてとっています。

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ここはGoogleの広告枠として提供しています。企業などは検索キーワードによって広告を出し分けています。「ワンピース 服」や「ワンピース 女性」などのキーワードを検索した人にこの広告枠を出して、と。

ここをクリックするとキーワードや時間帯、競争数などによって変わりますが、クリックするだけで100円とか1000円を超えるようなものまであります。ユーザーがクリックするだけで買わなくても広告を出した側はGoogleにお金を払っています。

Googleとしてはこれを収益の柱にしているので、一人でも多くのユーザーに使ってほしくて無料でユーザーの利便性の高い検索エンジンを提供しているのです。

Googleは神様でもなんでもなくて、ただの営利企業で収益のために検索エンジンを私たちが使いやすいように提供してくれているだけなのです。

なので、SEOを考えた際にユーザーが欲しい情報が載っている記事を書く必要があり、ユーザーの知りたい情報が載っているものが検索結果の上位に上がってくるんです。

広告のない検索結果

ちなみに「恵比寿 カフェ」とかで検索してもこの広告は出てきません。

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これは1クリックで100円とかを企業がGoogleに払っても、カフェなどは利益が低いため、広告を出せば出すだけ赤字になるから出しません。

それよりも記事を書いて検索結果の上位にくれば広告出さなくても広告出したのと同じぐらいの恩恵を受け続けることができるので、みんなSEO対策をしてなんとか広告使わずに上位に持ってこようとしてるのです。

最後までお読みいただき、ありがとうございます(`・ω・´)ゞ共感、反論なんでも結構です。SNSなどでシェアして頂けるととても喜びます。