見出し画像

あっち側とこっち側

昨夜家に帰ってきてテレビをつけると日テレの「午前0時の森」が流れていた。この日は火曜日でオードリーの若林と日テレアナウンサーの水トちゃんの回である「おかえり、こっち側の集い」。
この世の人間はあっち側とこっち側のふた通りであり、こっち側のゲストを毎回読んで悩みや質問をする内容となっている。ちなみに定義としては、

人生キラキラ、ザ・明るい人=あっち側
小心者で色々考えちゃう人=こっち側

午前0時の森・番組概要より

つまり、スポットの当たりやすい陽キャ(あっち側)ではなく、なんとなく仲間内でも会話に入っていきにくく、存在感が低い陰キャ(こっち側)を集めた番組となっている。

番組では、中華屋では店員に「すみません!」と声出して言えるが、オシャレなカフェなどでは「すみません」と呼ぶことさえも恥ずかしくて言えないよね、という話で盛り上がっていた。

分かる!!!
僕はどちらかというとあっち側に近い人間ではあると思っていたんだが、振り返ってみると思考がこっち側だ。店員さんを呼ぶときはカフェに限らずだが、呼びたいときに店員さんを見て“忙しくしていないか”見てしまう。忙しいときに呼んじゃうと「忙しそうにしてるの見たら分かるだろ、ちょっと待ってろよ」と思われたらヤダなと思ってしまう。だから注文を打ち込むタブレットを操作していない移動のときや小走りじゃないときを見計らってから声をかけるようにしている。

でもランチどきの忙しいときなんか店員さんは常に忙しいので忙しくないときなんかない。そんな声をかけれずに待っているのに他の人が「すみません!」と声かけている。内心「おい、オレの方が先に呼ぼうと思ってたんだぞ!」とか思ってしまうが、呼ばない自分が悪いのであって呼んだ人は悪くない。

だから念じる。「あれ、そういえばあの客の注文まだ取ってないよね」って気づいてくれないかなって心のなかで願う。でも暇なときならいざしらず、忙しいときにそんなこと思う余裕なんてあるはずがない。

声をかけたくてもかけれない、でもそれじゃあいくらたっても自分の食べたいものは運ばれてこない。よし、意を決して言おう。

「すみません!」僕の横に座っていた人が声かける。あぁー、僕はまたタイミングを逃した。でも精一杯の勇気を振り絞って隣の人の注文を聞きにきたところで僕も声をかける。
「すみません、注文いいですか?」

店員さんsay
「こちらを聞いてからお聞きしますのでちょっと待ってくださいね!」

ご、ごめんなさい。。。

最後までお読みいただき、ありがとうございます(`・ω・´)ゞ共感、反論なんでも結構です。SNSなどでシェアして頂けるととても喜びます。