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≪vol.114≫効果なし!「言わなきゃわからない」の話

「そんなの言わなきゃわからないよ!」

ということはよくある話だと思います。
ひとそれぞれ価値観が違うので、何も言われないと相手の価値観をわかりようもありません。

よく「そんなの言わなくてもわかるだろ!」ということが起こります。
特に目上の人から目下の人に思うことかと思います。
それで「最近の若い奴は・・・」となってしまう。

でも、若い奴からしたら、
そんなの言われなきゃわからないよ!
ということになります。

僕は外国人と仕事をしたり、生活をすることが多いので、
自分では想像もしていないことがよく起こります。

「上下関係」
「時間管理の違い」
「食事や会話のマナー」
「働き方、仕事の約束/契約」
・・・など
自分が育ってきて、受けてきた教育とは違うことなど、毎日のようにあるわけです。

もちろん上述したように、最初の方は
「なんで、そんなこともわからないんだろう」とイライラすることもあったのですが、そりゃ知らないんだから仕方がない。と思うようにもなってきます。

また、ここからが難しいのですが、
「知らせたから、知らせたルールを守ってくれるかどうか」は別問題です。
理解できないルールはそう簡単には守ってくれたりはしません。
それは日本人でも同様ではないかと思います。

ココから本題

ここから本題なのですが、
知らないのなら、「言わなきゃわからない!」となるわけですが、
多くの場合は、

「怒る/叱る/躾ける」

というような態度で知らせようとします。
それは「なんでそんなことも知らないんだよ!そんなのも教えてもらってないのかよ!」って心の中で思っているからです。

この方法、
「全然、効果ない」です。

僕もそういう失敗はしてきたことがあるのですが、
「怒る」と「教える」は全然違います。
でも怒っている方は「怒ってるんじゃなくて、教えてるんだ!」という風に思ってしまいがちです。

そうなると、相手はどうなるか。
「怒られるから、やめよう(変えよう)」となります。

変化の理由は「怒られるから」になってしまいます。
そうなると、
「なぜ、ダメだったのか?」がわからないままなので、
ちょっとした応用編になるだけで、全く出来ないとまたなってしまいます。

そして、また・・・
「なんで、そんなこともわからないんだよ!この間、言っただろう!ちょっと考えればわかるだろ!」
というループになってしまいます。。。
よくある話です。

僕はたまたま穏やかなタイプなので、あまり声を荒げることもないのですが、結局、
「必要なことを、必要な人に、必要なテンションで、必要だけ伝える」
という「アンガーマネジメント」が必要なんだなと思います。

僕もまだまだ頑張ります。

本日も最後までありがとうございました!

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