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先生の話が眠たくなる理由の一つかも?


授業中って眠くなりますよね。


寝不足と
部活の疲れと
授業への無関心さと
二日酔い、、(ソレハダメ)

理由はいろいろあると思います。

すごく勉強出来る子が授業中ウトウトしてるのを見ると、少しホッコリした思い出もあったり、、

勉強が好きな子でも寝ちゃうんだなぁ〜と。

でもそれって、先にあげた理由の他に
"話の構成"
が原因で眠くなってしまう人もいると思うんです。


みんなが聞き入るような面白い話、
そしてそれを上手に話す人は、

フリがきいていて、
しっかりオチているのです。

この"フリ"が、視聴者の想像に委任されると
"伏線"となり、"オチ"で"回収"されるわけです。

映画や物語は勿論、最近は楽曲の歌詞や漫才でもこの伏線回収が用いられています。

笑える話だけではなく、悲しい話やBAD ENDの物語でも、このフリや伏線と、オチや回収は使われています。



先生の話に戻ります!


みなさんはこれまでに様々な"授業"に参加し、
"先生"の話を聞いてこられたと思いますが、

綺麗にフッて、しっかりオトした授業ばかりをしていた先生がいましたか?

(もしかしたら世界のどこかにいるかもしれませんが)

そう、先生、特に学校の先生の話にはフリとオチがないのです。

なんなら、
"オトすためのフリ"、
つまり"答えを導くための方法"
を教えるのが授業なので、オチを知っている状態からフリを聞く事になります。

答えを先に言うとかそういうことではありません。

今日何について学ぶか?ということは既知であり、答えが書いていなくとも、"問題“という形で具体化されてしまっている為、どこに辿り着くかはある程度想像できてしまいます。

授業や勉強はそれでいいのです。
むしろ、その方が生徒にはわかりやすいのです。

ただ、"イチお話し"としては!
とんでもなくつまらない構成の話を聞かされているのです!

『じゃぁ、フリや伏線が授業にもあればいいじゃぁぁん』
というアナタ?

▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽


◼︎1時間目

それでは、今日の跳び箱の発表会最後の1人は、このクラスでいっっちばん上手なA君です!


タタタタタタタッ シュバッ  ッッッ     タン!!!!!

さすがA君!じゃぁもう一回やって!

↑↑これを何回もやらせて、数回目、、、


タタタタタタタッ シュバッ  ッッッ     グギッッッッ....


A君大丈夫!?!?! 保健室に行きましょっ



◼︎ 2時間目


今日の国語は、ことわざの勉強です。
じゃ、教科書、、36ページ開いてぇ。



はい、今日最初に学習することわざは、
『猿も木から落ちる』
です。


これは、木登りが上手なお猿さんでも、木から落ちる事もある。つまり、上手な事でも失敗をする時がある!という事を表現しています^_^
だって、みんな1時間目見たでしょ?A君の。

まさにアレです!!^_^

▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽


ゴラァァァァァァァ!!
ですよね?


と、全ての授業にフリを入れるわけにはいかないし、とてもわかりにくいですよね。


すみません、途中から楽しくなって
自分で話の出端を挫いてしまいました。

A君みたいに。


しっかり本題に戻ってまとめます。


学校の先生の話は、効率的に、どの生徒にもわかりやすく伝える為に、様々な事が具体化され、明示されている。その為、話の内容に期待度や新鮮味がなく、生徒が能動的に耳を傾けない限り、興味の沸きにくい話の構造になってしまっている。

という事です。

これは、学校の先生や講義を否定するものではなく、むしろその形式が間違いないです。

ただ、勉強に対して前向きな生徒以外の生徒に対しては、聞き耳を立てる入り口になるような話の構造ではない可能性も考えられる。

という、私の感覚的な主観です。


でも、私の学生時代を振り返ると、
話が面白い先生もいた気がします。

不本意なのはその当時にこれだけ分析する能力と経験値が備わっていなかった事。


もしかしたら!

先生の話が眠たくなる理由の一つかも?

でした。

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