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メゾン・ド・フルール

抽象画を描きました。なんとなくポップであったかい画面が作りたかったみたいです。

■ 今日の1枚

メゾン・ド・フルール 2022.8.25

制作時間は5分。もう少し深掘りしたかったような、そうでもないような。

画面の印象を決める大きな要素を配置した後に、うっすら一部分だけ色が濃くなるようオーバーレイをかけたりすることで重心感を強めたり、逆に抜いたりという手法を使うようになってきました。

今回は下3分の2くらいの色味を強めていて、要素同士が重なった部分が強調されています。左上でも要素が重なっていますが、こちらは彩度が低いままなのであまり目を惹かないようになっています。

こうやってコントロール外の要素を取捨選択するときのバリエーションが少しずつ増えてきたのは好ましいことです。感覚として覚えておくのが難しいので一日一枚は描いていきたいなあと思いました。

最後に写真アプリのフィルターで少しだけ全体の彩度を上げています。

■ CDジャケットにしてみた

Fleur

こうやって切るとフルーツタルトの中身みたい。おいしそう。

sweetでkawaiiミュージックのアルバムになるのかな。サイン波とヴィオラのピチカートとか使いたいです。ヴァイオリンのピチカートよりヴィオラのピチカートの方が何故か好きなんですよね。ヴィオラの音が自分の声に似ていて落ち着くからかも。

■ 文庫本の表紙にしてみた

『メゾン・ド・フルール』

「メゾン・ド・フルール」はフランス語で「花の館」という意味です。メゾン・ド・〇〇というのは日本の集合住宅の名前にもよく使われる型です。

パティシエものでもいいけど、ここは集合住宅orシェアハウスものにしたいです。住人全員がセクシャルマイノリティで、お互いにそのことを詮索せずに過ごしているお話(私はそれが健全なプライバシーの在り方だと思っています)。

住人それぞれの視点から描いた全5編の短編集。お互いに交流もするけれど、誰がどんなセクシュアリティで生きているのかは本人視点の章を読んでみないとわからない。

外から見えるその人と、本人の心の内にどれだけ齟齬があるのかを描けたらよさそう。

でも基本的に、誰もが自分を失わずに伸び伸び生きている話にできたらいいな。大家さんが住みよい空間を作ってくれていたりして。最後に大家さんの章があってもいいな。各登場人物のその後に触れてある。

やっぱり書くなら「回復」の物語にしたい。誰かが何かに救われる話。

■ おわりに

今日は低気圧もあってなんとかカフェインを入れて人の形を保っていたって感じの一日だったのですが(カフェインが切れると手が震えた)、この絵を描けたことでなんとなく落ち着きました。見ていてちょっとハッピーな感じがする。視覚って偉大ですね。

昨日ふと思い立って認知特性の軽いテストを受けてみたのですが、「イメージ聴覚タイプ」と言って、聴覚優位という結果が出ました。音楽家や通訳に向いているそう。

確かに自分は耳からかなりの情報を得ていて、人の声色や鳴っている音にかなりメンタルを左右されるなと思いました。音が鳴っていると疲れるので無音が好きです。

それか自然の中にいるときの音。風とか木々の音とか波の音とか落ち着くのでとても好き。秋の花粉が飛び始める前に大きな木にハグしにいきたい。

ここまで読んでくださりありがとうございました。
ではまた次回!

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